ホーム > 電子書籍 > ラバウル烈風空戦録14
川又千秋 著
独裁者ヒットラーの「事故死」以後、欧州では各国の思惑が複雑に絡み合い、それは太平洋での戦いをますます熾烈なものとしていく──一九四四年六月、トラック根拠地は米軍の大機動部隊の空襲により甚大な被害を蒙った。精鋭「天狗部隊」の一員として追撃した風間健児上飛曹の「烈風」も被弾し、九死に一生を得る。もはや「絶対的な」優位を保つことの出来ない烈風では、ヘルキャット、コルセアの大群の前に劣勢にならざるを得ないのだ。待たれる新鋭機──!? 大好評シリーズ第一四弾。