山内昌之 著
"「湾岸戦争からソ連解体にかけてアメリカを理解せずに現代の中東・中央アジアを考える限界を痛感した」。多民族他文化国家アメリカと、世界各地に浸透するイスラーム世界とは共存し…
2016/9/30 刊行
おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力
風間トオル 著
「洗濯機がお風呂がわり」「虫歯は放置か、ペンチで抜く」「空腹のあまり、カマキリの足をかじった」「草を食べて空腹を満たした」など幼少期の貧乏仰天エピソードで『徹子の部屋』で…
2016/9/28 刊行
矢月秀作 著
沼津市議会議員・阿南光利が立案した水産加工センター建設を巡り、反対運動が過熱。背後には暴力団、さらには阿南の高校時代の旧友を殺した男の影が……。静岡県警銃対課の一ノ瀬守は…
2016/9/25 刊行
消えた恩師とさまよう影
九条菜月 著
高校内をさまよう黒い霊と、突如始まったイジメ。悩みを抱える秋都尊を救ったのは「心霊相談所」を営む由良蒼一郎だった。蒼一郎は七歳の娘・珠子を抱えて孤軍奮闘中の父親。家事がで…
2016/9/25 刊行
西澤保彦 著
条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。昔の恋人を奪っていった旧友・早稲本と偶然呑むことになり、酔った二人は二十八年前の思い出の晩へと戻ってゆく…
2016/9/25 刊行
植松三十里 著
見合い相手としてあらわれた夏目金之助(漱石)に一目惚れした鏡子。「苦労するが大成する」相手だという占い師の言葉を支えに結婚を決めるが、慣れぬ土地での新婚生活に戸惑う。しか…
2016/9/25 刊行
パールハーバー奇襲
大石英司 著
「パールハーバーが中国軍に奇襲された」そのニュースは、瞬く間に全世界に拡散され、アメリカ政府には激震が走る。急ぎ奪還作戦が練られる一方で、中国海南島への爆撃も検討されるこ…
2016/9/25 刊行
バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
新たな雇い主の依頼を受け、移動しようとしたアード=ケナード隊からダルウィンが消えた。シャリースは契約と友情の狭間で惑い悩み――有能で逞しい傭兵たちと白狼が挑む最後の事件!
2016/9/25 刊行
海賊と女王の航宙記
茅田砂胡 著
犯人たちはなぜ《テンペスタ》の特別区に侵入できたのか。ジャスミンとケリーの疑問はディアスの二代目社長だった男へと向けられた。しかも話は某軍事国家の片方まで繋がってしまった…
2016/9/25 刊行
会田弘継 著
"ラッセル・カークから始まる、現代アメリカを形作ってきた思想家たちを訪ねる""旅""。彼らの思索の中核には何があるのか。保守、リベラルといった概念の真の意味とは――。著者…
2016/9/25 刊行
内務官僚かく戦えり
田村洋三 著
島田叡。沖縄県知事。米軍の沖縄攻撃二カ月前に赴任。荒井退造。沖縄県警察部長として島田を迎える。二人は過酷な戦時体制下で、県民保護の困難な仕事に命がけで取り組んだ。共に沖縄…
2016/9/25 刊行
山下澄人 著
「人間に本能なんかないよ」――死んだ友。その妻と娘と性交するぼく。あいまいな記憶。生者と死者が睦み合う、心地良くも危険なパレードがはじまる。存在することの根本を問いかける…
2016/9/10 刊行
SLから、電車、超電導リニアまで
小島英俊 著
イギリスの指導のもと、明治の初めに産声を上げた日本の鉄道。山がちな国土に狭軌という悪条件を克服する過程で、高速性、快適性、安全性を向上させ、1964年の東海道新幹線開業に…
2016/9/9 刊行
第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで
伊藤武 著
19世紀半ばに建国したイタリア王国は、ファシズムの台頭と第2次世界大戦の敗戦を経て、1946年に共和国へと生まれ変わる。デ・ガスペリらが主導する戦後復興を経て、50年代に…
2016/9/9 刊行
黒岩涙香から松本清張へ
堀啓子 著
江戸後期、大岡越前の裁判小説が人気だったように、日本人は元来、謎解きが大好きだった。だが、ポーの「モルグ街の殺人」にはじまるミステリーが受容され、国産の推理小説が定着する…
2016/9/9 刊行
メソポタミア、ローマ、そして日本へ
小林登志子 著
道路、都市などの建造物、カレンダーや貨幣、法律にはじまる制度、そして宗教や文学のような精神世界まで、わたしたちの快適な毎日は、数多くの文明的な要素によって成り立っている。…
2016/9/9 刊行
瀧羽麻子/前田司郎/柴崎友香/青山七恵 …
<連載長編小説>■柴崎友香「千の扉」(第8回)■前田司郎「異常探偵 宇宙船」(第9回)■瀧羽麻子「松ノ内家の居候」(第11回)<連作短編小説>■青山七恵「」(第5話)
2016/9/1 刊行