あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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あんじゅう

初版発行日:2010/7/25
判型:四六判
ページ数:568ページ
定価:本体1800円(税別)
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登場人物紹介

三島屋のひとびと

おちか おちか

このお話の主人公。神田・三島町にある袋物屋、
三島屋で行儀見習いとして働いている。

伊兵衛とお民 伊兵衛とお民

三島屋の主人とお内儀。おちかの叔父と叔母にあたる。

新太 新太

11歳。今年の春の出替わりで奉公にあがってきた新参者の丁稚。

おしま おしま

三島屋の最古参の女中。

八十助 八十助

三島屋の番頭。忠義一途。

灯庵老人 灯庵老人

三島屋出入りの口入屋。
坊主頭の老人で、脂ぎった蝦蟇のような面相。

いたずら三人組 いたずら三人組

〈深考塾〉の習子、金太と捨松と良介。新太の友達。

直太朗 直太朗

〈深考塾〉の新入り。
三島屋の先にある八百屋、八百濃の養子。新太の友達。

黒白の間のお客さま

染松(平太) 染松(平太)

金井屋の丁稚。どうも「困ったこと」があるらしい。

謎の女 謎の女

梅見の帰りにおちかが見かけた〈おこそ頭巾の女〉。
すごい力を持っている?

青野利一郎 青野利一郎

手習所〈深考塾〉の若先生。
剣の腕はかなりのものらしいが......。

行然坊 行然坊

巨漢の偽坊主。いたずら三人組のお守り役。
不思議なものが見えるとか。

清太郎とおたか 清太郎とおたか

堀江町にある草履問屋、越後屋の若旦那と、その姉(のような人)。
おたかは変わり百物語の二番目の語り手だった。
→関連書籍:新人物ノベルス『おそろし』(新人物往来社刊)

変わり百物語に登場する人(?)たち

お旱さん お旱さん

平太が山で出会った小さな女の子。

お梅 お梅

三島屋の隣家、針問屋住吉屋の夫婦の養女。
本当は双子だったらしい。

加登新左衛門と初音 加登新左衛門と初音

〈深考塾〉の大先生とその奥方。
かつて「紫陽花屋敷」と呼ばれるお化け屋敷に住んでいたという。

くろすけ くろすけ

もののけ。

富一 富一

若き日の行然坊が立ち寄った里の住人。