いよいよ春到来の3月! 生まれつき花粉症のわたしはこの時期、マスクとメガネ無しで外を歩けないくらいに辛いです。いっそのこと宇宙飛行士のヘルメットがあればかぶりたいくらい! ということで、早速新刊のご紹介。
『新・地政学 - 「第三次世界大戦」を読み解く』 著:山内 昌之、佐藤 優
テロ、IS、難民、米露、イラン、日中韓関係......混迷をきわめる世界情勢。
「歴史学の泰斗」と「インテリジェンスの第一人者」が潮流を読み解くための「羅針盤」を示す。
豊かな世界史の教養と、外交現場を知り尽くしたリアリティにもとづき、見出される日本の針路と、
真のリーダー像とは。歴史分析、宗教、地政学。これが、世界を見るカギだ!
『コンビニ難民 - 小売店から「ライフライン」へ』 著:竹本遼太
小売業から物流、金融、そして公的手続きや災害支援など、社会インフラとしての役割を担い始めたコンビニ。
雇用の創出や買い物難民の一助になるなど、日本が持続的発展を遂げるため、かかる期待も大きい。
しかしコンビニ徒歩圏に居住する高齢者の割合は、わずか39%。
すなわち全高齢者の6割がその利便性を享受できない「コンビニ難民」だった!
同書は各種データなどを駆使し、コンビニ難民の実態を浮かび上がらせ、課題を探る。
日本中に張り巡らされた店舗網、それはもはや「ライフライン」だ!
以上3月10日ころの発売。書店さん店頭などでお手にとってご覧ください。
中央公論新社特別編集部 吉岡宏