12月の新刊見本が届きました。今月は2冊+遅れて1冊。

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『ストーカー --「普通の人」がなぜ豹変するのか』 著:小早川明子

桶川ストーカー事件、三鷹女子高生殺害とリベンジポルノ事件、小金井ライブハウスでの女子大生刺傷事件......。

ストーカーによる凶悪な犯罪がたびたび起きる一方、16年の警察への相談件数は2万件を超えるなど、報道されない規模の被害が急増。別れ話のもつれ、という古典的なものだけでなく、SNSを通じた「連絡先を知っているだけ」「一度も会ったことがない」といった相手にストーキングされるという例も増えている。

ストーカーになる人とならない人の境界はどこに? 「この人、ストーカーかも」と思ったらどうすれば?  重症のストーカーは一生治らない?  ストーカー問題の第一人者であり、トラブルに積極的に介入し、500人以上の加害者と対峙してきたカウンセラーの答えとは――。

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『新・世界の日本人ジョーク集 』 著:早坂隆

シリーズ累計100万部! あの『世界の日本人ジョーク集』が帰ってきた!

AI、観光立国、安倍マリオ......。日本をめぐる話題は事欠かない。やっぱりマジメ、やっぱり英語が下手で曖昧。それでもこんなに魅力的な「個性派」は他にない! 

不思議な国、日本。面白き人々、日本人。異質だけれどスゴい国。世界の人々の目を通して見れば、この国の底力を再発見できるはず。 われわれは世界中でこんなにイジられている!

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『独裁の宴 - 世界の歪みを読み解く』 著:手嶋龍一、佐藤優

トランプと独裁者・金正恩は「言葉の戦争」を繰り広げ、東アジアは危険水域に――。

米朝衝突の危機に加え、帝国主義化する中露の指導者は独裁色を強めつつある。
グローバリゼーションの進展で、経済も政治も各段にスピードが早くなり、国家の意思決定はますます迅速さが求められるようになった。手間もコストもかかる民主主義への市民のいらだちは募るばかりだ。
しかし、だからといって、民主主義は捨てられない。リーダーはどうあるべきなのか......。

トランプ、金正恩、習近平...... 乱世の権力者に告ぐ!

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『独裁の宴』のみ、12月中旬刊行にて進めておりますので、しばらくお待ちください。
ともあれ外は冷たい風が吹く季節。肌寒さを感じたら街角の書店へ飛び込みましょう。世界の全ては、書店に行けばわかる、のです!

中央公論新社 吉岡宏