歩きながら考える

ヤマザキマリ

パンデミック下、日本に長期滞在することになった「旅する漫画家」ヤマザキマリ。思いがけなく移動の自由を奪われた日々の中で思索を重ね、様々な気づきや発見があった。「日本らしさ」とは何か? 倫理の異なる集団同士の争いを回避するためには? そして私たちは、この先行き不透明な世界をどう生きていけば良いのか? 自分の頭で考えるための知恵とユーモアがつまった1冊。たちどまったままではいられない。新たな歩みを始めよう!

ヤマザキマリ

1967年東京都生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。 84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章受章。著書に『プリニウス』(新潮社、とり・みきと共著)、『国境のない生き方』(小学館新書)、『オリンピア・キュクロス』(集英社)、『ヴィオラ母さん』(文藝春秋)など多数。近著に『リ・アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝』(新潮社)、『地球、この複雑なる惑星に暮らすこと 』(文藝春秋、養老孟司と共著)など。

歩きながら考える

ヤマザキマリ

発売日:2022/9/8 定価:990円(10%税込) ISBNコード:ISBN978-4-12-150773-0
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  • 第1章歩き始めて見えたこと
  • 第2章コロナ禍の移動、コロナ禍の家族
  • 第3章歩きながら人間社会を考える
  • 第4章知性と笑いのインナートリップ
  • 第5章心を強くするために

たちどまって考える

パンデミックを前にあらゆるものが停滞し、動きを止めた世界。
「私たちにはたちどまることが必要だったのかもしれない」

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