新刊見本が届きました。今月は2冊です。

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『増補版 教養としてのプログラミング講座』著:清水亮さん

もの言わぬ機械とコミュニケーションをとる手段、「プログラミング」。その歴史から簡単な作成、生活に役立つテクニックなどを網羅し、たった一冊でプログラマーの思考法を手に入れることを可能としたのが『教養としてのプログラミング講座』だ。「もはやそれは誰もがかなぶべき教養」というメッセージを掲げたロングセラーをこのたび増補。小中学校で必修となる今年、刊行する。ジョブズにゲイツ、現代の成功者はどんな世界を見ている?

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『「第三者委員会」の欺瞞――報告書が示す不祥事の呆れた後始末』著:八田進二さん

厚労省の毎月勤労統計、東京医大の入試差別、日大アメフト部の反則、朝日新聞の捏造、東芝の不適切会計......。
不祥事を起こした企業や団体が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する‶禊のツール〟になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる‶隠れ蓑〟になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった――と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。「第三者委員会格付け委員会」委員として組織を監視してきた会計のプロフェッショナルが、第三者委員会を徹底分析する。

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以上となります。今月の新刊もどうぞよろしくお願いいたします。

ラクレ編集担当 吉岡宏