太平洋戦争(下)
児島襄 著
米軍の反攻が本格化し、日本軍の退勢が明らかになりはじめた昭和十八年以降・・日本軍将兵の勇戦敢闘に、米兵はタラワの恐怖に身震いし、硫黄島の砂を鮮血で染め、カミカゼの機影におびえていた。その能力と気力に優劣なき両軍の戦士が相対峙したとき、将軍は何を策し、指導者は何を企図していたのか。すべての戦闘戦略について双方の資料を照合して描く本書は、新鮮なイメージで戦争をとらえる。毎日出版文化賞受賞。
書誌データ
- 配信開始日2013/7/15
- 判型中公eブックス
- 希望小売価格1012円(10%税込)