写真:M・O / PIXTA

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Synopsisあらすじ

御堂関白・道長に連なる藤原北家ながら傍流の御子左家は、出世レースではパッとしない家柄。当家の次男に生まれた藤原定家は、病由来の難聴を克服し、親友の藤原家隆らとともに『新古今和歌集』の選者を務めるなど、歌壇でめきめきと頭角を現した。そんな定家の晩年に、嫡男為家の舅で鎌倉幕府の有力御家人だった宇都宮蓮生から、ある依頼が――。

Profile著者紹介

1964年東京都生まれ。2013年『八月の青い蝶』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同書は、2015年の広島本大賞「小説部門」大賞に選ばれた。2017年刊行の『蘇我の娘の古事記』は、同年上半期の「本の雑誌」エンターテインメントベスト10第1位。著書に『逢坂の六人』『虹』『余命二億円』などがある。