雑誌・事業局 婦人公論編集部 岡田 諒太郎 雑誌・事業局 婦人公論編集部 岡田 諒太郎

-就職先として中央公論新社を選んだ決め手は何でしたか

硬派なイメージだったのですが、「螺旋プロジェクト」という自由でおもしろい企画を知って、懐の深さを感じました。「こんなところに入ったらなんでもできちゃうのでは!?」と思って入社し、最初は営業配属だったのですが、やりたいことを口に出すとみなさん本気でサポートしてくださる雰囲気があって、とても楽しく仕事をさせていただきました。

-仕事で失敗したときはどうやって気持ちを切り替えますか

いま失敗しておいてよかったな自分よ!と声をかけてあげます。いろいろなパターンの失敗を経験することで強くなっていく自分をイメージして悦に入るところまでがセットです。20年プレイヤーの先輩方も、未だに思ってもみなかった失敗をすることがあるとおっしゃっていて、そういう個別具体的な仕事ができるのが出版社の魅力だとも思います。え、二度目の同じ失敗ですか? 泣きながら同じ言葉をかけます。

9:00

出社。今日は朝から会社でとある歌手の方の撮影&取材!会議室にお菓子やコーヒーをセッティングし、ライター、カメラマン、取材相手を迎えます。

10:30

撮影&取材。歌手の方がメイクをされている間に撮影のロケハン。モデルもやります!準備ができたら撮影開始。その後会議室で取材を始めます。

12:00

打ち合わせ。取材が終わったらライターさんと記事の構成や文字数、〆切について打ち合わせをします。

13:00

昼食。ダイエット中なので最近はお弁当を持参。10分で平らげて午後の会議に向けて企画書を書きます!

14:30

企画会議。各々が魂の企画をプレゼンし、編集長のGOを目指します。なぜその記事が『婦人公論』に必要なのか、読者はどこを面白がればいいのかが肝。残念ながら今回僕の企画は敗れました…。

16:00

休憩。お昼が短かったので30分ほど休みました!リフレッシュスペースにておよそ仕事とは全然関係のない小説を読んだり仮眠を取ったり。

16:30

デスクワーク。いただいていた原稿を読んで赤字を入れ、ページのレイアウトを考えてデザイナーに発注し、次号の特集の依頼書を作り、取材相手の本を読みます。いろいろな仕事を同時並行で進めねばならないのが雑誌の特徴。マルチタスクマンになるべく日々精進!

19:30

【先輩社員の声】執筆。大変充実した1日だったため、「先輩社員のある1日のスケジュール」として理想的だと思い立ち、この原稿を書いています。もっと緩い日はたくさんあるよ!

20:00

退社。明日やることを書きだしてから帰宅。お酒を飲みながらアニメ『進撃の巨人』最終話を観ました。すごかった…。これで明日も頑張れます!

ブルーライトカット眼鏡、卓上扇風機
デスクワークに必須の2点。諸先輩方に「年とると目がつらくて本が読めなくなる」と何度も脅されるので目を守っています。アツい気持ちで仕事をしているので冬でも扇風機付けっぱなしです!
万年筆
中学生の頃職場体験でお世話になった書店の店長さんに、中公社員として再会してからいただいたもの。著者へのお手紙など「ここぞ!」という時に使っています。

就職活動中のみなさんへ

就職活動中のみなさんへ

あまりにもうまくいかず、アイドルのオーディション番組で落選した子を見て涙を流した夜を今でも思い出します。たくさん本を読んでテレビを見て映画をたしなんですべてに興味を持つことが一番の準備になると思いますが、どうか頭でっかちにならないでください!自分の言葉で感想や意見を持つことの訓練こそが、いずれ役に立つのではないかと思います。面接官の「それってあなただけの感想ですね!」を引き出しましょう。

所属は2024年1月現在です