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教育と平等

教育と平等

大衆教育社会はいかに生成したか

苅谷剛彦 著

戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。そのきわめて特異な背景には、戦前からの地方財政の逼迫と戦後の人口動態、アメリカから流入した「新教育」思想とが複雑に絡まり合っていた。セーフティネットとしての役割を維持してきたこの「戦後レジーム」がなぜ崩壊しつつあるのか、その原点を探る。

書誌データ

  • 配信開始日2013/7/15
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格924円(10%税込)
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