4月! 昨日まで微妙な咲き具合だった桜ですが、晴天の今日、おそらく満開になるのではないでしょうか。
そんな中で4月新刊見本があがってまいりました。今月は2冊!
『ゴルフが消える日 - 至高のスポーツは「贅沢」「接待」から脱却できるか』著:赤坂厚
ゴルフ人口の減少が止まらない。
少子高齢化やライフスタイルの変化により、日本において、この20年でゴルファー数は40%以上減少(総務省「生活基本調査」より)、92年に約2兆円あったゴルフ場やゴルフ用品などの市場規模も13年には9000億円まで半減した。
ナイキなどの人気メーカー撤退、男子プロゴルフ試合数・ギャラリー数減少、外資によるゴルフ場買収、さらにはオリンピック会場問題が報じられるなど、その見通しも暗い。
そこで「このままでは日本のゴルフが消えかねない」と警鐘を鳴らすスポーツライター赤坂氏が「東洋経済オンライン」での連載をもとに、現状のレポートと提言をまとめて緊急出版。
日本にゴルフ場ができて1世紀。ゴルフがオリンピックの正式種目となった今が、復権のラストチャンスだ!
『カラー版 東京いい道、しぶい道』著:泉麻人
散歩をしていると、大通りから古い道が枝分かれするようなポイントに出くわすことがある。
道幅はちょっと狭くて、ひなびた商店が奥の方に何軒か見える。散歩愛好家というのは気まぐれに、だいたい裏道、くねくね道に足を踏み入れてしまうものだ。
ここで名づけた「いい道、しぶい道」とはそんな道。街歩きブームの先駆者が、時代の変化を独自のアンテナで捉えながら、東京に散在する、歩きがいのある道を地図と写真をまじえながらガイドする。
以上、春に相応しい内容で、今週末くらいから書店さん店頭に並びます。ぜひお手にとってご覧下さい。
中央公論新社 吉岡宏