特に朝晩の涼しさを感じ始めた今日この頃。まわりを見渡せば、体調を崩した方もちらほら出ているようですが、みなさまは大丈夫ですか? 
それでは9月新刊をご紹介させていただきます!

『教育とは何?--日本のエリートはニセモノか』 尾木直樹、茂木健一郎

教育評論家の尾木直樹氏と脳科学者の茂木健一郎氏が日本の教育の問題点を徹底討論する一冊。
本書は 文科省を中心にした教育行政の現状を分析。
その構造的なデメリットをあぶり出し、再検討した上で次世代の教育改革を紹介する。
教育現場では、教師の質の低下の危機感から個性を認めない教育の問題点を議論していく。
日本の教育はこのままで大丈夫か? 国際力ある人材を作るための秘策とは? 
偏差値教育、受験戦争が子どもの個性を奪う!

『統計は暴走する』 佐々木彈

「統計」とは、あくまで誰かが編集して分析したものであり、その裏には必ず「意図」が存在することを私たちは忘れがちだ。
一方でAIの存在意義が高まるこれから、統計を正しく使い、読み解く力が必須となり、「統計学が世界の共通言語になる」と東京大学社会科学研究所・佐々木教授は主張する。
未婚者は10年短命? 二酸化炭素は温暖化とは関係ない? タバコをいくら吸ってもガンにならない? データがヘイトスピーチを加速する?
例題とヒントで隠された「意図」をあなたは見抜けるか!

まもなく書店さんに並ぶ頃かとおもいますので、是非お手にとってご覧ください。

中央公論新社 吉岡宏