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ふたつの物語が交錯する世界観と、点在するキーワードを一枚のPOPにおさめています。
谷島屋 サンストリート浜北店 高林千晴さん
ばらばらの要素は、やがてひとつの"驚き"に!
マルサン書店 仲見世店 増田 淳さん
コピー、イラスト、独自の内容紹介が感興をそそる、絵画的な一枚。
未来屋書店 東松本店 田辺みのりさん
ぐるり、描かれた"因果関係"が独創的です。
田村書店 千里中央店 北條 瞳さん
「『こういうお話です』というよりも『どういうお話だろう?』と思っていただけるように」と作られたPOPは、印象的な一節でアピール。
ブックエキスプレス 仙台北口店 村上美幸さん
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"の"の字は、形を生かして猿の姿に。天井からタイトルごと吊り下げる、という発想に脱帽!
戸田書店 江尻台店 鍋倉 仁さん
金のモールの緊箍児と如意棒だけで、謎に包まれた孫悟空の存在が伝わります。
いまじん 碧南店 松尾茉友さん
男前! 孫悟空の眼力と色遣いが購買意欲をそそる!?
住吉書房 宮崎台店 小林圭介さん
丁寧にペン入れされたイラストが神秘的。近くで見るとすごい!
谷島屋 新流通店 本田晶子さん
中には、こんなはつらつとした孫悟空も。和みます。
よむよむ 綾瀬上土棚店 田中さん
このほかにも、多数のコメント、POPなどが寄せられました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。まことにありがとうございました。
「物語は、時々、人を救うんだから」このフレーズは、単行本を読んだときに最も心に残ったフレーズでした。文庫化にあたって読み直したときにも、このフレーズで一度立ち止まりました。そのとき心に浮かんでいたのは、東日本大震災のあと店舗を再開した日の、手に何冊も本を持った、たくさんの人の姿でした。「お話」や「物語」が、紆余曲折を経て、誰かを救う、そんなことがほんとうに起こるときがあるんじゃないかな、と思いながら読みました。
ブックエキスプレス仙台北口店 村上美幸さん
伊坂さんの独特な世界観の強く出ている作品だったのでどんな風に改稿されたのか楽しみに読んだのですが、その期待を上回る面白さでした。全体的に理解しやすくなったのと、テンポがよく物語に引き込まれやすくなったと感じました。伊坂さんの作品は何度読んでも楽しめて、そのたびに色々と考えさせてくれるので、この作品は単行本版と文庫版を読み比べて欲しいです。
オリオン書房アレア店 澤村綾乃さん
単行本刊行時のレビューを読み、手を伸ばすのをためらっている文庫派読者の方、ご安心ください! 一読「あれっ、こんなにわかりやすい話だったの?」と驚くはず。この物語の核となる"救済"というモチーフは、今の時代にこそ必要です。改稿により、より多くの読者に届くことを心から望みます。
東山堂 店売部 店売課 横矢浩司さん
エクソシストにひきこもり、20分で300億円の損失に孫悟空ってなんのこっちゃいなと奇抜さにどきどきしてしまうあたりが伊坂さん!「私の話」と「猿の話」、全く違う口調と雰囲気で描かれる2つのストーリー。そのリンクの仕方とか、ひとつに融けあった後の展開が精巧精緻なドミノ倒しのようでほれぼれします。
三省堂書店ルクア大阪店 中澤めぐみさん
「私の話」と「猿の話」――異なる雰囲気で描かれるふたつのストーリーがひとつに融けあってからの展開は、精巧精緻なドミノ倒し細工のようで惚れ惚れします!
三省堂書店 京都駅店 中澤めぐみさん
本屋大賞の副賞・図書カードで買った『西遊記』が、こんなに独創的な物語として結実するとは! 展開の予想がつかず、1ページごとにドキドキしました。
これぞ読書の醍醐味です。
東山堂 三ツ割店 横矢浩司さん
「物語を考えることは、救いになるんですよ」――この一節は、人はなぜ物語をつくるのか、人はなぜ物語を読むのか、という謎に対する答えのひとつなのかもしれないと思いました。いやあ、もう面白かった!、の一言です。
ブックエキスプレス 仙台北口店 村上美幸さん
伊坂幸太郎の新境地! スタイリッシュな装丁にも惹かれます。
平安堂 長野店 羽生田亜紀さん