7月! 振り返れば6月の記憶がほとんどありません。そもそもですが、5月の大型連休の余韻とこれからくる夏への期待の間で、存在感が薄いんじゃないか、などと感じていたりします。でも、それにしてもほんとに何も覚えていないんですよね。これはまずい......。それでは新刊のご紹介です。

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『ドキュメント―「令和」制定』著:日本テレビ政治部さん

平成の天皇が生前退位することが決まって以来、新元号制定はさまざまな動きのなかで進んできた。本書はそのプロセスを、日本テレビ政治部の取材力をもとに、時代のドキュメントとして示すものである。官邸、宮内庁、政治家、研究者、そして保守派の動きなどを縦横に描き、取材エピソードをふんだんに交えながら、新元号決定までの道筋を明らかにする。時々刻々のドキュメントと、 深層の事情を一冊に!

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『名門高校はここが違う』著:永井隆さん

優秀なリーダーたちを輩出する名門高校は、いったいどんなところ? 全国19校とその卒業生への取材を通し、データやランキングからは見えない"校風"をあぶり出す。

【本書で紹介する「名門高校」】開成高校/日比谷高校/麻布高校/北野高校/灘高校/札幌南高校/盛岡第一高校/仙台第二高校/秋田高校/新潟高校/武蔵高校/県立千葉高校/旭丘高校/洛星高校/修道高校/松山東高校/修猷館高校/佐賀西高校/ラ・サール高校

【座談会】「名門高校」が輝き続ける理由 - 伝統と革新が優秀な生徒を育む/柳沢幸雄(開成中学校・高等学校校長) /杉山賢純(愛知県立旭丘高等学校校長) /石原賢一(駿台教育研究所 部長)

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以上のラインナップでまもなく書店さんに並びます。今月の新刊もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ラクレ編集部 吉岡宏