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外邦図――帝国日本のアジア地図

外邦図――帝国日本のアジア地図

小林茂 著

明治初期から第二次世界大戦終結まで、日本がアジア・太平洋地域について作製した「外邦図」。陸軍が中心となり、戦争と植民地統治の「道具」として、朝鮮、中国、東南アジアと、進出に先駆けて作られた。その手段は、複製、秘密測量、空中撮影であり、現地での衝突も少なくなかった。本書は、初期の陸軍将校たちの偵察測量、日露戦争戦場での争奪、越境空撮など、従来知られていなかった作製の内実と利用の歴史を明らかにする。

書誌データ

  • 配信開始日2013/7/15
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格946円(10%税込)
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