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水木しげる 著
ある日突然、地球に襲来した宇宙人。天狗、猫又、化け狸、異国の神や悪魔まで、異界から来た妖異に鬼太郎が挑む!〈収録作品〉UFO宇宙突撃隊/タイムマシン/ロケットハウス/竹やぶの小人/火星人現わる/エンバン実験/不思議な家/猫町切符/宇宙人落下/ムーン大王/狸ばやし/メキシコの石/かくれ蓑/終末株式会社/海坊主/奪衣婆/透明人間/悪魔博士/二人狸/わんたん妖怪/影くい猫/死人列車/つきもの巻頭カラー口絵を掲載。
2024/03/19 刊行
小島信夫 著
彼らから受け継ぐべきものとは何か――近代日本文学の代表的な文豪十六人の作家と人生を、独自の批評精神で辿り直し、彼らが現代に残した文学的遺産の正体をさぐる、異色の評伝集。本書は、著者の代表的な長篇小説『別れる理由』と同時期に連載(1968~81年)された評伝シリーズの日本文学篇(海外篇はのちに『私の作家遍歴』として刊行された)。世界文学にも造詣の深い著者が、いかに深く日本文学を読み込み、その達成を受け継いだかを最も示す評論であり、〈その作家自身の内面にもぐりこんで作品を読み直す〉〈特に、男女関係に鋭く着目する〉など、余人に真似のできない、著者ならではの躍動的な批評眼が発揮された著作でもある(連載中に芸術選奨文部大臣賞)。また完結時には、本作で試みられた〈評伝中の作家自身の内面にもぐりこむ〉〈自分を評伝の登場人物のように外面的に書く〉という往還的な筆法が、のちの後期コジマ・ノブオの特異な作風=メタ私小説の領域を切り拓いたことを自身、語っている(中野好夫との対談「伝記文学の魅力」1975より)。そうした重要作でありながら、本作は長らく、『別れる理由』などの派手な経歴の陰に隠れ、注目されてこなかった。本文庫版は、新潮選書版全三巻(1972~75)を合本にした潮文庫版(1985)を底本とし、さらに、書籍初収録となる柄谷行人・山崎正和との貴重な鼎談を巻末に収録。日本文学における近代の遺産と現代の基礎づけ、そして彼/女ら=我々と世界文学との接点を再考する上で、いまなお重要な観点を豊富に内蔵した一書として復刊する。【目次】永遠の弟子(森田草平)/順子の軌跡(徳田秋声)/狂気と羞恥(夏目漱石)/美貌の妻(森?外)/女の伊達巻(有島武郎)/東京に移った同族(島崎藤村)/男子一生の事業(二葉亭四迷)/不易の人(岩野泡鳴)/其中に金鈴を振る虫一つ(高浜虚子)/平坦地の詩人(田山花袋)/明治の弟とその妻(徳冨蘆花)/渋民小天地(石川啄木)/闇汁(正岡子規)/多佳女の約束(続夏目漱石)/神をよぶ姿(泉鏡花)/同じ川岸(近松秋江)/ひとおどり(宇野浩二)〈巻末鼎談〉「漱石と?外の志と現代」柄谷行人×山崎正和×小島信夫(1973)
2024/03/19 刊行
謎の大富豪、赤星鉄馬
与那原恵 著
武器商人として活躍した父から受け継いだ莫大な資産を惜しみなくつぎこんで20億円を寄付、日本初の学術財団「啓明会」を設立し、柳田国男ら錚々たる学者の研究を支援。アメリカからブラックバスを移入し釣りの世界で名を馳せ、弟たちと日本のゴルフ草創期を牽引。樺山愛輔や吉田茂をはじめとする華麗なる人脈を持ちながら、ほとんど何も残さずに世を去った実業家、赤星鉄馬。評伝に書かれることを注意深く避けたかのようにさえ見える、その謎に満ちた一生を追った本格ノンフィクション。【解説】宇野重規
2024/03/19 刊行
畑正憲 著
ムツゴロウさん一周忌。動物との交流もギャンブルも命がけ。「勝負師」としての横顔に迫るエッセイ。〈巻末エッセイ〉末井昭
2024/03/19 刊行
中央公論編集部 編
== 特集 ==荒れる言論空間、消えゆく論壇◆〔鼎談〕SNSという戦場からウクライナ戦争が変えた日本の言論地図▼細谷雄一×東野篤子×小泉 悠◆論破のリズム、スキルの時間──暗い欲望と数値が支配する現代について▼村上靖彦◆テレビ討論番組が輝いた時代殴るか、殴られるかの本気の論争だから分かり合えた▼田原総一朗◆新世代ネット言論の仕掛け人が語る議論への“参加資格”をもっと多くの人に▼郭 晃彰◆権威なき時代のSNS論争の作法は失われたのか▼先崎彰容◆〔鼎談〕『世界』『正論』『中央公論』編集長が語る多様な意見が共存三誌三様であっていい▼堀 由貴子×田北真樹子×五十嵐 文=======【時評2024】●上川外相に期待する「フェミニスト外交」▼三牧聖子●戦前から行われてきた外国人観光客の誘致▼牧野邦昭●朝鮮人追悼碑撤去と「記憶の争奪戦」▼辻田真佐憲◆文化外交を推進し、日本への共感を広げたい▼上川陽子◆女性議員初の派閥領袖経験者が語る男性の実力者が選ぶより女性同士が競い合う時代に▼山東昭子◆〔対談〕政治改革の時代と大義名分なき現在──「ネオ55年体制」と与野党の立ち位置をめぐって▼山口二郎×境家史郎◆日大アメフト部前監督インタビュー真面目にやってきた学生たちの目標を奪いたくない▼中村敏英 聞き手 森 功== 特集 ==人口減少は日本だけではない◆移民大国化に舵を切った韓国▼春木育美◆子どもに優しくない社会からの脱却2000年代ドイツの出生率回復と家族政策▼魚住明代◆欧州の出生動向に生じた大変動▼金子隆一=======●学問と政治~新しい開国進取【第17回】国連大使として2年半 充実と不完全燃焼▼北岡伸一◆外交文書の余白を読む天皇訪中実現に暗躍した田中清玄▼徳本栄一郎◆〔対談〕香港でもアメリカでも安住できなかった革命家ブルース・リー人気が日本で衰えないわけ▼ちゃうシンイチー×中島 恵◆不寛容の時代の「問題作」『オッペンハイマー』が映すアメリカ、そして日本▼村田晃嗣◆消えゆく「戦中派」の記録と記憶生誕100年、岡本喜八の痕跡を辿って▼前田啓介◆小伝 小澤征爾天国で聴くバッハ▼中丸美繪◆多様性のあるまちづくりとは▼遠藤 新《新連載》皇室のお宝拝見【第1回】伝狩野永徳《源氏物語図?風》▼本郷和人《好評連載》●炎上するまくら【第88回】美談の裏側▼立川吉笑●文品 藤沢周平への旅【第12回】短篇の成熟──「驟り雨」ほか▼後藤正治《新連載小説》●地上の楽園 【第1回】▼月村了衛《連載小説》●美土里?楽部【第11回】▼村田喜代子
2024/03/19 刊行
細谷雄一/東野篤子/小泉悠/村上靖彦/田原総一朗/郭晃彰/先崎彰容/堀由貴子/田北真樹子/五十嵐文 著
●SNSという戦場からウクライナ戦争が変えた日本の言論地図細谷雄一×東野篤子×小泉 悠●論破のリズム、スキルの時間――暗い欲望と数値が支配する現代について村上靖彦●テレビ討論番組が輝いた時代殴るか、殴られるかの本気の論争だから分かり合えた田原総一朗●新世代ネット言論の仕掛け人が語る議論への〝参加資格?をもっと多くの人に郭 晃彰●権威なき時代のSNS論争の作法は失われたのか先崎彰容●『世界』『正論』『中央公論』編集長が語る多様な意見が共存 三誌三様であっていい堀 由貴子×田北真樹子×五十嵐 文
2024/03/19 刊行
春木育美/魚住明代/金子隆一 著
●移民大国化に舵を切った韓国春木育美●子どもに優しくない社会からの脱却2000年代ドイツの出生率回復と家族政策魚住明代●欧州の出生動向に生じた大変動金子隆一
2024/03/19 刊行
古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」
篠田謙一 監修
あなたの教養は30年前の常識かも? 11万部『人類の起源』を元にノーベル賞で注目の人類学の勘所を一冊に。アフリカで誕生した人類は、いかに全世界に拡散したか? 日本人のルーツとは?
2024/03/18 刊行
読売新聞社 編著
2024/03/18 刊行
高原英理 著
不器用にして卑小、優柔不断で小心。そんな作曲家がなぜ、宇宙的な大世界を作り出せたのか? 「非天才的天才作曲家」の無念と希望の生涯を描く。ブルックナー生誕200年記念企画。
2024/03/18 刊行
中尾巧 著
検事は転勤が付きもの。赴任地で目にする風物や、出会った人々との交流を、エッセイに綴る――。『中之島の風景』を増補・改題。
2024/03/18 刊行
英語で伝えたい昭憲皇太后百首
ハロルド・ライト 編訳/明治神宮 監修
昭憲皇太后崩御110年。明治天皇を温かく支え、皇室の伝統を尊重しつつ革新へと大きく一歩を踏み出したその事蹟を、歌とともに辿る。好評の『敷島の道に架ける橋――英語で伝えたい明治天皇百首』と同じく、ハロルド・ライトの半世紀余りにわたる訳業から御歌100首を精選し、対訳形式で味わう。解説・永田紅。
2024/03/18 刊行
青山七恵/戌井昭人/小川糸/温又柔/恩田侑布子/白岩玄/服部文祥/松家仁之/宮内悠介 著
機内食を選ぶときも、道ばたでの転倒にも作法があった!? 浮き世をサバイブしてきた賢者9名が惑い、うろたえ、発見する、マナーのエッセイ100篇。
2024/03/18 刊行
近藤史恵 著
離婚して一年。幸彦は一念発起して、ある「学校」に通い始める。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた――。忙しすぎて“生活”が後回しになっている、大人たちへの応援歌!
2024/03/18 刊行
ヒオカ 著
地方の貧困家庭で育った著者は、奨学金を受けて大学へ進学。ウェブで発表した記事が注目を集め、ライターとして世に出る。本書では、「婦人公論jp」連載「貧しても鈍さない 貧しても利する」を中心に、初の著書『死にそうだけど生きてます』が出てから体験したことを綴る。安定した職に就けず、常に金銭的不安を抱え、原因不明の体調不良に悩まされ、世間からは「貧困者は身の程を知れ」というプレッシャーを掛けられ・・・。生きる意味を見いだす葛藤の日々を描く。
2024/03/18 刊行