-入社してから一番印象に残っている仕事はなんですか

担当した記事がYahoo!ニュースの主要トピックス(検索画面の下)に掲載されたことです。PV(ページビュー)が跳ね上がるので、多くの人に読んでもらえたのだと数字から実感できます。WEBでは予想外の広がり方をすることがあるので扱える話題の幅が広く、また文字数にもとらわれずに挑戦できます。だからこそ、ネットにある有象無象の記事に流されないため、目を惹くタイトルや、途中で飽きられない文章量、ビジュアル要素の入れ方などを日々試行錯誤しています。
媒体ならではの記事を扱えるのも面白さの一つです。

雑誌『婦人公論』の人気コーナー「読者体験手記」の漫画化。イラストにすることで、また違った面白さが。
若者に人気のボードゲームカフェに、70代のライターさんと取材に伺いました。年齢を超えて楽しめる…!

-中央公論新社とはどんな会社ですか

歴史と伝統を軸に、挑戦を忘れない会社だと思います。
深い教養と思いやり、両方を併せ持つ人が多いからこそ、140年の財産が残されているように感じます。みなさんが持つ知識の範囲もさまざまなので、刺激をもらえる環境です。就活時に出版社を20社ほど受けましたが、その中でも面接の雰囲気が1番優しく、温かいなと感じたのが中央公論新社でした。今でもこの思いは変わりません。

10:00

出社。メールやニュースのチェック。前日のPV数などの振り返り。

10:30

「婦人公論.jp」ではお昼に配信する記事が多いので、公開に向けて作業を進めます。

13:00

取材。ライターさん、カメラマンさんと合流して現場へ。WEBページに掲載されるときのイメージを伝えながら撮影準備をしてもらいます。取材後は、ライターさんと原稿内容の打ち合わせをしたりします。

15:00

帰社。お昼に配信した記事の確認など。ホッと一息したいときは、「和菓子ミックス」がお気に入り。一口サイズのどら焼きや最中、羊羹などサクッと食べられるのが魅力です。

16:00

舞台のゲネプロ(関係者やマスコミ各社が呼ばれる、本番前の通しリハーサル)に出席。カメラを持って行き、出演者舞台挨拶の様子の撮影や、内容の記録を行います。

19:00

帰社。忘れないうちにゲネプロレポート記事の構成を考えます(細かい部分は翌日仕上げて、編集長チェックに回してから記事公開へ)

休日

休日は家で過ごすことが多いですが、時々映画を観に行ったり美術館に行ったりしています。


松涛美術館で行われていた展覧会「空の発見」
ボールペン
学生時代にインターン先でお世話になった社会人の先輩からの就職祝いです。「使い倒してほしい」と言われたので、お守り代わりに日々愛用しています――まったく同じ種類の新品を(笑)。直接いただいたものは世界に1つだけ。何かあったら悔やんでも悔やみきれないので、マナー違反を心の中で謝罪しつつ、同じものを購入しました。本物は貰った時と同じ状態で、大切に保管しています。
4点セット
取材の際に持って行くのが、ノート・レコーダー・イヤホン・腕時計の4点。ゲネプロや新商品のメディア発表会に行った後、ノートでメモを取りつつ、記事を書くときはレコーダーとイヤホンで聞き直します。対面での取材のときは、パッと見て時間が分かる腕時計で。

就職活動中のみなさんへ

就職活動中のみなさんへ

自分の“好き”を表現することは、どの仕事でも活きる力につながると思います。私は自己表現が苦手だったので、就活ではESを書く段階から苦労をしました。もし辛い思いをしたとしても、いつか何かの役に立つはず。自分を信じて進んでみると、新しい気づきに出会えるかもしれません。

所属は2025年1月現在です