auto reverse オートリバース

高崎 卓馬
装画:高杉千明
親衛隊----そこは努力が報われる場所。
恋、友情、憧れ、生と死......
80年代を駆け抜けた、小泉今日子と親衛隊の少年たちの青春ストーリー!

event

斉藤和義さんによるコラボソング「オートリバース~最後の恋~」リリース!

斉藤和義さんが小説『オートリバース』(高崎卓馬著/中央公論新社)にインスパイアされ、書き下ろしたコラボソング「オートリバース~最後の恋~」が誕生しました。

「オートリバース~最後の恋~」は、フジテレビ系「ちびまる子ちゃん」の新エンディング主題歌「いつもの風景」のカップリングとして、11月20日リリースのニューシングルに収録されます。

斉藤和義さんコメント

一気に読みました。
80年代初期。
懐かしくて、可笑しくて、切なくて、
感情がグルグルになりました。

斉藤和義 オフィシャルサイトhttp://www.kazuyoshi-saito.com

オートリバース

高崎 卓馬
刊行日:2019年9月9日
判型:四六判並製
ページ数:240ページ
定価:1400円(税別)
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あらすじ

福岡からの転校生・橋本直は、千葉の中学で同じく転校生の高階に出会う。校内暴力の吹き荒れる学校にも家にも居場所はない。そんなときに出会ったのが、売り出し中のアイドル、小泉今日子だった。親衛隊に入隊し、"居場所"を見つけた直と高階。

「俺たちの手で小泉を1位にする!」

しかし、組織の拡大とともに暴走族のようになっていく親衛隊に違和感を抱く直。隊のトップを目指す高階との間には次第に大きな溝が......。

著者より

小泉今日子さんから、親衛隊の話を聞いたのはもう10年近く前のことです。あの頃の彼らの熱を、誰もどこにも残せていないと少し寂しそうに話していたことがずっと忘れられずにいました。それがこの物語を書こうと思った最初のきっかけです。

たくさんの取材をして、80年代の街を歩きまわるように自分の心が感じたことを素直に書いていきました。そのなかに主人公のふたりの少年がいました。彼らは当時の自分よりもはるかに大人で、怖いくらい素直で。だから嘘の多いこの世界に居場所をなくしていきます。物語を掘り起こしながら僕自身、80年代への懐かしさよりも彼らの痛々しいほどの純粋さに夢中になっていきました。

そんな彼らが見つけた新しい居場所が「アイドル」でした。その存在が「親衛隊」という仲間をつくってくれました。親衛隊はやがて全国規模の大きな組織になっていきます。今の親衛隊とはまるで違う、驚くほど成熟した組織です。しかし、どうして男の子って、組織を拡大することやそこで権力を持つことに夢中になるのでしょう。どうしてあんなに嫌っていた社会のルールを自分たちの世界に持ち込んでしまうのでしょう。そのことを今もまだ考え続けています。同世代のひとはもちろん、当時の背景を知らない今の10代にも、彼らの息遣いが届くよう願っています。

高崎 卓馬

高崎 卓馬

たかさき・たくま 1969年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。クリエーティブ・ディレクター/CMプランナー。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤーを2度受賞するなど、国内外の受賞多数。最近の仕事に、JR東日本「行くぜ、東北」、サントリーオランジーナ「ムッシュはつらいよ」、三井のリハウスなど。映画『ホノカアボーイ』の脚本・プロデュースやドラマ脚本も手がける。著書に『はるかかけら』『表現の技術』『面白くならない企画はひとつもない 高崎卓馬のクリエイティブ・クリニック』など。

Special Comments

  • 高崎君が愛情を込めて描いたあの時代の、ヒリヒリするほど過激でパセティックで痛々しい青春群像。 それが現代の読者には胸をつかれるほど愛おしくてなつかしいのは何故だろうか。
    ――山田洋次(映画監督)
  • 彼らの青春の中に私がいたこと。当時の孤独も、怒りも、すべて引っくるめて懐かしすぎて泣きました。
    ――小泉今日子
  • どうして人は取り戻せない時間を もう一度、のぞきたくなるのでしょう。
    ――蒼井優(女優/「大手小町」対談より)
  • 斉藤和義さんから、昨日、この小説に、照美さんが何度も登場して、懐かしくあの頃を思い出した! と教えてもらいました!僕も、本を買ってしまった。 改めて言っておくけど、この小説に出て来る僕と、実際のその頃の僕は、ちょっと違うからね!念のため。
    ――吉田照美さん(アナウンサー)
  • この物語の登場人物のようにまっすぐで、生き生きとした感情で自分も生きたいと強く感じた。 人生を瞬間、瞬間に生きていく事の大切さ、思春期の感情の変化、 そのような要素が全て匂いまで伝わってきて 胸を締め付けれられる物語に久しぶり出会えた。 今までにない尖った青春劇だ。
    ――森ガキ侑大さん(映画監督/CMディレクター)
  • 知っていたほうが良いことが書いてある。
    ――仲畑貴志さん(コピーライター)
  • 漠然とした将来への不安とか、居場所を見つける為に一生懸命だったこととか、 友人との関係がずれていくことにヒリヒリしたこととか、ぼんやりとしか思い出せなかったあの頃の感情を、 この小説は一瞬でリアルに甦らせてくれました。 僕は直です。
    ――田中嗣久さん(演出家)
  • 人物と状況の輪郭と陰影がはっきりしたエッチングのような小説だと思いました。
    ――秋山晶さん(コピーライター)
  • 私も遠く過ぎ去った時間の匂いを感じました。
    ――藤井保さん(写真家)
  • 懐かしい、は、不意打ちされる感じがいい。 歳をとり大体のことには準備できているのに、思いもよらぬパスワードで開いてしまうことがある。 いくつかの記憶の連鎖からさめる時、何事もなく変わらない世界の中で、自分だけが一人ぼっちだと思う余韻がまたいい。
    ――井村光明さん(クリエイティブ・ディレクター)
  • 人生の半分、50を手前にこの本に出合えて良かった。 急ぎ足すぎて、日々が100倍速で消えていきがちな今、 一瞬一瞬の気持ちが濃かったあの頃の自分を 思い出せることは本当に貴重。 大切な人の前で、大切な物に出会えたら、 忘れずに100倍速から スローモーションモードに切り替えなきゃ、と自分を戒める。
    ――西川有加子さん(昭和西川 常務取締役)

event

【9/26】高崎卓馬×田中泰延(青年失業家/『読みたいことを、書けばいい。』)
トーク&サイン会「言葉と物語のあいだ」
  • 【日時】9/26(木) 19:00~21:00(18:30開場)
  • 【場所】文喫(六本木)
【10/14】高崎卓馬×西田善太(マガジンハウス『BRUTUS』編集長)
トーク&サイン会「懐かしいって感情はなんのためにあるんですか?」
  • 【日時】10/14(月・祝) 19:30~21:30(19:15開場)
  • 【場所】代官山蔦屋書店
【10/17】高崎卓馬×嶋浩一郎(博報堂ケトル)
トーク&サイン会「コンテンツのこれから」
  • 【日時】10/17(木) 20:00~22:00 (19:30開場)
  • 【場所】本屋B&B(下北沢)
【10/19】高崎卓馬トーク&サイン会
「なぜ今、青春なのか。なぜ今、小説なのか。」
聴き手/三好剛平 (伊藤総研株式会社)
  • 【日時】10/19(土) 18:30~19:30 (18:00より開場) 19:30~サイン会
  • 【場所】やず本や2F書斎ラウンジ(福岡市南区大楠1-34-16)
公式Twitterアカウント @autoreverse_book