
『北条早雲 青雲飛翔篇』
富樫倫太郎/著 装画/森美夏
2013年11月25日刊 四六判
定価 本体1500円(税別)
伊勢新九郎(後の北条早雲)は、叔父との養子縁組のため備中荏原郷から都へ向かう。そこで見た極楽と地獄が同居しているような光景に、「都には魔物が棲んでいる」と恐れを抱く。やがて室町幕府の役人となり、ある役目を果たすため向かった駿河では、名将・太田道灌と出会うことに。
「戦を好まぬ」という生ける伝説の姿を知り、新九郎は己の生き方を悟る――。
北条早雲の知られざる前半生がここに!