吾妻鏡―鎌倉幕府「正史」の虚実
藪本勝治 著
鎌倉幕府草創から中期までの事績を記した『吾妻鏡』。源頼朝挙兵に至る経緯、二代将軍頼家の暗愚、三代執権北条泰時の武勇と仁徳ほか、小説やドラマが描く挿話の多くはこの史料に基づく。幕府の公式記録とも言われるが、史実の錯誤や改変も少なくない。本書では平家追討、奥州合戦、実朝暗殺、承久の乱など主要な合戦や争乱の叙述を、近年の研究も踏まえて検証。「正史」に潜む虚構を洗い出し、隠された意図を明らかにする。
書誌データ
- 初版刊行日2024/7/22
- 判型新書判
- ページ数304ページ
- 定価1100円（10%税込）
- ISBNコードISBN978-4-12-102814-3
書店の在庫を確認
- ❑紀伊國屋書店 ❑丸善＆ジュンク堂書店
- ❑有隣堂 ❑TSUTAYA ❑くまざわ書店
オンライン書店で購入
※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。
書評掲載案内
・歴史街道2024年11月号／著者インタビュー・東京新聞（朝刊）2024年10月26日／大塚ひかり（古典エッセイスト）
・週刊ポスト2024年10月11日号／山内昌之（富士通フューチャースタディーズ・センター特別顧問）
・週刊エコノミスト2024年10月1日号／今谷明（国際日本文化研究センター名誉教授）
・文藝春秋2024年10月号／平山周吉（雑文家）
・南日本新聞2024年9月21日
・読売新聞（朝刊）2024年9月11日／著者インタビュー
・世界日報2024年9月7日／菊田均（文芸評論家）
・芸術新潮2024年9月号
・日刊ゲンダイ2024年8月6日／一ノ瀬俊也（埼玉大学教養学部教授）
