10月! このところ台風が毎週のようにやってきていて、週末の予定がなかなか定まりません。しかし台風はもちろん、豪雨に地震など、災害がこれほど続いた年は記憶に無いような。10月に入ってもまた台風がやってくるそうですので、みなさま、どうぞ気をつけて毎日をお過ごしくださいませ。
 ということで、今月の新刊3冊をご紹介です。
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『ビンボーでも楽しい定年後 』 著:森永卓郎

 「現役時代が車の運転だとすると、定年後は飛行機の操縦。上がるも下がるも腕次第」と本書は説きます。年金の範囲内で生活できる技術や態勢を整えてしまえば、現役時代よりもずっと気楽で、好きなことができるのが定年後。では、現役時代の「生き方」からどうチェンジしていけばいいのか──。
見た目も若々しい人から一気に老け込んでしまう人まで「定年後格差」が広がるなか、本書は、年金の範囲内で生活できる技術や態勢を具体的に説くとともに、生きがいづくりのヒントをたくさん盛り込みました。
全81本のまさに知恵の宝庫。本書は定年後を楽しむためのノウハウを満載にした一冊!

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『老いと孤独の作法』 著:山折哲雄

 日本を代表する宗教学者である著者が、日本人の伝統的な死生観をさぐり、老い方の作法を考える。人生の後半期を、私たちはどう生きるべきなのか? 模索している人たちへのヒントが満載。

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『人生の十か条』 著:辻仁成

 作家で、ミュージシャンで、一人の父、辻仁成さん。パリでの生活や息子さんとの日々、多様な活動を前に生じた想いを、約20万人のフォロワーを持つツイッターや、自らが主宰するWEBサイトを通じて発信しています。今回の新書は、その辻さんがツイッターで配信して反響を呼んでいる「十か条」をベースとしたもの。悩んだときや壁にぶつかったとき、あなたはどう考え、そしてどう行動するべきか? 不運、トラブル、人間関係――。どんなに辛いときも、この「十か条」があれば乗り越えられる!

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 以上のラインナップでまもなく書店さんに並びます。どうぞお手にとってご覧ください。

 中央公論新社 吉岡宏