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年齢を重ねて、
上等な仕事に出合える幸せ

加賀まりこ

倉本聰さんが脚本を手がけたドラマ『やすらぎの郷』が、大詰めを迎える。舞台は、テレビ界に功績のあった者が無料で入れる老人ホーム。シニア世代に向けたストーリーで、130回に及ぶ長丁場という異例の企画ながら、幅広い年齢層に支持された。そのキャストの豪華さも話題を呼んだが、入居者のひとり、元女優の水谷マヤを演じる加賀まりこさんは、どのような思いでこの役に取り組んでいたのだろうか

倉本さんのメッセージを
私たちが伝えていく

『やすらぎの郷』の出演者は、実際に映画やテレビで活躍した人たち。石坂浩二さん、八千草薫さん、有馬稲子さん、浅丘ルリ子さん、藤竜也さん、野際陽子さんなど多数。倉本さんがお書きになったから、こんなキャスティングが実現したのね。
 このドラマは、ホームの中の人間模様だけを描いているわけじゃない。たとえば戦時中、すでに女優だった九条摂子(八千草薫さん)は、戦争に関わる場面に多く登場する。ときに若い俳優さんも交えながらね。倉本さんは戦争を知らない世代に戦争を伝えたかったと思う。

(『婦人公論』2017年9月26日号より一部抜粋)

掲載号

婦人公論 2017年9月26日号(9月12日発売)
定価570円(本体価格528円)
表紙: 高畑淳子

2017年9月26日号(9月12日発売)

親ロス
――死別のストレスを
和らげるために

読者ノンフィクション傑作選2017・前編
主婦が心惑うとき――
ただ、愛が欲しくて

読者ノンフィクション傑作選2017
加賀まりこ 『やすらぎの郷』によせて
あさのあつこ 死別のストレス
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