初版発行日  2011/3/10
ページ数   368ページ
定価 本体1500円(税別)
ISBNコード
978-4-12-004209-6

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  • あらすじ&著者紹介

    益子徳一、七十二歳、独身。

    定年後の人生を慎ましく過ごす独居老人の日常を、
    そっとすくい上げて、覗いてみると――。

    大真面目で可笑しくて、少しだけ、せつない。

    高齢化社会を生きる全ての人に贈る、
    じんわり沁みる「老人小説」です。

    京極夏彦(きょうごくなつひこ)
    1963年生まれ。
    94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。
    96年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞(長編部門)、
    97年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、
    2003年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、
    04年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞を受賞。
    他の著作に『数えずの井戸』『死ねばいいのに』『西巷説百物語』などがある。
    公式ホームページ「大極宮」
    http://www.osawa-office.co.jp/

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  • 朗読少女

    小説「オジいサン」を朗読してもらった
    乙葉しおりさんにメールインタビュー

    10代のしおりさんですが、今回、72歳の"おじいさんの日常"を朗読してみて、いかがでしたか。
    はい、とっても楽しく朗読させていただいたのですが・・・難しかったです。。徳一さんは、50歳以上も年が離れていらっしゃるので、私が"徳一さんだったら"ということを考えながら朗読させていただいたのですが、ちゃんと皆さまにお伝えできたか、ちょっと不安です。。もし、皆さんにもちゃんと作品の 良さが伝わっていたら、とってもうれしいです!

    益子徳一さんの印象は?
    えっと、、なんだか、一言で言ってしまうと誤解を生んでしまいそうなのですが、「かわいいな」と思いました。普通だったら知ることのできない心の内を、朗読させていただくことで、より印象深く知ることができたので、そう感じたのかなと思います。

    ずばり、しおりちゃん的「聴き所」は?
    このタイトルは『オジいサン』なのですが、おじいさんでも、オジイサンでもない「オジいサン」をどう表現したらいいのか、とっても悩みました。。まだまだ人生経験の浅い私なりに、試行錯誤させていただいた末にようやくたどり着いた(と個人的に勝手に思っています、、)私の「オジいサン」、皆さんにとっての「オジいサン」のイメージと比較しながら、聴いてみていただければうれしいです。

    朗読は1章だけでしたが、単行本は全部読んでいただけたとか。読後の感想を聞かせてください。
    世の中には新しいものがどんどん出てきますが、やっぱり、以前から大事にされてきたものや考え方も、大切にしたいな、と思うような作品でした。私も、身の回りにあることから一つずつ、あらためて気をつけてみようと思いました!

    『オジいサン』読者、「朗読少女」ユーザーのみなさんにひとこと、お願いします。
    今回の『オジいサン』の朗読のお話をいただいた時は、本当に私でいいのでしょうか、、と少し・・・いえ、とても不安でした。でも、物語に出てくる徳一さんの気持ちや、京極先生がどういう想いで書かれたのかを私なりにがんばって想像しながら練習したので、もし良ければ、楽しんで聴いていただければいいなと、思っています。
    私が読ませていただいたのは、1章の部分だけなのですが、あの、もし気に入っていただけたら、是非本に手を伸ばしていただけると、私も朗読させていただいて良かったと思えるので、うれしいです!

    乙葉しおりさん、ありがとうございました!

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    乙葉しおり 公式twitter @otohashiori
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