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風元正 著
いま、批評の「海賊の唄」を聴け――。天才的頭脳、喧嘩、結核、そして真実を熱愛する心。「孤高の批評家」の激動の人生を通して描く戦後日本精神史! 片山杜秀氏推薦――「イデアを徹見し、犬語を解し、珊瑚海に日本兵の幽霊を幻視する。それが本当の江藤淳だ。そんな彼が「廃墟」と「奴隷」の戦後と闘う。にもかかわらず江藤は反近代的詩人になれぬ。あくまで近代的散文家。その断裂が江藤を謎めかせる。詩心旺盛な著者はその難関を猛突破。江藤の真実を今日的に解き放つ。雄渾な江藤論かつ激烈な戦後批判の書」。【目次】第一章「廃墟」と「奴隷」という主題系第二章 埴谷雄高と丸山眞男との遭遇第三章「作家は行動する」季節第四章「批評の批評」という活路第五章 国家と私第六章 文芸時評は戦場である第七章 小説江藤学校第八章「戦後」との訣別第九章「閉された言語空間」への憤怒第十章 名辞以前の世界へ
2024/03/29 刊行
至福の時間
長谷川櫂 著
一杯のコーヒーのもたらす至福の時間。それと似たものが人生にはいくつかある。酒と旅、どちらも浮き世を忘れて、しばし別世界に遊ぶことができる。そして一片の詩も一杯のコーヒーに似ている。ふわりと心を浮き上がらせ、別世界に遊ばせる――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一六年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
天女の雪蹴り
長谷川櫂 著
二〇二〇年十一月半ば、コロナ第三波の渦中で開かれた「しずおか連詩の会」。三日間にわたる連詩の制作はネットでの参加も交え、最終日の発表は客席を半分にした。コロナ禍による制約にもかかわらず、言葉の糸は紡がれつづける。いまも、そしてこれからも――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一八年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
想像力という翼
長谷川櫂 著
詩歌の言葉を探すとき、心は想像力という翼に抱かれて時空に遊んでいる。どの言語であれ、人類は太古の昔からこのようにして詩歌を紡いできた。正岡子規が近代俳句の方法として提唱した「写生」からは脱落した、詩歌創造の現実を忘れてはならない――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一五年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
日本政治は何を活かすか
日本再建イニシアティブ 著
二〇〇九年九月に国民の期待を集めて誕生した民主党政権は、一二年一二月の総選挙での惨敗により幕を閉じた。実現しなかったマニフェスト、政治主導の迷走、再建できなかった財政、米軍基地をめぐる混乱、中国との関係悪化、子ども手当の挫折、党内対立、参院選敗北――。多岐にわたる挑戦と挫折は、日本政治にどんな教訓を残したのか。ジャーナリスト・船橋洋一を中心としたシンクタンクによる、民主党政権論の決定版。
2024/03/29 刊行
浮遊の剣
富樫倫太郎 著
女たちが群がる美丈夫・麗門愛之助。大身旗本の次男坊にして剣の達人の彼が対峙するのは、江戸中を震撼させる、冷酷無比な盗賊団! 書き下ろし時代小説。
2024/03/19 刊行
赤川次郎 著
上司の葬儀に自殺した新入社員の幽霊が――!? 連続死の謎を女子社員が追う。予測不能な展開、心揺さぶる秘密。恐怖の後に温もりが残る傑作六篇。〈解説〉山前 譲
2024/03/19 刊行
三谷隆信 著
昭和23年から40年まで戦後17年間にわたって侍従長を務めた著者が、外交官時代、昭和天皇の地方巡幸、皇太子(現上皇)訪英を回想。〈解説〉古川隆久
2024/03/19 刊行
男らしさの創造と近代社会
ジョージ・L・モッセ 著/細谷実/小玉亮子/海妻径子 訳
社会で共有される理想の男性像はいかに成立しナショナリズムの主要素となったのか。近代社会の成立から20世紀末までを射程に描く〈男らしさ〉の近現代史。
2024/03/19 刊行
辻堂ゆめ 著
嘘、殺人予告、そして告白……。大切な人のため綴った交換日記に秘められた真実とは? 気鋭の若手ミステリ作家が紡ぐ謎と感動!〈解説〉市川憂人
2024/03/19 刊行
青葉の頃 ハーブポークの休息
髙森美由紀 著
〈葵レストラン〉のシェフ・登磨には亡き祖母との思い出の味があった。それを思い出させてくれたのは、意外な人物で……。『山のふもとのブレイクタイム』改題。
2024/03/19 刊行
〈ジウ〉サーガ4
誉田哲也 著
在日朝鮮人会社社長殺人事件の捜査で対立する公安外事二課と捜査一課の男たち。銃声轟く国境の島・対馬で、彼らを待っていた真実とは。〈解説〉宇田川拓也
2024/03/19 刊行
水木しげる 著
地球に飛来する宇宙人たち。彼らの狙いは一体――? 天狗、猫又、化け狸、異国の神や悪魔まで、異界から来た妖異に鬼太郎が挑む。23話を収録。
2024/03/19 刊行
小島信夫 著
彼らから受け継ぐべきものとは何か――近代日本文学の代表的な文豪十六人の作家と人生を、独自の批評眼で辿る評伝集。〈巻末鼎談〉柄谷行人・山崎正和
2024/03/19 刊行
続・武王の門
北方謙三 著
生まれながらの将軍・義満の野望とは何か――かたや征西将軍・懐良親王の、かたや九州探題・足利直冬の一子が相まみえる時、それぞれの宿運が激突する!
2024/03/19 刊行