ルーデンドルフ攻勢の栄光と破綻 1918年 春
アンリ・イスラン 著 渡辺格 訳
大戦末期、連合軍はいかにして勝利への道筋を固めたのか――史実を克明にたどることで、戦場の悲惨な現実、軍人、政治家、司令官の実像が甦る。凡百の戦記を凌駕する無類の歴史読み物…
2016/6/30 刊行
シュガー、16年をありがとう
宇都宮直子 著
娘として愛してきた、チンチラシルバーの猫・シュガーに悪性腫瘍がみつかった。クオリティ・オブ・ライフを考え、足を切断する手術はせず、痛みからも衰弱からも全力で守ると決意する…
2016/6/25 刊行
横山信義 著
資源獲得のため仏印に進駐した日本に対し、米国は対日禁輸政策を強化、石油の輸出を禁止した! 一方同時期、ペトロパブロフスクのロシア帝国軍が反乱を起こした。日本はロシアの要請…
2016/6/25 刊行
内田百閒 著
「小鳥に夢中になっている間の面白さは、小鳥を飼った事のない者には迚も解りません」(表題作)。鶯の鳴き方が悪いと気に病み、衝動買いした訓狐のために眠れない夜を過ごす。漱石山…
2016/6/25 刊行
ことわざ人類学
米原万里 著
「目糞鼻糞を笑う」も人類共通? 「寄らば大樹の陰」「蛇の道は蛇」「朱に交われば赤くなる」「頭隠して尻隠さず」……。世界中のことわざには、類似の文句が同じ意味に使われている…
2016/6/25 刊行
連合艦隊出撃す
大石英司 著
〝ロディオドライブ・ゲート〟と呼ばれる小さな銃撃戦から、米中関係は一気に緊迫化した。外交的な報復合戦が行われ、米中両国に多大な犠牲者が出る。一方、日本は南アジア条約機構に…
2016/6/25 刊行
第Ⅳ部 伝説の終焉3
茅田砂胡 著
トレニア湾にスケニアの大艦隊来襲。国境沿いにタンガ軍二万集結。ビルグナ砦陥落! 王妃の矢傷も癒えぬうちに、デルフィニア包囲網は厚く強固に完成されつつあった。獅子王ウォルは…
2016/6/25 刊行
興安軍官学校の知られざる戦い
楊海英 著
2016/6/10 刊行
「私」から考える進化・遺伝・生態系
本川達雄 著
地球上には、わかっているだけで一九〇万種、実際は数千万種もの生物がいると言われる。しかし、その大半は人間と直接の関わりを持たない。しかし私たちは多様なこの生物を守らなけれ…
2016/6/10 刊行
ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ
山本昭宏 著
唯一の戦争被爆国である日本。戦後、米国の「核の傘」の下にありながら、一貫して「軍事利用」には批判的だ。だが原子力発電を始めとする「平和利用」についてはイデオロギーと関わり…
2016/6/10 刊行
近代日本初の対外戦争の実像
大谷正 著
1894年の夏、日清両国が朝鮮の「支配」をめぐり開戦に至った日清戦争。朝鮮から満州を舞台に戦われた近代日本初の国家間戦争である。清の講和受諾によっていったん終わりをみるが…
2016/6/10 刊行
教育、国家、日本語
今野真二 著
10万字以上の漢字のなかで、日本語の読み書きに使う目安となる常用漢字は2136字。これに人名用漢字を加えた約3000字で過不足はないのか。選択の基準はどこにあり、字体や音…
2016/6/10 刊行
瀧羽麻子/前田司郎/柴崎友香/片岡義男/…
<連載長編小説>■柴崎友香「千の扉」■前田司郎「異常探偵 宇宙船」■瀧羽麻子「松ノ内家の居候」<連作短編小説>■青山七恵「」■片岡義男「」
2016/6/1 刊行