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幕末維新と佐賀藩

幕末維新と佐賀藩

日本西洋化の原点

毛利敏彦 著

明治維新の原動力となった「薩長土肥」の雄藩だが、肥前=佐賀藩の影は薄い。しかし西洋の先進技術を最も蓄積した佐賀藩は、 英明な藩主・鍋島閑叟のもと鉄製大砲を製造。幕末期、技術力で幕府や他藩を圧倒し、閑叟は新政府のトップに躍り出る。また開明的な藩士が多数輩出し、江藤新平は教育・司法に「西洋丸写し」とまで称される大胆な制度を導入する。佐賀の乱以降、薩長政権下、活躍が軽視された同藩の真の価値を描く。

書誌データ

  • 初版刊行日2008/7/25
  • 判型新書判
  • ページ数248ページ
  • 定価836円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-101958-5

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・佐賀新聞2018年6月10日/山口祐佳(保健師)



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