昭和二十年~二十二年 (付 略年譜・索引)
高松宮宣仁親王 著
8月15日、戦争終結詔書の放送は御殿場の秩父宮別邸にて聞く。さらに戦後混乱の日々を綴り、27年間の日記は22年11月5日を以て終る。
1997/12/10 刊行
昭和十八年十月~十九年十二月
高松宮宣仁親王 著
戦局は更に傾き、開戦以来の情報電報の記録は6月末「戦況記録ヲ止メル」と大書して終る。8月、軍令部を去り砲術学校教頭に転ずる。
1997/7/25 刊行
昭和十八年二月~九月
高松宮宣仁親王 著
4月山本長官戦死、5月アッツ守備隊玉砕、7月キスカ撤退と戦局は漸く傾き、厖大な電報と共に記される感想には憂慮の色が深まる。
1997/3/25 刊行
昭和十七年十月~十八年二月
高松宮宣仁親王 著
率直な感想と批判を織りまぜつつ記録された厖大な情報電報は、ガダルカナル島をはじめ各方面の苛烈な戦況を刻々と精細に映し出す。
1996/11/25 刊行
昭和十七年一月~九月
高松宮宣仁親王 著
37歳。軍令部に在って日々書き留めた厖大な情報電報は、冷静な感想を交えつつ、ミッドウェー、ガダルカナル等の戦況を精細に伝える。
1996/7/25 刊行
大正十年~昭和七年
高松宮宣仁親王 著
16歳、海軍兵学校予科生徒として江田島での日々の記録に始まり、関東大震災、軍艦乗組、遠洋航海と、多感な青春の姿を克明に記す。
1996/3/25 刊行
昭和十五年~十六年
高松宮宣仁親王 著
35歳~36歳。戦艦「比叡」砲術長、横須賀航空隊教官、大本営参謀。満洲国長期視察旅行の感想、対米開戦後の情報記述は詳細をきわむ。
1995/11/25 刊行
昭和八年~十二年
高松宮宣仁親王 著
28歳~32歳。若き海軍士官として御研鑽の日々。皇太子(今上天皇)御生誕の喜びを詳しく綴り、政治・軍事的事件に明晰な意見を記す。
1995/6/25 刊行