7月の新刊が発売となりました。今月は3冊です。

――――――――

『ゴールドマン・サックス流 女性社員の育て方、教えます-励まし方、評価方法、伝え方 10ケ条』
著:キャシー松井

「どうも女性社員は使いにくい」と思っているニッポンの皆様。女性社員の活用には、ちょっとしたコツがあるのです。本書は、「優秀な女性を育て、会社に愛着を持ってもらい、かつパフォーマンスを上げてもらうために何をすればいいのか」と人知れず悩む日本全国の管理職や人事担当者のために書きました。女性社員の支援をめぐりゴールドマン・サックスが行ってきた取り組みを紹介します。御社の組織力向上の一助になれば幸いです。

――――――――

『歯医者さんのかかり方』
著:渡辺勝敏

子供の虫歯は減っているが、成人の虫歯は増えている。そして成人の7~8割が歯周病だとされる。「80歳で20本」の達成者は半数を超えているが、80%を超えている先進国もあるので寂しい数字である。学校や職場では歯科検診が行われ、比較的安価に歯科を受診できる環境があるのに、どうも日本人は歯の取り扱い方法を間違えてきたらしい。歯磨きをしているのに、きちんと磨けていない人は多い。だから虫歯を繰り返し、歯周病はひそかに進んでいく。虫歯が進んで神経を抜く治療を受けると、6割が失敗して再発しているのが現実だ。保険の価格設定が安く、治療で手抜きをする傾向がある。定期検診、虫歯の修復、神経を取る、歯周組織を回復する、矯正、インプラント......その実態を知った上でしっかりと歯科医を選んで受診したい。記者が自ら取材し、自ら体験し、お伝えする新常識。

――――――――

『公安調査庁――情報コミュニティーの新たな地殻変動』
著:手嶋龍一、佐藤優

深い霧に覆われた情報組織、これが公安調査庁だ。一般の目が届かない深層で情報活動を繰り広げ、決して表舞台に出ようとしない組織。逮捕権を持たないため、人の心の襞に分け入るヒューミント(対人諜報)に存在意義を見出している。公安警察や外務省と情報コミュニティーの主導権を競う公安調査庁。インテリジェンスの巨匠ふたりは、その素顔に切り込み、過去の重大事件の裏側を初めて論じてみせた。いま公安調査庁から目が離せない!

――――――――

以上となります。どうぞ書店さんにて手に取ってごらんください。

ラクレ編集担当 吉岡宏