大岡昇平 著
『レイテ戦記』執筆過程の昭和42年3月、一兵士として戦った現地を再訪し、自らの生と死との彷徨の跡を尋ねる。賠償問題が解決してもなお、反日感情が根強く残る時期、亡き戦友への…
2016/8/31 刊行
内田康夫 著
彫刻家の自宅から〝妖精〟が消えた。同じ頃、荒川河川敷で絞殺死体が見つかる。一見、何の繋がりもない二つの事件に、四桁の数字という共通点を見つける浅見光彦。ここから一気に事件…
2016/8/27 刊行
まもなく消えるその「輪郭」について
家入一真 著
およそ半世紀前に産声をあげたインターネット。そのテクノロジーが生み出した新しい「世界」は社会、経済、文化、時間、家、あらゆるものをつなぎ、変化させた。しかし常時接続や無線…
2016/8/26 刊行
横山信義 著
中部太平洋の要衝、ウェーク島沖にて連合艦隊の空母「蒼龍」「飛龍」が、米巨大空母「サラトガ」と激突! 史上初の空母戦が始まった。一方、ロシア南西部のバイカル湖では、日本と同…
2016/8/25 刊行
龍睛の刻4
千葉暁 著
古操兵大軍団がデュマシオン率いるイシュカーク政府軍を敵として待ち受ける。《龍の王》の復活をかけた、千年に亘る混乱と戦闘の連鎖は、ここに終着の時を迎えた。
2016/8/25 刊行
銀翼少女達の決戦
榊一郎 著
英国から帰国した将一郎たちは、新たな戦力の加入もあって戦況を有意に進めていた。しかし、敵にも有能な指揮官がいることが発覚。その指揮官・ヴァイオレットは、現役軍人にしてP-…
2016/8/25 刊行
第Ⅳ部 伝説の終焉5
茅田砂胡 著
リィを次期タンガ国王ナジェックの妻となす――勝利の女神を辱め、戦意を削がんとするゾラタスの卑劣な策謀。ウォルは国王という枷を従弟に押しつけ、国境に向け馬を駆る。随伴するは…
2016/8/25 刊行
平成のリングの主役たち
三田佐代子 著
なぜ今また面白くなったのか?プロレスは幾度かの困難な時期を乗り越えて、いま新たな黄金時代を迎えている。馬場・猪木の全盛期から時を経て、平成のプロレスラーは何を志し、何と戦…
2016/8/12 刊行
林真理子/内田樹 著
140年の伝統を誇るミッション・スクール、神戸女学院は「秘密の花園」である。最難関校の一つなのに、大学合格実績を非公表というミステリアスさ。「日本一美しい」と評され、都会…
2016/8/12 刊行
クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで
井上たかひこ 著
水中考古学とは、水面下の遺跡や沈没船を対象とする考古学の一分野である。これまで、欧米の研究チームがクレオパトラ宮殿やタイタニック号を発見し、中国・韓国も国を挙げて沈船調査…
2016/8/12 刊行
内田宗治 著
開業以来150年、東京の鉄道はつねに町づくりとともにあった。江戸以来の水道を横切るための?瓦アーチ橋。多摩川の砂利で作ったコンクリート高架。壮麗な旧万世橋駅や浅草駅。そし…
2016/8/12 刊行
古代駅路から高速道路へ
武部健一 著
邪馬台国の頃には獣道しかなかった日本列島も、奈良時代になると幅12mの真っ直ぐな道が全国に張りめぐらされ、駅馬の制度が設けられた。中世には道路インフラは衰退したが、徳川家…
2016/8/12 刊行
コマから宇宙船の姿勢制御まで
長谷川律雄 著
20世紀後半、宇宙開発が進むにつれ、回転運動や姿勢制御に関する力学の理論は長足の進歩を遂げた。この回転運動と中学・高校で学ぶ並進運動(直線運動)を組み合わせると、すべての…
2016/8/12 刊行
瀧羽麻子/前田司郎/柴崎友香/青山七恵/…
<連載長編小説>柴崎友香「千の扉」(第7回)前田司郎「異常探偵 宇宙船」(第8回)瀧羽麻子「松ノ内家の居候」(第10回)<連作短編小説>青山七恵「組織の結束」(第4話)泉…
2016/8/1 刊行