阿川弘之 著
愛車のルノーを駆って都内を走行中、雨やどりをする女子高校生に「乗りませんか?」と声を掛けてしまう著者。デコボコの国道、国鉄の花形・蒸汽機関車、振り袖のスチュワーデス……。…
2015/1/31 刊行
井伊直弼と長野主膳
松岡英夫 著
ペリー来航以来、揺らぎ始めた幕府の権威を維持強化するため、大老井伊直弼が断行した安政の大獄は、吉田松陰・橋本左内ら英才俊傑のみならず、幕府内の人材も一掃することとなった。…
2015/1/31 刊行
軒上泊 著
ぼくが養護施設の前に捨てられていたのは、医者の見立てによると二歳になるかどうかの年だったらしい。「あやと」と名前だけ書いた紙しか置いてなかったのは、ぼくは親にではなく、誘…
2015/1/31 刊行
平安寿子 著
「私はいつも誰かに振り回される」と嘆く河埜日向子は、友人が代表を務める会社でパートとして働く43歳の主婦。実家の相続や姑との同居、娘の反抗期、理解し合えない夫……と、次か…
2015/1/27 刊行
吉田茂 著
戦後日本はどのように復興していったのか。吉田茂が語る戦後史の完結編では、ドッジライン、朝鮮戦争特需、一兆円予算、三度の行政整理などの内政面から振り返り、さらに日本が進んで…
2015/1/25 刊行
堂場瞬一 著
大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。持ちこまれる近所の事件を調べるため、将を「相棒」に任命した麻生だったが、前途は多難で――…
2015/1/25 刊行
中村彰彦 著
津軽で暮らす道楽者の三上屋金介は、旧幕府軍と薩長勢のいくさをこの目で見ようと旅に出るが――。一人の男の流浪の顛末を描いた表題作ほか、戦国から幕末維新までを描いた全七篇の歴…
2015/1/25 刊行
今野敏 著
考古学教授の妻と弟子が殺され、双方の現場には謎めいた古代文字ペトログリフが残されていた。捜査一課の碓氷弘一警部補は、外国人研究者・アルトマン教授を相棒に連続殺人の真相を追…
2015/1/25 刊行
龍睛の刻3
千葉暁 著
巡察使として赴いたアーシェラの行方も不明なままに、デュマシオンは故国へ進軍を開始する。常勝不敗の《龍馬帝》立つ、の報にあわてふためく維新派の貴族たち。ついに、アルバスの地…
2015/1/25 刊行
大泥棒さま、魔都へ行く
戒能靖十郎 著
荒野の真ん中、突然に現れる魔法の都アルタイル。そこでは誰もが魔法を使え、手にした者の願いを叶えるという秘宝「異界の海」が眠るという。おれ“大陸一の大泥棒”ルウィンさまが狙…
2015/1/25 刊行
クリムゾン・ヴァンパイア
夏目翠 著
傲慢な主人アレクの下でメイド兼食料係(花嫁)として働きながら、学校に通うことになった橘香。超お嬢様校で彼女を待ち受けていたのは、仲塚原家の娘・碧依をターゲットとしたいじめ…
2015/1/25 刊行
ナイトランナーⅥ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
プレニマーでの冒険を終え、リーミニーに帰ってきたアレクとサージル。休む間もなくキャットとして動き始めた二人は友人であり、いまも戦地でスカラ軍を率いる王女クライアを巡る陰謀…
2015/1/25 刊行
新井千裕 著
イケなくなった売れっ子ホストである兄、ひたすらビルに登り続ける弟。そして元美人の太った女。「この世界は膨らませたコンドームのよう」と感じる兄を襲った下半身の不調が、いつし…
2015/1/20 刊行
太田忠司 著
警視庁捜査一課のエリート刑事・和賀千蔭が追う連続「殺人鬼」殺人事件。遺体は体の一部を抉られ、さらに現場には必ず一人の女子高生が現れていた。謎の言葉「わたしはセクメト」を残…
2015/1/16 刊行
維新官僚から学歴エリートへ
清水唯一朗 著
明治維新後、新政府の急務は近代国家を支える官僚の確保・育成だった。当初は旧幕臣、藩閥出身者が集められたが、高等教育の確立後、全国の有能な人材が集まり、官僚は「立身出世」の…
2015/1/16 刊行
ネットで変容する「最も古いメディア」
松田美佐 著
デマ、流言、口コミ、風評、都市伝説・・・・・・。多様な言葉を持つうわさ。この「最古のメディア」は、トイレットペーパー騒動や口裂け女など、戦後も社会現象を巻き起こし、東日本…
2015/1/16 刊行
「数楽アート」を生んだ日本の底力
桜井進/大橋製作所 著
町工場の職人技がつくりだした「数楽アート」。同作品の魅力を「補助線」に、その美しさを生んだ、壮大な数学の歴史物語を旅しよう! 日本は江戸時代から、ものづくり・アート・数学…
2015/1/16 刊行
クスリ・報酬・診断書
藤本修 著
クスリの大量投与、医者によって食い違う診断、患者の都合にあわせたウソだらけの診断書…何が本当で何がウソなのか?ベテラン精神科医が医療のカラクリをわかりやすく説明しながら、…
2015/1/16 刊行
日本語を書くということ
今野真二 著
中学・高校の古文の授業で私たちは「歴史的かなづかい」に出会い、例えば現在「カワ」と発音する語がかつては「かは」と書かれたことを知る。なぜ発音と表記は違うのか、表記はいかに…
2015/1/12 刊行
朝比奈あすか/木村紅美/長嶋有/山下澄人…
<連載長編小説>■朝比奈あすか「少女は花の肌をむく」■木村紅美「まっぷたつの先生」■長嶋有「三の隣は五号室」■山下澄人「壁抜けの谷」<連作短編小説>■松田青子「おばちゃん…
2015/1/1 刊行