住本利男 著
日本史上空前の被占領の時代。七年間に及ぶ激動の日々を、現場の責任者たちはどう見たのか。米軍の進駐、憲法制定、戦場からの復員、財閥解体、公職追放、農地改革、東京裁判、アジア…
2014/7/25 刊行
ナイトランナーⅡ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
「どうしてアレクやマイカムにまで隠さなくてはいけないのです?」「それは、もしもこれから言うことについてお前さんが一言でも漏らしたら、わしはそれを耳にした者全員とお前さんを…
2014/7/25 刊行
ナイトランナーⅡ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
「これだけの下水溝をすべて探検して地図を作るには、何週間、いや、おそらくは何ヶ月もかかるだろう。だが、もしすでに下水溝の配置を知っている奴を見つけたとしたら?」「くず屋ギ…
2014/7/25 刊行
ナイトランナーⅡ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
〈レンデルの槍〉が現れて日食と重なるとき、邪悪な〈兜〉は復活する。その儀式の贄を求めるマーダスにさらわれたアレクは、酷寒の船倉に囚われていた。身につけるものもなく、黒呪術…
2014/7/25 刊行
アンヌの野兎
茅田砂胡 著
テオドール・ダナーは料理はうまいが店主が偏屈。ある日、その店主が行方不明に。さらに、彼を怪獣夫婦が護衛することに! 珍しくものんびりと陸路の旅を楽しむ夫婦を待ち受けるもの…
2014/7/25 刊行
和多月かい 著
新入社員の藤崎通はいきなり融合した異世界の魔法帝国支部へと配属となった。が、そこはある理由から深刻な『魔力』不足に陥っており……。第10回C★NOVELS大賞特別賞&読者…
2014/7/25 刊行
近藤富枝 著
若き日の宇野千代・尾崎士郎をはじめ、川端康成、萩原朔太郎、室生犀星ら数多くの作家たちが居を構え、夜を徹してのダンスに麻雀、酒と恋の青春を謳歌し、そこから次々に名作を生み出…
2014/7/25 刊行
日本精神の逆説
長谷川三千子 著
「日本人であること」を探究する第一歩とは……。日本人の内にあり、必然的に我々本来の在り方を見失わせるもの――本居宣長が「からごころ」と呼んだ機構の究明を通し、日本精神を問…
2014/7/25 刊行
松葉屋なつみ 著
どこまでも広がる青空の下、創世主ファティマの使命により、紙飛行機(メール)を召還し、寄生する悪いもの(ウィルス)を取り除く毎日を送る〈羊〉たち。飛び交う紙飛行機の途方もな…
2014/7/25 刊行
受難の三兄弟
岡野めぐみ 著
スルファの学友マイルスは、学業も家柄も良く、警備隊養成学校卒業五年後にして辺境の村の警邏長に抜擢された。が、その村には厄介な三兄弟がいて!?『受難の三兄弟』シリーズの次男…
2014/7/25 刊行
聖刻群龍伝外伝3
千葉暁 著
新連邦議長の屋敷で侍女として働くことになったエズラ。やたらとエバる婦長にこき使われ戦女神と噂される公式寵姫――エアリエルには目をかけてもらい、と忙しい日々を送っていた。な…
2014/7/25 刊行
蓮華君の不幸な夏休み番外篇3
海原育人 著
月曜日の霧島さんは厄年な事件を忘れられなかった、らしい。あいかわらず横行するプチ事件に巻き込まれたと思われる友人から話を聞くことにした。さて、そのお相手である各務さんはあ…
2014/7/25 刊行
八百万の神に問う番外編
多崎礼 著
老舗妓楼「葛ノ葉」にやって来たその奇妙な客人は待ち人が現れるまでと言って、見習いの少女を相手に静かに語り出した。ケイシュという少女が、年頃の乙女なら誰でも一度は憧れるイチ…
2014/7/25 刊行
警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4
沢村鐵 著
八年前、自分の家族全てを惨殺された美結。武器商人・田中晃次から、犯人の正体を知らされた彼女は復讐に我を忘れ、警察組織から離脱する。一方、全世界を影響下に置く強大な敵・田中…
2014/7/25 刊行
喜多喜久 著
鉄をも溶かす《炎の魔法》、密室に現れる人魂、過酸化水素水を用いた爆破予告、青酸カリによる毒殺、そしてコンプライアンス違反を訴える大学での内部告発など、今日もMr.キュリー…
2014/7/25 刊行
吉本ばなな 著
病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と姉妹のように育った海辺の小さな町に帰省した私は、まだ淡い夜の始まりに、つぐみとともにふるさとの最後のひと夏を過ごす少年に出会った――。少…
2014/7/25 刊行
吉本ばなな 著
霊能者の祖母が遺した予言通りに、インドから来た青年「ハチ」と巡り会った私は、彼の「最後の恋人」になった……。運命に導かれて出会い、別れの予感のなかで過ごす二人だけの時間―…
2014/7/25 刊行
吉本ばなな 著
世界が私たちに恋をした――。別に一緒に暮らさなくても、二人がたどる道はいつも家路で、二人がいる所はどこでも家だ……。互いにしか癒せない孤独を抱え、剥き出しの世界へと歩き始…
2014/7/25 刊行
よしもとばなな 著
ふるさと西伊豆の小さな町は、海も山も人も寂れてしまっていた。実家に帰った私は、ささやかな夢と故郷への想いを胸に、大好きなかき氷の店を始めることにした。大切な人を亡くしたば…
2014/7/25 刊行
よしもとばなな 著
かつて初恋の少年に送った手紙の一節が、ハワイアンの調べに乗って耳に届いた。「ひとの人生を縫い上げる」キルト作家となった私は、その歌い手とともに、空と海と大地が接するハワイ…
2014/7/25 刊行
潮匡人 著
尖閣諸島・竹島の領土問題をめぐる中国・韓国との対立、北朝鮮のミサイル発射と核実験などアジアの軍事的緊張は高まるばかりであり、逆に化学兵器使用のシリア・アサド政権への武力行…
2014/7/11 刊行
「熱狂」と「冷笑」を超えて
三原龍太郎 著
「秋元康氏発言炎上事件」に象徴されるクール・ジャパン周辺に充ち満ちている不満。なぜ人は実態を知らないままに嫌い、反発するのか? そもそもクール・ジャパンはどこから生まれ、…
2014/7/11 刊行
クレーマーとは呼ばせない! 親の心得
おおたとしまさ 著
オバタリアン教師は陰湿で、限りなくクロに近い指導法で生徒を支配する。ターゲットにされた「やんちゃ坊主」は、たちまち草食化。あるいは「モンスター親」の登場で壮絶バトルに………
2014/7/11 刊行
岸見一郎 著
ウィーン精神分析学会の中核メンバーとして活躍しながら、やがてフロイトと袂を分かったアドラー。彼の残した心理学は「個人心理学」とも呼ばれ、『嫌われる勇気』のヒットに象徴され…
2014/7/11 刊行