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作家の瀬戸内寂聴さんは、半世紀近くにわたり、美術家で、近年は小説家としても注目を集める横尾忠則さんと交友を温めてきた。お互いに作品のテーマとする“生と死”について語り合う

もうひとつの世界

瀬戸内 この夏に刊行された『ぶるうらんど 横尾忠則幻想小説集』、とてもよかったですよ。幻想小説集と銘打ったのは、日本で初めてじゃないかしらね。実は、横尾さんに初めて小説を書かせたのはこの私だから、とても嬉しい。まだ20代だった横尾さんに初めて会った時、お義母さんの話をしてくれましたね。横尾さんは生まれてすぐ横尾家へ養子に入られたのだけど、養父母に大変かわいがられた。そのお優しかったお義母さんが亡くなったあと、簞笥の中から極彩色の秘戯図が出てきたという話。「おとなしい地味な人だったんです。でも、あの世代の人は嫁入りにああいうものを持ってきたのでしょうね」と横尾さんが淡々とおっしゃるのを聞き、お義母さんに対する熱い愛情を感じました。

(『婦人公論』2013年11月7日号より一部抜粋)

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掲載号

婦人公論 2013年11月7日号(10月22日発売)
定価566円(本体価格524円)
表紙: 木村拓哉

2013年11月7日号(10月22日発売)

45歳から
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働き方

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