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「誉れの子」と戦争

「誉れの子」と戦争愛国プロパガンダと子どもたち

斉藤利彦 著

「誉れの子」「靖国の遺児」と呼ばれた戦没日本兵の子どもたち。戦時下にあって、毎年五千人を超える彼らが、全国各地から靖国神社に参集したという「社頭の対面」。この一大行事を通して、国家は何を意図し、どのような効果を及ぼそうとしたのか。肉親の死を、国家への絶対的忠誠へと転化し、さらに戦意昂揚の一翼を担わされていくという、子どもたちが負った過酷な戦争の一断面を、豊富な一次資料と証言を通して明らかにする。

書誌データ

  • 配信開始日2019/8/30
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格1870円(10%税込)