ホーム > 単行本 > 鏡の中のいわさきちひろ
絵描きとして、妻として、母として
歌代幸子 著
淡い水彩で描かれた子どもたちの絵で知られる、いわさきちひろ。優しさに溢れた作品は、多くの人たちに愛されてきたが、その人生はあまり知られていない。そんな彼女の55年の生涯をたどると、戦後の混沌とした時代に自立する女の生き方を志し、人間の尊厳を問い続ける姿勢が変わらずあった。2018年に生誕100年を迎えた彼女の生涯をひもとき、知られざる「いわさきちひろの素顔」に触れる。