扉はひらく いくたびも 時代の証言者

竹宮惠子 著/知野恵子 聞き手

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イベント 竹宮惠子×知野恵子 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』刊行記念トークイベント

『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ...』などの名作によりマンガ界を革新し、今もなお新たな挑戦を続ける漫画家・竹宮惠子さん。読売新聞連載「時代の証言者」記事を担当し『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』で聞き手・構成・執筆を担ったジャーナリスト・知野恵子さん。道なき道を切り開いてきたお二人による、貴重な公開対談です。

【詳細はこちらへ】⇒https://hon.info/s/SeGu

生い立ち、葛藤に直面した青春時代
名作『風と木の詩』『地球へ...』創作秘話
マンガを学問として追究、学生へ指導
デジタルを駆使し描くことへの新たな挑戦...
時代と共に駆け抜けた、その半生を語りおろす

未知の表現に挑み続ける漫画家、竹宮惠子の決定版自伝

扉はひらく いくたびも時代の証言者

竹宮惠子/知野恵子(聞き手)

判型:四六判 刊行日:2021/3/23 定価:本体1500円(税別) ISBNコード:ISBN978-4-12-005412-9
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目次

  • 刊行によせて
  • 戦後マンガの歴史と歩む
  • 子ども時代
  • 漫画家への道
  • 大泉サロン
  • 風と木の詩 地球へ...
  • 新たな境地を求めて
  • 大学、未来へ
  • あとがき
試し読み

竹宮惠子(たけみや けいこ)

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩』『地球へ...』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~ 18年学長。12年日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞受賞。14年紫綬褒章受章。 竹宮惠子 公式HPhttp://freia.moon.bindcloud.jp/

知野恵子(ちの けいこ)/聞き手

ジャーナリスト。東京大学文学部心理学科卒業後、読売新聞入社。婦人部(現・生活部)、政治部、経済部、科学部、解説部の記者やデスク、編集委員を務めた。約35年にわたり、宇宙開発、科学技術、ICTなどを取材・執筆している。1990年代末のパソコンブームを受けて読売新聞が創刊したパソコン雑誌「YOMIURI PC」の初代編集長も務めた。

「扉」とは、選択ということです。

振り返れば、次々と扉を開けてきました。男性編集者だけの雑誌作りがもたらした、少女マンガの固定観念を打ち破り、大学ではマンガを学問として定着させる仕組みを作り、学長として経営にも携わりました。世の価値観を多少なりとも変えた、革命ができた、と言っても許されるでしょうか。 本書より

竹宮惠子さん著 新版「エルメスの道」も好評発売中!