登場人物紹介

風間小太郎(かざま こたろう)

風間小太郎(かざま こたろう)
きっと一人前の軍配者になって伊豆に戻ってきます
忍びの一族・風間党の少年。 真面目で心優しく家族想い、ちょっと頑固。 父を亡くし寺で働いていたが、学問の才を見出されて13歳で早雲の直弟子となる。 足利学校での名は「青渓」、後の姓は「風摩」。

北条早雲(ほうじょう そううん)

北条早雲(ほうじょう そううん)
戦をせぬのが上の上の策。何事も民を第一と心得よ
伊勢新九郎、号は早雲庵宗瑞。 伊豆・相模を平定し、家督を嫡子・氏綱に譲った。 優れた内政とその仁徳から領民に"韮山さま"と慕われている。 孫・千代丸にはからきし甘く、その行く末を案じている。

四郎左(しろうざ)

四郎左(しろうざ)
このままでは終わらない、いつか這い上がってやる
駿河の土豪・山本家に仕える奉公人。 疫病で親兄弟を失い、自身も醜い容貌となった。 ひたすら夢を追い、辛い境遇に耐えてきた執念の男。 足利学校を目指す青年「鴎宿」の荷物運びとして同行したが......。

曾我冬之助(そが ふゆのすけ)

曾我冬之助(そが ふゆのすけ)
青渓、おまえは敵だ。敵に手を貸すわけにはいかない
河越城を預かる曾我兵庫頭の孫。 主・上杉氏から伊豆相模を奪った早雲を敵視するが、小太郎のことはよきライバルと認めている様子。 足利学校での名は「養玉」、後に斎藤加賀守安元の弟子となるエリート肌。