5月! 本日はGW明けとなりますが、この大型連休、公に休んだ日数としては40代の私が社会人になって最長だったように思います。それだけに、人生をいろいろと見直すよい機会となりました。と、実は8月のお盆前後にも9連休が待っているという話題がさっそく。こうなると、人生を見直すどころか、仕事へのモチベーションを維持するほうが大変のような......。それでは新刊のご紹介です。
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『ハラスメントの境界線――セクハラ・パワハラに戸惑う男たち』著:白河桃子さん
「セクハラが悪いことって知っているし、自分はそんな悪いことをしていない」。セクハラ・パワハラに対して各個人、特に男女による認識の違いは、明らか。世代の違いによるムラもありますが、女性が見たら絶対にセクハラだと思うようなことが、男性には全く気付かれていないことも多々。でも「いつセクハラで訴えられるか分からないから、コミュニケーションは極力避けよう」では、企業として正常な生産をあげることなどできません。女性の社会進出が促進されるこれからの時代、「コワイから話さない」では済まされないのです。 そして「何がイエローカードなのか」を知ることが、会社の中で自分の居場所を作ることにも繋がります。アウトになってしまう前に、身辺を見直してみませんか?
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『番記者が見た新天皇の素顔』著:井上茂男さん
皇太子番としてお妃選びの取材に深く携わり、その後も長年皇室担当記者として、新天皇を間近で見てきた著者は言う。「ご成婚までの長い道のりや、お世継ぎ問題、雅子さまの流産に適応障害、愛子さまの不登校――と、陛下はいつも家庭に課題を抱え、時に軋みも生じさせながらも、雅子さまと話し合いながら乗り越えてきた。国民の悩みや苦しみを自らのことと受け止め、心を寄せることは、天皇にとって大きな強みに違いない」。
発言と資料で、新天皇の本当の姿に迫った一冊。
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『独学のススメ――頑張らない! 「定年後」の学び方10か条 』著:若宮正子さん
「趣味がない」なんてしょんぼりしなくて大丈夫。「やりたいこと」の見つけ方、お教えします。何歳からでも〝成長〟できます。定年後はますます楽しくなります――。
定年後に「独学」でプログラミングを学び、世界最高齢のアプリ開発者として一躍有名人に。英語のスピーチはグーグル翻訳で乗り切り、旅先で知り合った牧師さんの家を訪ねてみたり。
自由気ままな84歳。毎日を楽しく生きるコツは、頑張りすぎない「独学」にありました。
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以上のラインナップでまもなく書店さんに並びます。今月の新刊もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ラクレ編集部 吉岡宏