森鴎外とドイツビール
村上満 著
これからのビールはドイツビールだと人びとに信じさせる強力なオピニオンが流布されたのではないだろうか。そして、このオピニオン・リーダーがドイツ帰りの皇族、貴族、高官、学者、…
2017/12/29 刊行
堂場瞬一 著
長原製薬の広報部員・槙田は、副社長から極秘任務を命じられる。相次ぐ転落死亡事故に自社製品が関わっている可能性があり、被害者家族の口を金で封じろというのだ。外資企業と合併交…
2017/12/29 刊行
おぐらなおみ 著
子育てブロガーの元祖「カラメル堂」。10年以上にわたるブログ漫画の中から、思わず笑ってしまうものを厳選しました!『育児バビデブー』『こんな息子に母がした』(共に辰巳出版)…
2017/12/29 刊行
沖縄沖航空戦
大石英司 著
「われわれが答えを見出さない限り、嘉手納も普天間も全滅する」ハワイで中国の反抗作戦を潰したアメリカ軍だが、ここにきて予想もしていない敵に苦しめられた。それは、雲霞の如き数…
2017/12/29 刊行
(上中下)
佐々木譲 著
本書は21世紀に入って刊行された最も優れた歴史小説であり、一人の作家が生涯に一度書けるかどうかというほどの名作である。――縄田一男(日本経済新聞書評より)その個人史を書く…
2017/12/29 刊行
決定版(下)
佐々木譲 著
その個人史を書くことが、彼なり彼女なりの属する共同体の歴史を書くこととほぼ重なる、という人物がいる。榎本武揚も間違いなくそのひとりであった。自分はその武揚について、これだ…
2017/12/29 刊行
決定版(中)
佐々木譲 著
オランダ留学で地球規模の思考法を身につけた、開明的な知識人、時代の先覚者、しかも徳川家家臣という意識が人一倍つよい武揚。そうした人間の割り切れなさも作者はきちんととらえて…
2017/12/29 刊行
決定版(上)
佐々木譲 著
本書は21世紀に入って刊行された最も優れた歴史小説であり、一人の作家が生涯に一度書けるかどうかというほどの名作である。――縄田一男(日本経済新聞書評より)黒船来航に揺れる…
2017/12/29 刊行
武久洋三 著
団塊世代が後期高齢者になる2025年、日本の医療費は60兆円を超える。莫大な負担を抑えるには、入院中の高齢者が自宅で生活できる能力を取り戻すための〈早期リハビリ〉の徹底と…
2017/12/29 刊行
横山信義 著
連合艦隊はマーシャル諸島を放棄し、トラック環礁へ後退。空母「加賀」「瑞鳳」を失う痛手を負うが、米国との戦力差を埋める時間を稼ぐという作戦目的を達成した。一方、欧州前戦では…
2017/12/29 刊行
新装版
今野敏 著
狂犬のように戦いを渇望し、闇試合で並みいる強敵を下して無敗を誇った朝丘剛。だが、恩師にして中国武術の達人・劉栄徳の前になす術なく敗れる。なぜあの小柄な老人に勝てないのか?…
2017/12/29 刊行
闕所物奉行 裏帳合(三)
上田秀人 著
武家屋敷が連続して焼失、出火元の旗本は改易された。検分した扇太郎は放火(赤猫)であることを突き止め、彼らの莫大な隠し財産に驚愕する。そこへ闕所の処分に大目付が介入、さらに…
2017/12/29 刊行
新編・石光真清の手記(一)西南戦争・日清戦争
石光真清 著 石光真人 編
明治元年に生まれ、日清・日露戦争に従軍し、満洲やシベリアで諜報活動に従事した陸軍将校の手記四部作。第一部は、故郷熊本で西南戦争に遭遇した後、陸軍士官学校に入り、日清戦争に…
2017/12/29 刊行
西村京太郎 著
戦争はまだ終わっていない!? 十津川警部、特攻の真実に直面する。東京と金沢を結ぶ北陸新幹線開通が翌春に迫り、終戦から69年経った8月15日、元海軍航空隊中尉の小暮義男が扼…
2017/12/29 刊行
マカン・マラン みたび
古内一絵 著
元超エリートのイケメン、今はドラァグ・クイーンのシャールが夜だけひらくカフェ「マカン・マラン」。今回のお客様は、匿名のクレームを繰り返すアラサーOL、美味しさがわからなく…
2017/12/29 刊行
宇宙ガラス ビジュアル・ブック
戸水賢志 著
"手のひらで包めるほどに小さく軽い硬質ガラスの中に、まるで宇宙そのものが入り込んでいるような深遠な世界が広がっているもの――それが『宇宙ガラス』です。この『宇宙ガラス』は…
2017/12/29 刊行
佐藤信吾 著
経済同友会と雑誌『中央公論』の共催で行われた、大学生・大学院生「論文コンクール」最優秀賞受賞作。慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程2年の佐藤信吾氏が憲法論議において見…
2017/12/25 刊行
冨山和彦/大庫直樹 著
2017年夏、長崎県の十八銀行と「ふくおかフィナンシャルグループ」の経営統合が公正取引委員会の合併審査をクリアできずに延期になった。人口減少が進み過疎化が進む地方で完全競…
2017/12/25 刊行
中山俊宏/ウォルター・ラッセル・ミード/…
●異形の大統領は世界をどこへ連れていくのか 中山俊宏(慶應義塾大学教授)●シンポジウム「トランプ時代の政治思想」抄録アメリカ国民はアメリカがおかしいと言い続けてきた ▼顕…
2017/12/25 刊行
増田寛也/阿部文彦/藤巻慎一 著
●2040年には北海道の面積に 所有者不明土地が日本中を喰い荒らす 増田寛也(東京大学客員教授)●<ルポ>被災地、原野の町を歩く 困惑する自治体、処分に悩む相続者 阿部文…
2017/12/25 刊行
情報氾濫時代の生き方
押井守 著
世界が認める巨匠がおくる7つの幸福論。ネットが隆盛し、フェイクニュースが世界を覆う時代、何が虚構で何が真実か、その境界線は曖昧である。こういう時代だからこそ、与えられた情…
2017/12/8 刊行
海から見た戦国終焉
藤田達生 著
信長・秀吉・家康が天下統一をめざした時、鍵となった地域が瀬戸内である。とくに伊予(現在の愛媛県)は中国・四国・九州を結ぶ「かなめ所」(秀吉の朱印状より)であった。瀬戸内海…
2017/12/8 刊行
130グラムの臓器の大きな役割
坂井建雄 著
一つ減っても大丈夫。そう軽視できるほど、腎臓の人体における役割は小さくない。主な働きは尿を作ることだけだが、それがなぜ生命の維持に必須なのか? 一日二〇〇リットル作りその…
2017/12/8 刊行
修道院の起源
佐藤彰一 著
多くの宗教で、性欲・金銭欲などの自らの欲求を断ち切り、克服することが求められる。キリスト教も同様だが、それではヨーロッパにおける「禁欲の思想」はいつ生まれ、どのように変化…
2017/12/8 刊行
ダーウィンからDNAが拓く新世界へ
小原嘉明 著
生物はなぜこんなに多様なかたちをしているのか? 餌の種類に応じてくちばしの形を変えた鳥、雄が交尾後の雌に貞操帯でフタをするトンボなど、多様な姿や驚きの行動が、どのようにし…
2017/12/8 刊行
意思決定入門
印南一路 著
就職・転職に仕事や買い物、さらには恋人選びなど「正しい選択をしたい」と思いつつも、「誤った選択をした」「後悔している」という経験は誰でもあること。そこで慶應義塾大学教授で…
2017/12/8 刊行
堀江敏幸/山崎ナオコーラ/原田ひ香/松田…
【連載長編小説】◆松田青子「持続可能な魂の利用」(新連載)◆山崎ナオコーラ「偽姉妹」(第7回)◆原田ひ香「節約メリーゴーランド」(最終回)【連載小説】◆堀江敏幸「あとは切…
2017/12/1 刊行