3月! 弊社では今月が年度末となるのですが、年度内に刊行する本にまつわる作業が大詰めを迎えたり、雑務が増えたりすることもあり、西に東に駆け回っております。出版社の社員としては、むしろ今月こそ本当の"師走"なのかもしれません......。それでは新刊のご紹介です!

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『日中の失敗の本質-新時代の中国との付き合い方』著:宮本雄二さん

米中貿易戦争、世界の覇権はどこに向かうのか? 習近平がうたい上げた「中国の夢」「一帯一路」をどう読むか? トランプの登場は「アメリカの時代」の終わりの始まりなのか? 2050年、「中国の時代」は本当に来るのか?
 米中が衝突のコースを歩み始めた中、不確定で不愉快な外交リスクが浮上。21世紀に入り、日中はともに相手国の把握に「失敗」してきた。私たちは中国が直面する危ういジレンマを認識した上で、今こそ新時代にふさわしい付き合い方を構想すべきである!

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『入門! 自宅で大往生-あなたもなれる 「家逝き」達人・看取り名人』著:中村伸一さん

人の最期は、延命か否かの簡単な二元論ではない。食べられなくなったとき、息ができなくなりそうなとき、心臓が止まりそうなときはどうすればいいのか。同居家族がいない場合は。かかりつけ医との付き合い方は......。「家逝き」を望む本人と看取る側は何に備えればいいのか。「村」唯一の医師として在宅医療、介護、看取りを支援してきた経験から四つの「家逝き」の極意を伝授する。国が推進する在宅時代の現実的な「解」を提示する。

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『観光亡国論』著:アレックス・カーさん、清野由美さん

右肩上がりで増加する訪日外国人観光客。京都、富士山をはじめとする観光地へキャパシティを越えた観光客が殺到し、交通や景観、住環境などでトラブルが続発する状況を前に、東洋文化研究家アレックス・カー氏は「かつての工業公害と同じだ」と警鐘を鳴らす。本書はその危機感を起点に世界の事例を盛り込み、ジャーナリスト・清野由美氏とともに建設的な解決策を検討する一冊。真の観光立国を果たすべく、目の前の「観光公害」を克服せよ!

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『続・孤独のすすめ-人生後半戦のための新たな哲学』著:五木寛之さん

「人は本来孤独を恐れるべきものだろうか。あるいは、孤独はただ避けるほうがいいのか。私は孤独の中にも、何か見いだすべきものがあるのではないかと思うのです。(中略)孤独の持っている可能性というものをいま、私たちは冷静に見つめ直すときにさしかかっているようにも感じるのです。」(本文より)

 30万部のベストセラー『孤独のすすめ』、待望の続編! 世に流布する「孤独論」を退け、真の「孤独論」がここに完成。

 孤独に怯えることはない
 豊かさを愉しめばいい

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 以上のラインナップでまもなく書店さんに並びます。今月の新刊もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ラクレ編集部 吉岡宏