2月! 乾燥した日が続いていたこともあってか、弊社内ではインフルエンザが猛威をふるっており、また一人、また一人と感染が広がっておりました。そして先日、いよいよ私の席のすぐ近くの方も感染し、これはいよいよか、と思った矢先に幸運の雨(時々雪)が! これで少しおさまればいいな、などと感じておりますが、果たして... それでは今月の新刊のご紹介です!

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『戦国武将に学ぶ究極のマネジメント』著:二木謙一さん

日本中世史研究40年、学校経営15年と、研究・経営の両面に携わってきた著者。校長・理事長の任にあった豊島岡女子学園では、戦国武将の領国経営や生き方を拠り所に、学校運営にあたり、女子御三家(桜蔭・雙葉・女子学園)と肩を並べる難関大合格実績(最多の年で東大41名)を挙げている。
戦国時代は、つねに戦争と死という極限状況にあったという点で、史上最も過酷な時代であった。武将たちは、その判断を誤れば自分だけでなく、家臣とその家族をも破滅に追い込む。それだけに、彼らの活躍や言葉の中に、現代人の困難や挫折を乗り越えるヒントがある。 本書では、著者の専門の中世・戦国武家社会研究やNHK大河ドラマの監修、女子校経営での経験から、人材育成やマネジメントなど、現代の組織において実際に役立つ、戦国武将の知恵・発想・戦術、ひいては人間力を探ろうとするものである 。

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『安彦良和の戦争と平和-ガンダム、マンガ、日本』著:杉田俊介さん

『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、マンガ家として歴史や神話を題材にした傑作を世に問うてきた安彦良和。『宮崎駿論』などで注目される気鋭の批評家が20時間にわたって聞き取った、「ガンダム」の神髄とマンガに込められたメッセージとは? 2019年は『機動戦士ガンダム』テレビ放送開始から40周年。「ガンダム」と戦争・歴史マンガの多彩で豊饒な作品世界、日本の歴史、あの戦争、いまの社会――。40年を超える、過去から未来への白熱討論!

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『日本人が勘違いしているカタカナ英語120』著:キャサリン・クラフトさん、里中哲彦さん (翻訳)

近年「ラインする」「スルーする」「パワースポット」などの新しいカタカナ語がぞくぞく登場しています。しかしなかには、かなり的はずれの指摘や、度をすぎた表現もあるなど、日本には「つうじないカタカナ語」があちらこちらに氾濫しています。本書のねらいは、①日常よく使われているカタカナ語を取り上げ、②それを場面に即した英語に言い換え、③その意図したところが確実にネイティブ・スピーカーに伝わるようにすること。 つうじないカタカナ語を「ほんとうの英語」にみごと変身させてみせましょう!

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 以上のラインナップでまもなく書店さんに並びます。それでは今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ラクレ編集部 吉岡宏