8月の新刊がまもなく発売となります。今月は3冊です。

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『新装版 思考の技術――エコロジー的発想のすすめ』
著:立花隆

新興感染症の流行と相次ぐ異常気象。生態系への介入が引き起こす「自然の逆襲」が加速化している。自然と折り合いをつけるために我々が学ぶべきものは、生態学(エコロジー)の思考技術だ。自然の「知」は仕事上の武器にもなる。「知の巨人」立花隆の思考法の根幹をなすデビュー作、50年目復刊! 「知の怪物」佐藤優氏による解説「エコロジー的思考で捉える人間社会の現実」を収録。

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『東京レトロ写真帖』
著:秋山武雄 編著:読売新聞都内版編集室

15歳でカメラを手にしてから約70年。浅草橋の洋食屋「一新亭」を営むかたわら、趣味で撮りためた風景写真は、東京の貴重な記録となった。下町の風物詩や、よく知られた街の昔の姿、今は見ることがなくなった懐かしい街の風景......。読売新聞都民版の人気連載「秋山武雄の懐かし写真館」から72編を選んだ、中公新書ラクレ『東京懐かし写真館』の続編。

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『世紀の落球――「戦犯」と呼ばれた男たちのその後 』
著:澤宮優

北京五輪の野球日本代表となったG.G.佐藤。今も語り継がれる高校野球星稜・箕島戦の星稜一塁手加藤直樹。最終戦で敗れ、巨人のV9を阻止できなかった阪神の池田純一中堅手。彼らは、大事な試合で大きなミスを犯したとして、ファンやマスコミから非難を浴び、人生が暗転した。理不尽なバッシングとどう戦い、そして立ち直ったのか。「落球」の烙印を背負った男たちの「その後」を辿るスポーツノンフィクション。

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以上となります。どうぞ書店さんにて手に取ってごらんください。

ラクレ編集担当 吉岡宏