『北条早雲1 青雲飛翔篇』 富樫倫太郎/著 装画/森美夏 2020年2月25日刊 文庫判 定価 本体860円(税別)
伊勢新九郎(後の北条早雲)は、叔父との養子縁組のため備中荏原郷から都へ向かう。そこで見た極楽と地獄が同居しているような光景に、「都には魔物が棲んでいる」と恐れを抱く。やがて室町幕府の役人となり、ある役目を果たすため向かった駿河では、名将・太田道灌と出会うことに。 「戦を好まぬ」という生ける伝説の姿を知り、新九郎は己の生き方を悟る――。 北条早雲の知られざる前半生がここに!
『北条早雲2 悪人覚醒篇』 富樫倫太郎/著 装画/森美夏 2020年3月25日刊 文庫判 定価 本体820円(税別)
太田道灌の暗殺により、再び紛糾する今川家の家督問題。 その混乱を収めるため、伊勢新九郎は死をも覚悟して京から駿河への下向を決意する。 そこに待ち受けていたのは、今川家を手中にせんとする巨大な陰謀だった......。 今こそ悪徳大名を斃し、戦国の世に名乗りを上げよ!
『北条早雲3 相模侵攻篇』 富樫倫太郎/著 装画/森美夏 2020年4月25日刊行 文庫判 定価 本体780円(税別)
伊豆討ち入りに成功した伊勢新九郎改め早雲庵宗瑞。 しかし南伊豆では狩野道一ら強力な抵抗勢力が結集し、倒したはずの足利茶々丸が生存しているとの噂も流れて、不穏な状況が続く。 加えて扇谷上杉氏と山内上杉氏の抗争も複雑化し......。 宗瑞がいよいよ小田原城奪取に動き、東進を画する緊迫の展開!
『北条早雲4 明鏡止水篇』 富樫倫太郎/著 装画/森美夏 2020年5月25日刊行 文庫判 定価 本体800円(税別)
両上杉氏の勢力図が大きく変わりつつある中、ついに宿敵・足利茶々丸との凄惨極まる最終戦が始まる。 悲願の伊豆統一、再びの小田原城攻め、そして長享の乱の終結...... 己の理想のため鬼と化した男に、もはや安息の時はない。 いよいよシリーズ佳境!
『北条早雲5 疾風怒濤篇』 富樫倫太郎/著 装画/森美夏 2020年6月25日刊行 文庫判 定価 本体760円(税別)
権現山でのまさかの敗走、山内上杉氏の内紛、身近な者たちの相次ぐ死...... 相模統一に足踏みする宗瑞に、竹馬の友・門都普からある申し出が。三浦氏との凄惨極まる最終戦が、修羅の生涯に決着をつける!