月報:田中慎弥・水原紫苑

定価 6800円(税別)

ISBN 978-4-12-403565-0 C0393

第五巻、10月10日刊行!
二人の稚児
「二人の稚児」「人面疽」「ハツサン・カンの妖術」「兄弟」「前科者」「十五夜物語」「或る男の半日」「仮装会の後」
金と銀
「金と銀」「白昼鬼語」
単行本未収作品
「種A Dialogue」「既婚者と離婚者」「小僧の夢」
雑纂
「私の初恋」「創作の気分」「口の辺の子供らしさ」「蛇酒に序す」「新年雑感」ほか

聖と俗のはざまで揺れる少年たちを古典的題材の中に描いた「二人の稚児」、映画にまつわるグロテスクな悪夢「人面疽」、美女と暗号と覗きにまつわる犯罪小説「白昼鬼語」など、
時代物から探偵小説まで、題材と手法を模索し続けていた大正中期の異色作を中心に、谷崎の芸術観が吐露された中篇小説「小僧の夢」も初収載する。