「螺旋(らせん)」プロジェクト
2019年春よりいよいよ単行本化
2019年春よりいよいよ単行本化
Project of "RASEN"「螺旋」プロジェクトとは?
「小説BOC」1~10号に渡って連載された、8作家による壮大な文芸競作企画。
以下の3つのルールに従って、古代から未来までの日本で起こる「海族」と「山族」の闘いを描く。
- ルール1
- 「海族」と「山族」、2つの種族の対立構造を描く
- Point
- 「海族」と「山族」はそれぞれ身体的な特徴を持っている。ヒントは顔まわり......?
- ルール2
- 全ての作品に同じ「隠れキャラクター」を登場させる
- Point
- 作品によって性別、年齢などは別々だが、ある特徴で見分けられるはず!
- ルール3
- 任意で登場させられる共通アイテムが複数ある
- Point
- お守りや、巨大な壁など......
All list刊行作品一覧
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吉田篤弘
「天使も怪物も眠る夜」
未来2095年、〈壁〉によって分断された東京は不眠に悩まされていた。睡眠薬の開発をめぐる攻防は「眠り姫」を探す旅となり、やがて「海」と「山」の闘いの果てに連なってゆく。
2019年7月刊行予定 -
朝井リョウ
「死にがいを求めて生きているの」
平成植物状態の青年と彼の傍を離れない男。二人のあいだに何が起きたのか。対立を遠ざける時代の「海」と「山」の若者たちを鮮烈にあぶりだす、かつてない成長物語。
2019年3月刊行 -
伊坂幸太郎
「スピンモンスター」
近未来21世紀半ば、機密事項は手紙でのやりとりが主流に。国家的陰謀をめぐり「海」と「山」がしのぎを削る。
「シーソーモンスター」
昭和後期嫁と姑が「海」と「山」だったら!? バブル期のサラリーマンを悩ませる、家庭内の危険なバトル。
2019年4月刊行 -
乾ルカ
「コイコワレ」
昭和前期疎開っ子と山寺の子。「海」と「山」の少女は出会った瞬間から互いに敵意を抱く。戦争の恐怖に覆われた時代、思春期の少女たちの炸裂する憎悪はどこへ向かうのか。
2019年6月刊行 -
薬丸岳
「蒼色(そうしょく)の大地」
明治幼なじみだった「海」と「山」の少年少女は、成長し、明治海軍と海賊の戦いの渦に巻き込まれてゆく。人気警察小説家が、時代の軋みと人間ドラマに焦点を当てる冒険小説。
2019年5月刊行 -
天野純希
「もののふの国」
中世・近世源氏と平氏、信長と光秀......後世に伝わる数多の戦いで、おびただしい「海」と「山」の血が流されていた。700年にわたる武士たちの争いの系譜。
2019年5月刊行 -
澤田瞳子
「月人壮士(つきひとおとこ)」
古代東大寺大仏を建立し、仏教政策を推進した聖武天皇の真実の姿とは? 熱い注目を浴びる歴史小説の書き手が、国のおおもとを揺るがす「海」と「山」の相克に迫る。
2019年6月刊行 -
大森兄弟
「ウナノハテノガタ」
原始精霊とヒトとがともに生きた太古の時代、「海」の人々イソベリと、「山」の人々ヤマノベが出会う。純文学界の二人三脚ランナーが闘いの始まりに迫る、ユニークな物語。
2019年7月刊行予定