浮き世離れの哲学よりも憂き世楽しむ川柳都々逸

坂崎重盛 著

「諦めきれぬをどうあきらめた　諦めきれぬとあきらめた」──人の心のありようをうたった都々逸から、「箪笥屋は離れ座敷を嫁の部屋」など、ちょっとエロティックな川柳、破礼句（ばれく）、「世の中ね顔かお金かなのよ」といった回文まで、三五〇余りの句や歌を通して、日本人の心の機微、男女の情愛や性愛の世界を読み解くエッセイ集。

書誌データ

• 配信開始日2018/2/28
• 判型中公eブックス
• 希望小売価格1870円（10%税込）