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「生きるに値しない命」とは誰のことか

新版

「生きるに値しない命」とは誰のことか

ナチス安楽死思想の原典からの考察

森下直貴/佐野誠 編著

 相模原の障碍者施設殺傷事件、安楽死論争、パンデミック・トリアージ――近年、様々な場面で「生きるに値しない命」という言葉を耳にするようになった。しかし、「役に立つ/立たない」ということだけで、命を選別してよいのだろうか。 一〇〇年前のドイツで出版され、ナチスT4作戦の理論的根拠になったといわれる刑法学者カール・ビンディングと精神医学者アルフレート・ホッヘによる『「生きるに値しない命」を終わらせる行為の解禁』の全訳に解説と批判的考察を加え、超高齢社会の「生」と「死」を考える。

書誌データ

  • 配信開始日2020/9/11
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格1760円(10%税込)
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