本を元気にする「おじいさん」川柳募集!
この度の地震災害において、被害に遭われた皆様、そのご家族に心よりのお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復旧と、皆様のご無事を、心よりお祈り申し上げます。

ページを開くだけで楽しめる、電力不要のエンターテインメント、それが「本」です。
紙に並んだ「文字」の羅列が、それを追う人の心を動かすふしぎ。
私たちは、言葉の力を信じています。
だからこそ、言葉で日本を元気にしたい!

そこで、書籍『オジいサン』の発売にちなんで、「日本を元気にする川柳」を募集します!テーマは「おじいさん」&「おばあさん」です。
選考委員長は、「よみうり時事川柳」の選者、読売新聞 編集委員の長井好弘さんに
お願いできることになりました。

長井さんからのコメント
「志は高く、視点は低く。日常生活の中から、素敵な「おじいさん(おばあさん)スピリットを見つけてください」

作品例
・孫巣立ち こっそり「あなた」 呼んでみる
・「噛まれた!」と 頭に入れ歯 載せる祖父

※基本の文字数は「5・7・5」です ※作品はオリジナルに限ります

投稿資格

応募にあたって、年齢制限などは一切ありません。
おじいさん・おばあさんご自身も、「まだ」そうでない人も大歓迎。
ペンネーム(号)で投稿していただけますが、年齢と性別の入力は必須ですのでご了承ください。

投稿方法

投稿方法は2種類あります。
1回の投稿で4つまで川柳を投稿でき、同じペンネーム(または本名)で、何度でも投稿可。思いつく限りのアイディア川柳をどしどしお寄せください!

※投稿作品のなかから「途中経過」として、ツイッターに転載することがありますのでご了承ください。

応募を締切ました!
投稿にあたってのご注意

1.ご投稿いただいた作品・コメントは本特設ページやツイッターアカウント
   @idobatagumiなどで発表することがあります。

2.発表の際には、ペンネーム(本名)と年齢、性別も掲載します。本名での発表を
  望まない方は、ペンネームを使用してください。

3.作品は未発表のオリジナルに限ります。他人の作品の盗用である、他人の作品と
  酷似していると当社が判断した場合は、発表後でも受賞を取り消します。

こんな川柳、届いてます!
〆切と結果発表!
おじいさん(おばあさん)川柳募集
第1回 優秀賞
美容院 じいちゃん頼む 「ちょいワルで」(紅玉)
いくつになっても脂っ気の抜けない我が家のジイサン。町内の婦女子(だった人も含めて)の気を引くためなら、いまどき(?)のファンションにも果敢に挑戦するのだ。とはいえ、孫のような美容師にヘアスタイルの注文をするのは、さすがにちょっと恥ずかしい。「ちょいワルで」という言葉のビミョーな流行遅れ感が、ジイサンの愛すべき冒険を浮かび上がらせる。
第2回 優秀賞
すき焼きの 肉かっさらう 祖父の箸 (202 さごじょう)
 肉食系ジイサン、ここにあり! 豆腐やネギやシラタキには目もくれず、鍋の真ん中に鎮座まします「上等の肉」へまっしぐら。パワフルかつ流れるような一連の動作を、「かっさらう」という威勢の良すぎる一言で、鮮やかに浮かび上がらせた。「まだお肉がレアだから」と安心していた青き肉食獣たちに一泡吹かせ、「どうでえ」と胸を反らせるジイサンの姿が目に浮かぶようだ。
第3回 優秀賞
「ジュリエット」  二階の祖母に 叫ぶ爺  (世界の波平)
いつもの居酒屋で、珍しくワインを飲んでご帰還のジイサンが、節電のために植えた軒先のゴーヤの前に立って、連れ合いの影が映る二階の窓を見上げている。ここで「ロミオとジュリエット」の名場面を思いついてしまうジイサンは、英文学専攻か単なるロマンチストか。「ジュリエット」と声をかけられたバアサンは何と答えたのか。夏の夜の心休まる風景。尊敬と親愛の思いを込めて、私たちも呼びかけよう、「このバカジジイ!」と。
第4回 優秀賞
卵焼き ひとつ焼けぬが シェフの舌  (良馬)
厨房にたったこともないくせに、娘や嫁の料理に「オイスターソースが足りん!」などと難癖をつけるジイサンが、実は、ミシュラン級のシェフと同等の「舌」を持つ隠れ美食家だったとは。だが、「B級グルメが一番」という大ざっぱな味覚しかもたぬ家族や周囲の人々は、この市井に隠れた、恐るべき才能に気がつかない。孤老は、今日もこう呼ばれるのであった。「自分で作れ、クソジジイ!」
第5回 優秀賞
じいちゃんと 侮る孫に コブラツイスト (186 そんなひろし)
クシャミをした途端に鼻水とおならが出るし、何か食べると一緒に顔中が動く。そんな醜態をワンパク盛りの孫に目撃され、祖父の威厳が吹き飛んでしまった。「わーい、爺ちゃんが壊れてる」。ワシの若い頃にそっくりな孫は、どうせ反撃など出来ないはずと高をくくって、ローキックを繰り出しきた。何のこれしき、闘魂ならばイノキにも負けぬと、起死回生のコブラツイストだ! ちょいと技は古いが、会心の勝利。今日は面目を保ったが、明日は腰が痛くて動けないかもしれんなあ。
第1回 優秀賞
「ジュリエット」 二階の祖母に 叫ぶ爺  (世界の波平)
5・7・5の計17音に込められた老人パワーは、半端なものではなかった。合計4600句を超す名作、珍作、迷作の数々。「ちょいワル」カットを好み、すき焼きの肉を独り占めし、極上の料理を探し当て、容赦なく孫にプロレス技をかける。どのジイサンも、優等生ではなく、実に人間くさいのが、うれしくも頼もしい。ひときわ印象的だったのが、中でも、2階のバアサンに「ジュリエット!」と叫ぶオジイサン。その「男前度」と「おバカ度」には、最敬礼するばかりだ。全国の現役ジイサン・バアサンと、その予備軍たるあらゆる世代の人々に、我らが「おじいさん川柳」をささげたい。

第1回〆切 4/24(日)/ 第一回結果発表 5/10(火)

第2回〆切 5/24(火)/ 第二回結果発表 6/10(金)

第3回〆切 6/24(金)/ 第三回結果発表 7/8(金)

第4回〆切 7/24(日)/ 第四回結果発表 8/10(水)

第5回〆切 8/24(水)/ 第五回結果発表 9/9(金)

おじいさん川柳 最優秀賞発表!/9/16(金)

各〆切ごとに「優秀賞」を選出。さらに各優秀賞のなかから、最優秀賞を発表します!
各賞の発表は、本特設ページ(左の表)にて随時公開。
入賞者には、ささやかなプレゼントも!お楽しみに!

投稿~結果発表までの流れ

川柳を投稿する
→各回の「優秀賞」結果発表を、随時 本特設ページで発表
→優秀賞のなかから「最優秀賞」を発表
→優秀賞、最優秀賞の方へプレゼントをお送りします
(投稿フォームで入力していただいたメールアドレスへお問い合わせします。その際、送付先の住所・電話番号をお伺いしますのでご了承ください。送付をお断りいただいても構いません)

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