世界最優秀ソムリエコンクール
角野史比古 著
2010年チリ、三年に一度の世界最優秀ソムリエコンクールが開かれた。緊張と重圧、さらに試験に仕掛けられたトラップが、各国を代表する選手たちを苦しめる。だがそんな中、ブライ…
2013/7/25 刊行
茅田砂胡 著
探索の依頼を受けてトゥルークに赴いた怪獣夫婦は連邦軍の駆逐隊が壊滅する現場に行き合う。その襲撃者は恥知らずにも伝説の大海賊の名を口にした。――その時、ケリーの顔から表情が…
2013/7/25 刊行
人生で本当に大切にするべき10のこと
大平光代/鎌田實 著
がんばらないで、生きぬく――ベストセラー作家2人による対談集。失業、うつ、介護など、さまざまな悩みを抱える人が溢れる現代、“幸せ”を感じるために必要な心掛けとは? 「くら…
2013/7/25 刊行
西村京太郎 著
捜査が難航している殺人事件の犯人を教えたり、ある人物の殺害を予言し的中させる手紙が何通も警視庁へ届いた。差出人はいずれも〈シャドーX〉。正体を探り始める十津川班に〈シャド…
2013/7/25 刊行
喜多喜久 著
構内に掘られた穴から見つかった化学式の暗号、教授の髪の毛が突然燃える人体発火、ホメオパシーでの画期的な癌治療、更にはクロロホルムを使った暴行など、大学で日々起こる不可思議…
2013/7/25 刊行
山崎直子 著
宇宙へ行く、という子どもの頃からの夢を叶えた著者が、未来の宇宙飛行士に伝えたい94の「学び」のエッセンスを初公開! 幼少時代の家庭教育、お茶の水女子大学附属高校、東京大学…
2013/7/25 刊行
世界に貢献できる自律的な日本人をつくる20の法則
畑恵 著
2013/7/25 刊行
沙藤菫 著
魔帝の母と人間の父の間に生まれた七人兄弟の末っ子アランは、人の世で助けた娘オリガに恋をした。想いが叶わぬときは砂になる――制約付きで人間に姿を変える薬を呑み、彼女の願いを…
2013/7/25 刊行
戒能靖十郎 著
交易都市クリザの領主は、かつて大陸を襲った竜を倒した英雄アルズレッド。富も名声も手に入れた英雄だが、闘いに身を置いてきた彼には、今の平和な暮らしは退屈の連続でしかない。古…
2013/7/25 刊行
緋野由意子 著
故郷の母が知らせてきた幼なじみの突然の死。中学生の頃から慕っていた敏也とは、人生をともに歩むと信じていたのに、二年前、彼は一方的に別れを告げ、別の女性と結婚していた。その…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。看板屋に就職すれば収入もあり絵の勉強もでき…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。中学生になった元は、原爆で家族を失い、自身…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。感化院に入っていた隆太が脱獄してきた。元は…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。やくざになった隆太たちは、足を洗ってやり直…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。元は妹のために粉ミルクを盗み出すが地元のや…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。元は尊敬する父と姉弟を原爆で失い、母と生ま…
2013/7/25 刊行
中沢啓治 著
著者の体験をもとに、強く明るく生きる少年・中岡元の姿を通して、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いが込められた名作。
2013/7/25 刊行
古代・中世篇四
ドナルド・キーン 著 土屋政雄 訳
武士の時代が到来し、悲劇的素材を巧みに扱い日本の民族叙事詩となった『平家物語』。宮廷和歌の最後を飾る『新古今集』で世の無常を歌った西行の活躍。序 中世/軍記物語/『新古今…
2013/7/25 刊行
谷崎潤一郎 著
猫に嫉妬する妻と元妻、そして女より猫がかわいくてたまらない男がくりひろげる軽妙な心理コメディの傑作。安井曾太郎の挿画収載。同時併録は美女とペルシャ猫への愛を高らかにうたう…
2013/7/25 刊行
西鋭夫 著
アメリカによる「占領」は未だ終わらざる日本の惨敗物語だ。米政府の極秘資料をもとに、占領政策の欺瞞を暴き、日本人の変節を問う。平和と民主主義の代償として憲法第九条の中に埋葬…
2013/7/25 刊行
ウィトゲンシュタイン 著 山元一郎 訳 …
「すべての哲学は『言語批判』である」――西欧哲学2000年の歴史をほぼ全面否定する衝撃的な哲学観を提起したこの書が、20世紀前半の哲学地図を完全に塗り替えてしまうことにな…
2013/7/15 刊行
ヘーゲル 著 藤野渉/赤沢正敏 訳
「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」という有名なことばは、本書の序文に出てくる。主観的な正しさより客観的な理法、正義を重んじたヘーゲル最後の主著。
2013/7/15 刊行
ヘーゲル 著 藤野渉/赤沢正敏 訳 長谷…
「ミネルヴァの梟は黄昏を待って飛翔する」。哲学を指すこの有名なフレーズは、ヘーゲル最後のこの主著の中に出てくる。法とは正義のこと、本書はまさしく社会正義の哲学といえる。
2013/7/15 刊行
デカルト 著 野田又夫/井上庄七/水野和…
「西欧近代」批判が常識と化したいま、デカルトの哲学はもう不要になったのか。答えは否である。現代はデカルトの時代と酷似しているからだ。その思索の跡が有益でないわけはない。
2013/7/15 刊行
ニーチェ 著 西尾幹二 訳 西尾幹二 解…
ギリシア悲劇の起源を問題にする体裁をとりながら、ニーチェの内部に渦巻いていたあらゆる主題が未分離のまま投げ込まれ、強い衝迫力をもってせまってくる。今日なお「問題の書」。
2013/7/15 刊行
ベルクソン 著 森口美都男 訳
従来の道徳論や宗教論のテーマは、かえって探求の障害にさえなる。そう考えた「生の哲学者」ベルクソンが、視界をもっぱら人間という存在に絞り込んで展開した社会哲学、歴史哲学。
2013/7/15 刊行
ベルクソン 著 森口美都男 訳 杉山直樹…
概念や言葉、表象などに結晶化する以前に、それとは別の場所で端的に働いている力がある。そうした場所についての時空的見取図をつくりあげようとした「生の哲学者」の最後の主著。
2013/7/15 刊行
オルテガ 著 寺田和夫 訳 佐々木孝 解…
近代化の行きつく先に、必ずや「大衆人」の社会が到来することを予言したスペインの哲学者の代表作。「大衆人」の恐るべき無道徳性を鋭く分析し、人間の生の全体的建て直しを説く。
2013/7/15 刊行
ハイデガー 著 原佑/渡邊二郎 訳
ハイデガー自家用本に書き込まれた欄外注記と諸版の異同を吟味し、近年の研究成果を盛り込んだ日本語訳と懇切な訳注。巻末に新しい年譜と詳細な索引を付した決定版。全三巻完結。
2013/7/15 刊行
ハイデガー 著 原佑/渡邊二郎 訳
存在論は古代中世以来、ヨーロッパ哲学の根本課題であった。ハイデガーはこの伝統を新たに取り上げ直し、存在の根底を見つめ、生存の基底を直視し、実存の深みを見定めようとする。
2013/7/15 刊行
ハイデガー 著 原佑/渡邊二郎 訳 渡邊…
現代哲学に絶大な影響を与えつづける巨人ハイデガーは、1927年に刊行された本書の斬新で犀利な問題提起によって、20世紀の哲学界に激流を巻き起こす衝撃的地点に立つことになっ…
2013/7/15 刊行
フロイト 著 懸田克躬 訳
精神の働きは無意識の記憶から強い干渉を受けている。その「無意識の科学」の存在を人びとに理解させようとした書。Iのしくじり行為、夢の分析に続き、IIはノイローゼ諸現象を扱う…
2013/7/15 刊行
フロイト 著 懸田克躬 訳 新宮一成 解…
人間にとっての最後の謎であった「無意識」。その扉をあけて、そこに首尾一貫した説明をほどこそうとしたフロイト。本書こそ、人間の心に関する現代の見解すべての根源となった。
2013/7/15 刊行
ヒューム 著 土岐邦夫/小西嘉四郎 訳 …
ニュートンの経験的実証的方法を取り入れ、日常的な経験世界の観察を通して人性の原理を解明し、その人間学の上に諸学問の完全な体系を確立しようとした。イギリス古典経験論の掉尾を…
2013/7/15 刊行
デカルト 著 井上庄七/森啓/野田又夫 …
デカルト道徳論のかなめは欲望の統御にあり、「高邁」の精神こそはあらゆる徳の鍵である。形而上学的次元における心身二元論と日常的次元における心身合一とをつなぐ哲学的探究。
2013/7/15 刊行
キルケゴール 著 桝田啓三郎 訳 柏原啓…
絶望という病根にこれほど深くメスを加え、これをえぐり出した書物は他に類がない。そしてその絶望や不安から脱する道、自己回復の道をさし示した本書は、実存思想の始点となった。
2013/7/15 刊行
アラン 著 桑原武夫/杉本秀太郎 訳 杉…
変転きわまりない現代世界に生きて、自信をもって古来の理想への忠実さを守り、しかも精神の自由を失わなかったアラン。この高邁の哲人が生み出した「短文形式」による思索の結晶。
2013/7/15 刊行
中沢洽樹 訳 関根清三 解説
人類の精神史に数え切れない影響をもたらしてきた始原の物語り。聖書は信ずべきもので、読むものではないという通念を離れて、この文学性を重視した格調ある訳文に触れてみよう。
2013/7/15 刊行
ショーペンハウアー 著 西尾幹二 訳
「生きんとする意志」を重厚に描写してきたこの大作は、最後の四節で「意志の否定」というフィナーレが鳴り響く。ショーペンハウアー自身が「いちばん厳粛な部分」と呼んだ最終巻。
2013/7/15 刊行
ショーペンハウアー 著 西尾幹二 訳
Iには、全4巻中、第1巻の認識論と第2巻の自然哲学を収録したが、IIでは、第3巻の芸術哲学と第4巻の倫理学の一部を収める。芸術好きの読者は、まずこのIIから読み始めてもい…
2013/7/15 刊行
ショーペンハウアー 著 西尾幹二 訳 鎌…
ショーペンハウアーの魅力は、ドイツ神秘主義と18世紀啓蒙思想という相反する二要素を一身に合流させていたその矛盾と二重性にある。いまその哲学を再評価する時節を迎えつつある。
2013/7/15 刊行
ホッブズ 著 永井道雄/上田邦義 訳
真の信仰は何を意味するのか。ローマ法王庁の支配を否定し、宗教から独立する王権の絶対権力確立を説く。近代思想に大きな影響を及ぼした大著の二十六章以降を収め、年譜、索引を付す…
2013/7/15 刊行
ホッブズ 著 永井道雄/上田邦義 訳 川…
自然状態では万人が万人と闘って死滅するのを恐れた人間が契約によって創りだした国家を巨大な怪物リヴァイアサンにたとえ、その根拠を探求した政治学の古典中の古典。二十五章までを…
2013/7/15 刊行
ウィリアム・モリス 著 五島茂/飯塚一郎…
自然はその美をほしいままにし、労働は喜びで、強制される教育はなく、議会も裁判所もない社会――詩人、工芸家、政治思想家モリスが、その生涯の経験のすべてを結晶させた名作。
2013/7/15 刊行
ライプニッツ 著 清水富雄/竹田篤司/飯…
全哲学史を通じて最大の博学博識の思想家といわれるライプニッツ。その思想は、多元的、発散的、流動的なものの中に、すなわち多様そのものの中に、「調和」をもとめるものだった。
2013/7/15 刊行
カント 著 土岐邦夫/観山雪陽/野田又夫…
没後二百年、いまこの「世界市民的見地」に立つ哲学者の思想が見直されている。代表作『純粋理性批判』の根本思想を簡潔に分かりやすく説明しようとした『プロレゴーメナ』他を収録。
2013/7/15 刊行
パスカル 著 前田陽一/由木康 訳
科学者でありキリスト者であったパスカルは、また比類なき人間探究者でもあった。その理科的才能(幾何学の精神)と文科的才能(繊細の精神)の見事な融合が『パンセ』に結実する。
2013/7/15 刊行
パスカル 著 前田陽一/由木康 訳 塩川…
近代ヨーロッパのとば口に立って、進歩の観念を唱導し良心の自由を擁護しながら、同時に合理主義と人間中心主義の限界と問題性に鋭い疑問の刃を突きつけた逆説的な思想家の代表作。
2013/7/15 刊行
ニーチェ 著 手塚富雄 訳
「しかしすべての悦びは永遠を欲する。深い、深い永遠を欲する!」。詩と思索のめくるめく融合。ツァラトゥストラの教説を通してついに明かされるニーチェ思想の核心――永劫回帰。
2013/7/15 刊行
ニーチェ 著 手塚富雄 訳 三島憲一 解…
古代ペルシアの予言者ツァラトゥストラの教説の形をとり、詩的表現を駆使して展開されるニーチェの根本思想。近代社会に衝撃を与え、今日もなお予言と謎にみちた、永遠の哲学書。
2013/7/15 刊行
プラトン 著 田中美知太郎/藤澤令夫 訳…
前399年ソクラテスの刑死事件からプラトンの著作活動が始まった。師を弁明するための真剣な営為、それが哲学誕生の歴史的瞬間だった。対話篇の迫力を香気ゆたかに伝える名訳。
2013/7/15 刊行
フロイト 著 金関猛 訳 金関猛 解説
理性的だと信じる事柄に実は狂気が混じっていはしないか――パラノイア患者本人に一度も対面することなく、その著作を読み解き、下したフロイト唯一の症例論の待望の新訳
2013/7/15 刊行
藤本勝次/伴康哉/池田修 訳
コーランの文体は多様であるが、中心にあるのは超越的存在としての神である。ムスリムは神の意志をそのまま受け止め、来世における至福を願って現世で善行に励まなければならない。
2013/7/15 刊行
藤本勝次/伴康哉/池田修 訳 池田修 解…
コーランは、アッラーが預言者ムハンマドに下した啓示を集録したイスラムの聖典。神の言葉そのものとして、ムスリムにとって正邪善悪に関する判断の窮極的な拠り所とされている。
2013/7/15 刊行
スピノザ 著 工藤喜作/斎藤博 訳
ユークリッド幾何学の形式に従い、神と人間精神の本性を定理と公理から〈神即自然〉を演繹的に論証する。フィヒテからヘーゲルに至るドイツ観念論哲学に決定的な影響を与えた。
2013/7/15 刊行
河野裕子 著
病んでいても健やかな歌を作りたい-死の十日前に綴られ、死後発表された「実作教室」、そして歌を詠む人へのメッセージを収録。若き日から死の直前までの心に沁み入る七三の掌篇。
2013/7/15 刊行
河野裕子エッセイ・コレクション*
河野裕子 著
幻のエッセイ集『みどりの家の窓から』を全篇収録し、未収録エッセイとともに新編集した一冊。飾り気のない体当たりのエッセイからは、人々を魅了してやまない感性の源泉が見えてくる…
2013/7/15 刊行
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雑纂
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日記・雑纂
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書簡 下
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書簡 中
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書簡 上
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随筆
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俳句・俳論
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短歌 下
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短歌 上
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研究 下
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研究 中
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研究 上
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川越松山之記峡陽来書 桐竹紋十郎手記他
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大江戸春秋東台見聞誌 江戸芝居年代記他
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小うた打聞新徴組目録 在京在阪中日記他
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2013/7/15 刊行
頃日全書享保通鑑 獄秘書他
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2013/7/15 刊行
文廟外記江戸自慢公鑑踊之著慕駒連他
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2013/7/15 刊行
洛水一滴抄 江戸愚俗徒然噺他
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2013/7/15 刊行
宝丙密秘登津世のすがたきゝのまにまに他
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2013/7/15 刊行
七種宝納記及瓜漫筆 秘登利古刀他
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2013/7/15 刊行
業要集 かくやいかにの記他
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2013/7/15 刊行
尾陽戯場事始吉原失墜 村摂記事々録迂鈍他
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2013/7/15 刊行
享和雑記俗事百工起源 浅草志勝扇子他
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2013/7/15 刊行
岡場遊廓考 博奕仕方風聞書他
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2013/7/15 刊行
資料篇
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2013/7/15 刊行
研究篇
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索引篇 項目一覧
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2013/7/15 刊行
索引篇 助動詞下
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2013/7/15 刊行
索引篇 助詞・助動詞上
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2013/7/15 刊行
索引篇 一般語彙下(せ~を)
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2013/7/15 刊行
索引篇 一般語彙上(あ~す)
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2013/7/15 刊行
校異篇 宿木ー夢浮橋
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2013/7/15 刊行
校異篇 御法ー早蕨
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2013/7/15 刊行
校異篇 若菜上ー夕霧
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2013/7/15 刊行
校異篇 少女ー藤裏葉
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2013/7/15 刊行
校異篇 賢木ー朝顔
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2013/7/15 刊行
校異篇 桐壷ー葵
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2013/7/15 刊行
年譜 総索引
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 梅棹忠夫年譜/全巻目次一覧/月報表題・執筆者一覧/収録論文項目索引/総索引
2013/7/15 刊行
研究と経営
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 研究経営論/情報管理論/著作と編集
2013/7/15 刊行
都市と文化開発
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 都市と文化開発の三〇年/都市神殿論/田園都市国家構想/文化開発と文化行政/…
2013/7/15 刊行
世界体験
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> アジア体験/ヨーロッパ体験/アメリカ体験/オセアニア体験/エスペラント体験…
2013/7/15 刊行
日本文化研究
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 美意識と神さま/日本学周遊/日本学周遊補遺
2013/7/15 刊行
日本語と文明
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> あすの日本語のために/日本語と日本文明/日本語と事務革命
2013/7/15 刊行
京都文化論
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 梅棹忠夫の京都案内/京都の精神/日本三都論
2013/7/15 刊行
山と旅
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 山の回想録/海外の山と旅/山の交遊録
2013/7/15 刊行
民族学と博物館
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 民族学博物館/博物館長の十年
2013/7/15 刊行
情報と文明
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 情報の文明学/情報論ノート/メディアとしての博物館
2013/7/15 刊行
地球時代に生きる
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 地球時代の日本人/地球時代の文明論/二一世紀の人類像/国際交流の理論
2013/7/15 刊行
人生と学問
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> わたしの生きがい論/世相と体験/学問三昧
2013/7/15 刊行
知の技術
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 知的生産の技術/「知的生産の技術」の前後/知的生産の展開/フィールドでの知…
2013/7/15 刊行
民族学の世界
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 人類学周遊/民族学周遊/回想の民族学
2013/7/15 刊行
女性と文明
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 女と文明/家庭の文明史/情報の家政学
2013/7/15 刊行
アフリカ研究
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> サバンナの記録/アフリカ研究の回顧と展望/ダトーガ族の研究/狩猟と遊牧の世…
2013/7/15 刊行
日本研究
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 日本探検/変革と情報の時代/日本文明論ノート/日本とはなにか
2013/7/15 刊行
アジアをみる目
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> アジアをみる目/東南アジア紀行/東南アジア 歴史と旅/東南アジア点描
2013/7/15 刊行
比較文明学研究
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 文明の生態史観/比較文明論の展開/文明学の課題と展望
2013/7/15 刊行
中洋の国ぐに
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> モゴール族探検記/アフガニスタンの旅/中洋の発見/地中海の文明/中東研究を…
2013/7/15 刊行
生態学研究
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> フィールドの生態学/動物の社会的干渉/生物学の思想/自然と人間
2013/7/15 刊行
モンゴル研究
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 回想のモンゴル/モンゴルの自然/モンゴル牧畜の研究/モンゴル遊牧図譜/モ…
2013/7/15 刊行
探検の時代
梅棹忠夫 著
卓抜な着想。緻密な論理。大胆な展開。地球時代の日本が生んだ独創的思想家の知的構築。 <目次> 探検隊の見習士官/山と旅/探検の時代/探検記をよむ
2013/7/15 刊行
近代艶隠者 浮世栄華一代男他
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2013/7/15 刊行
連句集附句集句評集
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2013/7/15 刊行
俳諧之口伝 俳諧のならひ事他
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2013/7/15 刊行
西鶴大矢数他
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2013/7/15 刊行
俳諧五徳西鶴五百韻他
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2013/7/15 刊行
生玉万句独吟一日千句他
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2013/7/15 刊行
暦かすがのいろ香他
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2013/7/15 刊行
西鶴置土産万の文反古他
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2013/7/15 刊行
日本永代蔵世間胸算用 西鶴織留
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2013/7/15 刊行
好色盛衰記 色里三所世帯他
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2013/7/15 刊行
武家義理物語新可笑記 本朝桜陰比事
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2013/7/15 刊行
男色大鑑武道伝来記
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2013/7/15 刊行
西鶴諸国はなし 本朝二十不孝懐硯
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2013/7/15 刊行
椀久一世の物語 好色五人女他
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2013/7/15 刊行
好色一代男好色二代男
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2013/7/15 刊行
昔ばなし燈前一睡夢 江戸見草板児録抜粋他
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2013/7/15 刊行
反古のうらがき 読老庵日札他
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2013/7/15 刊行
高尾追々考 新吉原細見記考他
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2013/7/15 刊行
地方篇享保日記蓬生譚雨中の伽佐渡奇談他
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地誌篇二平安猶及録 難波噺他
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2013/7/15 刊行
地誌篇一海陸世話日記 東行話説東海済勝記他
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花街篇しろがらす 洞房古鑑北堂夜話他
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風俗世相篇五 椎の実筆(抄)他
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風俗世相篇四 異本翁草(抄)
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風俗世相篇三 よしの冊子(下)
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風俗世相篇二 よしの冊子(上)
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風俗世相篇一 浪花見聞雑話仮寝の夢他
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随想篇盍簪録剪燈随筆牛涎醇堂漫録他
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学芸篇年波随草集 歌仙医者雀金渓雑話他
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伝記日記篇四 春水掌緑濃州信州採薬記
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2013/7/15 刊行
伝記日記篇三懐宝日札 浴陸奥温泉記他
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伝記日記篇二 在臆話記(下)付門人録
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伝記日記篇一 在臆話記(上)
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2013/7/15 刊行
野上豊一郎 編
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野上豊一郎 編
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野上豊一郎 編
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総索引
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江戸の春秋江戸の旧跡 江戸の災害
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足の向く侭 芝・上野と銀座
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江戸ッ子 江戸の生活と風俗
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江戸生活のうらおもて 札差
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加賀騒動 幕府のスパイ政治他
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御家騒動御家騒動続考 敵討の話
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御殿女中御殿女中続考
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お大名の話武家の生活 武家の婚姻
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2013/7/15 刊行
日記
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日記
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日記
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大衆文芸評判記 時代小説評判記
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教化と江戸文学 江戸の文学
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滑稽本概説江戸の小説
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浄瑠璃と説経 人形芝居と能他
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歌舞伎百話はやり唄
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公方様の話 大名生活の内秘
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鳶魚劇談芝居ばなし
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芝居と史実 芝居の裏おもて
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江戸の流行っ子 安松金右衛門他
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元禄快挙別録 横から見た赤穂義士他
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相撲の話江戸雑録
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江戸の白浪泥坊の話 お医者様の話
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捕物の話 与力同心と囚人他
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自由恋愛の復活芝居風俗女の流行
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江戸の女江戸の花街
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娯楽の江戸江戸の食生活花柳風俗
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秀鶴随筆胆大小心録 大奥秘記他
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天和笑委集 本所雨やどり他
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相撲今昔物語 兎園小説外集他
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怪談老の杖卯花園漫録他
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営中刃傷記四いろ草 茂睡考他
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2013/7/15 刊行
五月雨草紙なゐの日並他
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けんどん争ひ 浪華百事談他
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飛鳥川続飛鳥川 親子草他
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江都百化物只今御笑草 色道大鏡他
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浪速人傑談 徳永種久紀行他
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画証録式亭雑記釣客伝過眼録他
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望海毎談戯作外題鑑他
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近世江都著聞集 相撲伝書他
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戯場新話 江戸真砂六十帖広本他
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三升屋二三治戯場書留 平賀実記他
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奴師労之戯作者小伝 戯作六家撰他
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高尾考遊女考猿楽伝記瀬田問答他
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音楽に魅せられた文豪たち
瀧井敬子 著
ドイツ留学中にオペラの世界に魅了された森鴎外は帰国後、日本での歌劇上演を夢み、幸田露伴は最初期の女流音楽家を妹に持っていた。夏目漱石はヴァイオリンを弾く弟子寺田寅彦に誘わ…
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側近政治の構造
三田村泰助 著
中国の歴史において宦官のはたした役割は実に大きい。清朝の歴史家は、各王朝ともその衰亡の原因が宦官にあったことを指摘する。過去四千年にわたる専制君主と表裏一体をなして生きな…
2013/7/15 刊行
身近に潜むリスクと解決策
西垣千春 著
認知症、病気、詐欺、事故、子どもの失業――老後の生活にはさまざまなリスクが潜んでいる。そして一度問題が生じると、周囲に気づかれないまま生活が破綻してしまうことも、現代の日…
2013/7/15 刊行
黒井千次 著
"昭和一桁生まれの作家が、自らの日常を通して""現代の老いの姿""を探る。同級生の葬儀を同窓会になぞらえ、男女の老い方の違いに思いを馳せ、「オジイチャン」と呼ばれて動揺、…
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繁栄の構図が変わるとき
大泉啓一郎 著
中国の経済成長率が一一%を超えたと報道され、この勢いに引っ張られるかのように、アジア全体の経済も順調に推移している。だが、これはよく喧伝されるように「二一世紀はアジアの世…
2013/7/15 刊行
阿Q中国の革命
片山智行 著
帝国主義列強に侵略され、半封建社会であった清末から民国時代の旧中国には、様々な「馬{マー}々{マー}虎{フー}々{フー}」(欺瞞を含む人間的な「いい加減さ」)が存在した。…
2013/7/15 刊行
水滸伝の舞台となる梁山泊は黄河が作る水溜まりであった。そこに集まる大親分宋江をはじめとする天こう星三十六人、地さつ星七十二人、あわせて百八人の豪傑たち。彼らは皆、日本の豪…
2013/7/15 刊行
韓国では今日も、儒教の「教え」が日常生活の隅ずみまで深く浸透している。朝鮮・韓国で朱子学の受容を担ったのは両班階層であった。両班は官僚・知識人として李朝時代を通じ京師と地…
2013/7/15 刊行
文章をなめらかにつなぐ四つの作法
杉原厚吉 著
文法的に正しい英文でも、つながりが良くないと明快な文章にはならない。本書は、コンピュータで開発された文章解析技術と、言語学の新分野である「談話文法」が明らかにした文と文を…
2013/7/15 刊行
山崎幹夫 著
近代医薬品の開発には、長い年月と莫大な経費、そして数知れぬ研究者たちの労苦の積み重ねが必要とされる。その結実は、人類をさまざまな病苦から解放すると同時に、“新しい”薬への…
2013/7/15 刊行
日本野球受難小史
山室寛之 著
大リーグでの日本人選手の活躍、WBCでの連続優勝…。日本の野球は世界の頂点を極めつつあるように見える。ただ、その歴史に暗黒の時代が刻まれていることを知る人は少ない。昭和七…
2013/7/15 刊行
分野を超えた知の協働
堀井秀之 著
問題を解決するには、まず問題を把握しなければならない。だが現代社会において、問題の全体像はきわめて見えにくい。狂牛病やSARSをめぐる騒動、原発トラブルや医療ミスの隠蔽疑…
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20世紀消費社会の終焉
堤清二/三浦展 著
T型フォードの発売からリーマン・ショックまで一〇〇年。自動車の世紀だった二〇世紀が終わり、消費文化は大きな曲がり角を迎えている。大流通グループ「セゾン」を牽引し、無印良品…
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柳田国男とその後継者たち
鶴見太郎 著
柳田国男は、歿後四〇年を過ぎても、いまだに日本の学問・思想界に絶大な影響力を保っている。しかし、彼が独力で開拓したと言っても過言ではない民俗学は、その後、独創的な継承者を…
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一坂太郎 著
東京は、幕末史のテーマパークだ。道端や空き地にも、ときには堂々と、ときにはひっそりと過去のドラマが息づいている。桜田門、坂下門など頻発するテロの現場、新選組のふるさと、彰…
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一坂太郎 著
京都・三条大橋のたもとに、御所に向かって遙拝する銅像がある。それまで忘れ去られていた天皇を「発見」し、勤王志士のさきがけとなった高山彦九郎である。彼が扉を開いた幕末は、開…
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日本西洋化の原点
毛利敏彦 著
明治維新の原動力となった「薩長土肥」の雄藩だが、肥前=佐賀藩の影は薄い。しかし西洋の先進技術を最も蓄積した佐賀藩は、 英明な藩主・鍋島閑叟のもと鉄製大砲を製造。幕末期、技…
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呪術から読み解くヨーロッパ
度会好一 著
魔女裁判は近代の夜明けである16―17世紀、ヨーロッパ各地を吹き荒れ、多数の人々を無実の罪で処刑した。その背後にはヨーロッパに根強い魔女信仰があった。愛する子どもの死、イ…
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4でも0でも、2でもなく
岩下明裕 著
「北方領土問題」は、日本とソ連の戦後処理をめぐる交渉のプロセスのなかで生まれ、一九五六年の日ソ交渉においても、これを解決することができず、平和条約の締結に至らなかった。以…
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徳川将軍家を支えた会津藩主
中村彰彦 著
徳川秀忠の子でありながら、庶子ゆえに嫉妬深い正室於江与の方を怖れて不遇を託っていた正之は、異腹の兄家光に見出されるや、その全幅の信頼を得て、徳川将軍輔弼役として幕府経営を…
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子どもパワーの光と影
本田和子 著
「子ども」たちが変わってしまったといわれている。しかし、変化したのは彼らそのものではなく、戦後の半世紀で激変した社会、ひいては「子ども―大人関係」なのではないだろうか。戦…
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あらすじで楽しむ源平の戦い
板坂耀子 著
『平家物語』を楽しむには、まず単純明快に全体像を掴み、あらすじを把握することが必要だ。物語の成立と受容の過程を理解するには、江戸文学や歌舞伎に与えた影響を見ていくことが有…
2013/7/15 刊行
祖父江孝男 著
文化人類学とは、社会・文化・経済・宗教をはじめ諸分野にわたって、またそれぞれに異なる世界の民族を比較検証する広範な研究対象を視野に収めた学問である。その方法論として、フィ…
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パブリック・ディプロマシーの時代
渡辺靖 著
いかに相手国の人びとの「心と精神を勝ち取る」か-。政府要人同士の伝統的外交と異なり、相手国世論に直接働きかけるパブリック・ディプロマシー。世界各地の反米主義へのアメリカの…
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モデル国家の生成
武田龍夫 著
中世においては西ヨーロッパの人々を恐怖に陥れたバイキングとして、現在では高度な福祉を実現させた国家として世に名高い北欧の国々。その歴史は平坦ではなく、隣接する強国ロシアと…
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オリエント五〇〇〇年の光芒
牟田口義郎 著
キリストを生みムハンマドを生んだ中東は、歴史上の転換点となった数々の事件の舞台であり、まさに世界の富と知の中心だった。ソロモン王とシバの女王の知恵くらべ。新興イスラーム勢…
2013/7/15 刊行
文明史的序説
寺田隆信 著
中国の遠い祖先が黄河の中流域(中原)に創始した文明は、時とともに周辺各地に拡がり、また子孫たちの手に継承され発展をつづけ、断絶することなく現代にいたっている。中国の人々は…
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正しさへの挑戦
加藤文元 著
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美味い話、味な知識
北岡正三郎 著
長く人類はまずいものを繰り返し食べてきた。「美味しいものをお腹いっぱい食べたい」という欲求が強いのも無理はない。美味、珍味の探求は世界の人々の日常行為となっており、たべも…
2013/7/15 刊行
園長が語る動物たちの140年
小宮輝之 著
明治五年、湯島の展覧場にオオサンショウウオなどが展示されて以来、140年の歴史を持つ上野動物園。明治期には、ニホンオオカミやトキが飼われ、徳川慶喜がナポレオン三世からもら…
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多様な経済思想の世界へ
根井雅弘 著
アメリカ型の経済学教育の導入により、経済学の一元化が進み、自由な思考にとって最も貴重な多様性が失われている。本書は、主流派が真剣に読まなくなった、マーシャル、ケインズ、サ…
2013/7/15 刊行
花の都の二千年
脇田修/脇田晴子 著
桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台と…
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未来の大陸
増田義郎 著
かつては高度の神殿文化を生み出しながら、一六世紀以来ラテン・アメリカは常に外部の世界に従属してきた。スペイン、ポルトガルの征服と植民地支配、イギリスはじめ列強の経済的支配…
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太陽の国の英傑たち
大垣貴志郎 著
「太陽の国メキシコ」と言えば、わたしたちは陽気なマリアッチや古代文明を思い起こす。だが重層的な民族構成や文化をもつメキシコは、「仮面をかぶった国」と言われ、なかなか素顔を…
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バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで
安達正勝 著
一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。しかし、希望とともに始まった革命…
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エストニア・ラトヴィア・リトアニア
志摩園子 著
二〇〇四年五月、エストニア、ラトヴィア、リトアニアは念願だったEUへの加盟を果たした。これまで三つ子のように扱われてきた三国は、なぜ「バルト」と一括されるのか。その答えは…
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ドイツ的とはなにか
阿部謹也 著
ヨーロッパの中央にあって四囲に国境をもつドイツは、隣国とさまざまな軋轢を経験する中で特有の国民感情を醸成してきた。しかも中世以来のアジール(庇護権)の理念は近代以後も呪術…
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森と高原と古城の国
薩摩秀登 著
九世紀のモラヴィア王国の誕生以来、歴史に名を現わすチェコ。栄華を誇った中世のチェコ王国は、そののち、ハプスブルク家に引き継がれ、さらに豊かな文化を生み出した。二十世紀に至…
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微笑みの国の真実
柿崎一郎 著
一三世紀以降、現在の領域に南下し、スコータイ、アユッタヤーといった王朝を経て、一八世紀に現王制が成立したタイ。西欧列強の進出のなか、東南アジアで唯一独立を守り、第二次世界…
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エル・シドからガウディまで
岩根圀和 著
国土回復のイスラム掃討戦で勇名を馳せた伝説の騎士エル・シド、皇帝カルロスの生母ながら幽閉の半世紀をすごした悲劇の女王フアナ、新大陸支配における同胞の悪行を告発した修道士ラ…
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海洋帝国の黄金時代
岩根圀和 著
キリスト教国の雄スペインは、カスティーリャ、アラゴン両王国の婚姻により成立した。八世紀以来イベリア半島を支配したイスラム勢力を逐い、一四九二年、レコンキスタを完了。余勢を…
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知恵ある孤高の小国
森田安一 著
ヨーロッパの中央に位置するスイスはユニークな国である。風光明媚な観光地として知られる一方、国民皆兵の永世中立国でもある。多言語・多文化の連邦国家で、各カントン(州)の自治…
2013/7/15 刊行
多文化ミドルパワーの実験
竹田いさみ 著
APEC構想、カンボジア和平への国連提案、農業貿易の自由化など、オーストラリアは国際社会の新構想を次々と提案してきた。中規模な国家ながらベンチャー精神にあふれた対外政策は…
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旧約聖書以前からパレスチナ和平まで
笈川博一 著
一九八〇年代、イスラエルが占領地でユダヤ人入植を推進した際、パレスチナ人がオスマン・トルコの土地台帳を根拠に所有権を主張すると、入植者たちは旧約聖書に記された神とアブラハ…
2013/7/15 刊行
ヨーロッパ最後の大国
黒川祐次 著
ロシア帝国やソヴィエト連邦のもとで長く忍従を強いられながらも、独自の文化を失わず、有為の人材を輩出し続けたウクライナ。不撓不屈のアイデンティティは、どのように育まれてきた…
2013/7/15 刊行
一億人国家のダイナミズム
小倉貞男 著
ヴェトナムは一億人の国になろうとしている。ヴェトナム戦争では大きな犠牲を払いながら独立を堅持、経済成長のダイナミズムは二十一世紀のヴェトナムの発展を約束している。このエネ…
2013/7/15 刊行
誇り高きペルシアの系譜
宮田律 著
日本人はイランに対してどのようなイメージをもっているだろうか。革命、戦争、日本に大挙してやってきた労働者……。しかし、それはイランの「非日常」的な一面に過ぎない。古代に広…
2013/7/15 刊行
皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで
藤沢道郎 著
ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元2世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。本書…
2013/7/15 刊行
解体から統一まで
藤沢道郎 著
皇女ガラ・プラキディア、女伯マティルデ、聖者フランチェスコ、皇帝フェデリーコ、作家ボッカチオ、銀行家コジモ・デ・メディチ、彫刻家ミケランジェロ、国王ヴィットリオ・アメデー…
2013/7/15 刊行
アブラハムから中東戦争まで
高橋正男 著
イスラエルという民族名は、紀元前十三世紀のエジプトの碑文にはじめて登場する。文明が交錯する東地中海沿岸部では、さまざまな民族が興亡してきた。そのなかで、イスラエル(ユダヤ…
2013/7/15 刊行
超大国の行方
猿谷要 著
アメリカは民主主義の理念を具体的に政治に実現させた最初の国である。独立宣言(一七七六年)の中心「すべての人間は生まれながらにして平等である」は、今なお民主主義国家の道標と…
2013/7/15 刊行
欧州連合に賭ける“妖精の国”
波多野裕造 著
アイルランドは人口僅か三五〇万余の小国ながら現在、世界各地に住むアイルランド系の人々は七千万を超すといわれる。現大統領メアリー・ロビンソンは就任演説で「七千万同胞の代表と…
2013/7/15 刊行
ブッダ誕生から現代宗教まで
山折哲雄 著
仏教を考える上で、もっとも根元的な難問は「仏教をどう生きるか」ということではないか。現代、日本人にとって、この問いに応えることが焦眉の急務になっている。その難問に対処する…
2013/7/15 刊行
インド、中国、日本の理解と誤解
植木雅俊 著
紀元前五世紀のインドで生まれた仏教。中国では布教に漢訳の経典が用いられたのに対し、日本は漢文のまま経典を輸入した。両国においてサンスクリットの原典は、ほとんど顧みられてい…
2013/7/15 刊行
ポスト・バブルの処方箋を求めて
宮崎義一 著
八〇年代半ば以降、米国と日本で起きたバブルの発生と崩壊のメカニズムを実証的に分析し、今回の不況は金融の自由化の帰結として生じた金融部門の経営悪化にリードされて引き起こされ…
2013/7/15 刊行
松永昌三 著
明治日本の主要な課題は、近代国家の建設にあった。ただ、その方向に異論はなくとも、内容については議論が分かれ、西洋文明の受容に重大な役割を演じた福沢と中江も、対照的な反応を…
2013/7/15 刊行
身体機能を支援する科学とビジネス
伊福部達 著
急速な高齢化が進むなか、高齢者や障害者の日常生活を工学面から支援する「福祉工学」が注目を集めている。これは、失われたり衰えたりした感覚や手足、脳の機能を、機械で補助・代行…
2013/7/15 刊行
もっと漢字を解剖する
阿辻哲次 著
「匠」と「区」は同じ部首? 「法」にはなぜサンズイがついている? とても口に出せないある行為を形にした部首とは? 漢字を知るうえで部首の知識は欠かせないが、部首は全部で二…
2013/7/15 刊行
漢字を解剖する
阿辻哲次 著
なぜ「卍」は《十》部6画なのか?「巨」はなぜ《工》部なのか? なぜ女ヘンがあって男ヘンはないのか……。漢字が誕生して三千年、漢字の字体はさまざまに変化していった。そのなか…
2013/7/15 刊行
伝説的英雄像からの脱却
笹本正治 著
「風林火山」を旗印とする百戦錬磨の闘将・知将として強調されるあまり、武田信玄は時代を超越した極めて特異で偉大な人物になっている。しかし信玄といえども時代の子であり、社会に…
2013/7/15 刊行
なぜ死に急ぐのか
山本博文 著
「武士道」という言葉は、現代のわれわれにとっても高い倫理性や無私の精神を感じさせる。ではなぜ、武士たちはそのような厳しい倫理観を身につけたのか。その行動と判断は何に拠って…
2013/7/15 刊行
中世武士を見なおす
野口実 著
現代の日本人がイメージする高潔で忠義を重んじる武士像は、近世に概念化され、明治以降、国家主義的教育の中で作られたものであり、本来、武士とは「政治史的にはこの上もなく」暴力…
2013/7/15 刊行
さよなら総中流
佐藤俊樹 著
実績主義や自由競争の市場社会への転換が声高に叫ばれている。だがその「実績」は本当に本人の力によるものか。著者は社会調査の解析から専門職や管理職につく知識エリートの階層相続…
2013/7/15 刊行
自己否定した社会主義のゆくえ
園田茂人 著
マルクス主義を国是に、平等社会を理想とした中華人民共和国。だが、1978年から始まった改革・開放政策は、都市と農村、男女、学歴などの格差を急拡大させた。社会主義体制への市…
2013/7/15 刊行
ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ
小野善康 著
長期にわたった景気の低迷に対して、小泉内閣が行った「構造改革」は有効な措置といえるのか。経済学者間の意見は対立し続け、経済学への信頼までも揺らいでいる。ケインズは一九三〇…
2013/7/15 刊行
恋する宮廷
高橋睦郎 著
鎌倉時代初期、藤原定家によって編まれた「百人一首」は、カルタとしての普及もあって、私たちが最も親しんでいる和歌のアンソロジーである。時代ごとにさまざまな読まれ方を許容する…
2013/7/15 刊行
俳句とは何か
高橋睦郎 著
『小倉百人一首』は、万葉時代から新古今時代まで五百年余に作られた和歌から精選された名歌集だが、そののち、古代から当代までを通覧してのアンソロジーは普及しなかった。そのこと…
2013/7/15 刊行
バウハウスからフラクタルまで
三井秀樹 著
人間は古くから美しい形やプロポーションに憧れ、造形における調和の美を求めてきた。しかし、この美の摂理は長いこと伝統的な様式の踏襲と芸術家の直感に支えられてきた。一九一九年…
2013/7/15 刊行
千田稔 著
かつて日本の中心であった飛鳥の地は、いまだ多くの謎に包まれており、発掘調査には多くの関心が寄せられる。しかし新しい発見にばかり目が奪われ、飛鳥自体の意味がなおざりにされて…
2013/7/15 刊行
肌荒れからアトピー性皮膚炎まで
田上八朗 著
皮膚は単にからだを包む革袋ではない。厚さわずか一〇〇分の二ミリの角層を最前線に、環境からからだをまもるための精緻な機能を備えた人体最大の器官なのだ。最も人目にふれる美的器…
2013/7/15 刊行
『フランケンシュタイン』解剖講義
廣野由美子 著
批評理論についての書物は数多くあるが、読み方の実例をとおして、小説とは何かという問題に迫ったものは少ない。本書ではまず、「小説技法篇」で、小説はいかなるテクニックを使って…
2013/7/15 刊行
環境と発展を守る経済システムとは
天野明弘 著
人類最大の環境汚染=地球温暖化問題。その影響は世代を超え、全世界の生態系に及ぶ。だが、各国ごとの規制や技術開発といった旧来の手法だけでは、このグローバルな環境問題は解決で…
2013/7/15 刊行
日中戦争史の側面
渡辺龍策 著
はてしない満蒙の曠野を百騎、二百騎と群れなして疾駆する馬賊たち。「大陸雄飛」を夢みた日本の青年たちも、その群れに身を投じた。やがて、日中戦争における日本軍の「討匪行」は、…
2013/7/15 刊行
「かるみ」の境地へ
田中善信 著
古典文学の名作に数えられている『おくのほそ道』だが、芭蕉にとって紀行文を書くことは趣味であり、修練の一つであったにすぎない。芭蕉は、「俗」を対象とする俳諧を、和歌や連歌と…
2013/7/15 刊行
日本の自動車産業はなぜ強いのか
藤本隆宏 著
日本の自動車産業は、製品の品質、世界市場でのシェアなど現在も世界トップレベルにある。またカンバン方式、TQCなど日本発の生産システムが「グローバルスタンダード」となってい…
2013/7/15 刊行
専門医が語る診断・治療・ケア
池田学 著
一度身につけた記憶や能力が失われていく認知症。いまだ根治療法はないが、治療においても介護においても、早期発見と病気の正しい知識の果たす役割は大きい。本書では、認知症のうち…
2013/7/15 刊行
野矢茂樹 著
論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅! あくまでも日常の言葉を素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で説き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著…
2013/7/15 刊行
環境問題解決へのアプローチ
日引聡/有村俊秀 著
私たちはさまざまな製品やエネルギーを大量に消費し、豊かな生活を享受する一方で、ゴミを捨て、排気ガスや二酸化炭素をまきちらし、環境を汚染している。このようなライフスタイルは…
2013/7/15 刊行
20世紀最初の大国間戦争
横手慎二 著
日露戦争は、日本とロシアにとってそれぞれにきわめて影響の大きい戦争であったが、客観的になかなか評価が確定していない。戦後一〇〇年にあたり、その地球規模での意味に言及する試…
2013/7/15 刊行
近代から現代へ
奥野健男 著
明治十八年、坪内逍遥が初めて西欧近代小説の理念を導入し、小説の芸術としての独立性を『小説神髄』で主唱して以来、私小説を中心にして文壇という特殊社会でわが国特有の性格を形成…
2013/7/15 刊行
『武士道』から『「甘え」の構造』まで
大久保喬樹 著
奈良・平安のいにしえから、日本人は自らの文化の特質について、さまざまな角度から論じてきた。それは、常に異国文化の影響下で自分たちの考え方やふるまい方を築いてきたことと密接…
2013/7/15 刊行
近代100年の20篇
熊野純彦 編著
明治初年にフィロソフィーという考え方が移入されて以降、日本哲学にはいくつものドラマが生まれた。例えば漱石や鴎外のように、文学と混淆していた黎明期、西田幾多郎が『善の研究』…
2013/7/15 刊行
触覚とずらしの構造
佐々木健一 著
"花の好みに現れるように、日本人には西洋人とは違う感じ方がある。「おもかげ」「なごり」「なつかしさ」など、日本人にとってそのものに「詩」を感じる言葉がある。""世界""が…
2013/7/15 刊行
神、恋、倫理
鈴木貞美 著
「神からの授かりもの」「輪廻転生」「物質の集まり」-生命の見方は多様だ。日本人は生命をどのように捉えてきたのか。本書は、宗教、哲学、文学、自然科学と多彩な分野からこの疑問…
2013/7/15 刊行
述作者は誰か
森博達 著
七二〇年に完成した日本書紀全三十巻は、わが国最初の正史である。その記述に用いられた漢字の音韻や語法を分析した結果、渡来中国人が著わしたα群と日本人が書き継いだβ群の混在が…
2013/7/15 刊行
伝わる文章を書くために
野内良三 著
読みにくい日本語では、誰にも読んでもらえない。説得力のある、わかりやすい文章をどう書くか。短文を意識すること、語順や読点に敏感になること、段落の構成や論証の仕方に気を配る…
2013/7/15 刊行
外山滋比古 著
幕末から明治初年にかけて日本では、西欧の言語の吸収に熱心で素顔の日本語を恥じ、外国ふうの化粧をした日本語が生まれた。さらに敗戦によって日本的なすべてのものに対する否定的な…
2013/7/15 刊行
ことばのセンスをみがく
中村明 著
文字、音声、語彙、文法といった基礎知識を習得しても、それだけで日本語がなめらかに操れるわけではない。ことばを扱う場でどうすればよいかという応用技術こそが大切である。本書は…
2013/7/15 刊行
新英語教育論
荒木博之 著
日本人にとって英語はなぜ苦手なのか。アメリカ人は「日本人は先ず世界観を変えなければならない」と言う。これを著者は、英語で書くとき話すとき、日本人が「やまとことば」で情動的…
2013/7/15 刊行
臥龍が目覚めるとき
戸堂康之 著
東日本大震災後の日本を立て直すにはどうすればよいのか――。この問題を考えるとき、震災前の日本経済が停滞していたことを忘れてはならない。以前に戻るのではなく、復興とセットに…
2013/7/15 刊行
アジア太平洋戦争の再検証
纐纈厚 著
日米開戦をめぐって海軍は、陸軍との対立の中で苦渋の選択を迫られ、最終的には終戦工作をリードして日本を破壊の極みから救った・・という史観は正当といえるのか。自立した政治組織…
2013/7/15 刊行
官僚内閣制から議院内閣制へ
飯尾潤 著
独特の官僚内閣制のもと、政治家が大胆な指導力を発揮できず、大統領制の導入さえ主張されてきた戦後日本政治。しかし一九九〇年代以降の一連の改革は、首相に対してアメリカ大統領以…
2013/7/15 刊行
都市化社会の生態誌
辻井達一 著
身近な小空間の植栽から信仰の対象となる巨木まで、樹木は日本人の生活に深く関わってきた。花を愛で、実を味わい、根を薬用にし、幹は材に用い・・その利用は多岐にわたる。村おこし…
2013/7/15 刊行
自己主張をどう育むか
佐藤淑子 著
自分の頭で考え、はっきりと意見を言える子どもに育ってほしいというのは親の自然な願いだろう。しかし、自己主張の発達と深く結びついている「自尊心」は、謙虚さが賞賛される日本に…
2013/7/15 刊行
活動型官僚制の変貌
村松岐夫 著
近代国家を担う立法・司法・行政三権のうちでも行政は政治の中枢に位置する。とりわけ日本においては、追いつき型近代化を遂行する過程で行政の果たしてきた役割は大きかった。しかし…
2013/7/15 刊行
産業化社会を育てた一三〇年
尾崎ムゲン 著
日本の緊急課題のひとつは教育問題であるが、問題の現況とそれに対する処方箋を考えるとき、謙虚に学ぶべきは、やはり、明治以降の教育の歴史的経緯であろう。具体的事実に即して近代…
2013/7/15 刊行
系図が明かす進化の謎
上野輝彌/坂本一男 著
キンメダイはタイと名がついてもタイ科の魚ではなく、むしろギンメダイに近い。また、コバンザメやチョウザメは、サメといってもサメの仲間ではない。四億年前に誕生した魚類は多様な…
2013/7/15 刊行
明治維新から現代まで
入江昭 著
日本の外交思潮のパターンである「政府の現実主義」と「民間の理想主義」とは、日本が日露戦争の勝利によって二十世紀の国際外交の舞台に躍りだすまでにできあがっていたが、大陸への…
2013/7/15 刊行
多くの日本人には韓国人が今なお日本を怨嗟の目で見つめているかのような思いがある。しかし解放後の韓国においては、隣国に対する愛よりは憎悪の表出の方が容易であったのは事実であ…
2013/7/15 刊行
田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦
服部龍二 著
一九七二年九月、戦後三〇年近く対立していた中国と国交が結ばれた。この国交正常化交渉は、その後も続く歴史認識、戦争賠償、台湾問題、尖閣諸島など日中関係の論点が凝縮されていた…
2013/7/15 刊行
ヨーロッパ精神の再発見
鯖田豊之 著
ヨーロッパ人は、いったいなぜ動物を屠畜して食う一方で、動物を愛護するのか……。本書は、ヨーロッパ思想の原型を、きびしい歴史的・地理的条件が生み出した特有の食生活のパターン…
2013/7/15 刊行
「昭和維新」の思想と行動
高橋正衛 著
昭和十一年二月二十六日、降りしきる雪を蹴って決行された青年将校たちのクーデターの結果は全員処刑により終った。本書は、多くの資料によって事件の経過を再現し、彼らが意図した「…
2013/7/15 刊行
後藤致人 著
内奏――臣下が天皇に対し内々に報告する行為を指す。明治憲法下では、正式な裁可を求める「上奏」の前に行われた。戦後、日本国憲法下、天皇の政治関与は否定され、上奏は廃止、内奏…
2013/7/15 刊行
あなたの心臓に潜む危機
沖重薫 著
つい先ほどまで元気だった人が、一瞬にして命を失ってしまう-家族と最期の言葉も交わせないままに。「心臓性突然死」ほどやりきれない別れはない。本書では悲劇を避けるため、心臓の…
2013/7/15 刊行
山崎幹夫 著
人類誕生以来、人間は食物や薬を求める中で、数限りない毒と付き合ってきた。そして今日も、食性の変化、社会の変貌につれて、未知の新たな毒との出合いを続けている。本書は、暗殺教…
2013/7/15 刊行
ソクラテス、錬金術、ドーピング
船山信次 著
毒にしても薬にしても、人類との関わりは、きわめて長く深い。古くから人類は毒を避け、効能のある物質は活用してきた。そして、それらを合成することが可能になってからは、良きにつ…
2013/7/15 刊行
日本ナショナリズムの軌跡
米原謙 著
明治十九年、徳富蘇峰は二十三歳で、評論『将来の日本』を著して華々しく論壇にデビューした。その後、藩閥政府への参画を「変節」と誹謗され、戦後は第二次大戦中の言動によって無視…
2013/7/15 刊行
江戸の農民獲得合戦
宮崎克則 著
江戸時代初期、よりよい生活を求めて、生まれた村を離れた農民たちがいた。大名たちは大事な年貢を生み出す耕作者をより多く手元に置こうと、他領から来た者は優遇し、去っていった者…
2013/7/15 刊行
よみがえる日本最初の都城
木下正史 著
およそ一三〇〇年前、都は飛鳥から藤原の地へと遷る。持統天皇が「春過ぎて夏来たるらし」と詠った都は、七一〇年の平城京遷都まで一六年という短命のゆえか、あまり語られることがな…
2013/7/15 刊行
河西英通 著
東北の歴史が脚光を浴びている。縄文時代のイメージを塗り替える考古学上の成果をはじめ、中世史から近現代史まで、新しいアプローチが始まっている。しかし、「遅れた東北」という見…
2013/7/15 刊行
児島襄 著
極東国際軍事裁判は、毎回波乱をきわめた。苛烈な検事側立証に続き、本巻は一般、満州、中国、ソ連、三国同盟、太平洋戦争と六段階に分けた弁護団の反証に入り、 最大の問題点天皇の…
2013/7/15 刊行
児島襄 著
ニュールンベルク国際軍事裁判とともに歴史上前例のない戦争犯罪人を裁く極東国際軍事裁判は、戦争に敗れた日本人に何を問うたか。昭和二十一年五月三日の開廷以来二年半余、三百七十…
2013/7/15 刊行
池内紀 著
関西の城下町に生まれ育った著者が武蔵野の一角に住み着いて早数十年-東京はふらりと歩くのに格好の町だ。角を一つ曲がれば江戸や明治と対面し、地方都市が失ってしまった年中行事が…
2013/7/15 刊行
権力と都政
佐々木信夫 著
都知事は首相より強い権力者と言われる。首相が頻繁に交代するなか、もう一つの政府とも言える都知事は原則四年間変わらない。一三〇〇万の都民を背景に、GDP世界第一〇位以内の実…
2013/7/15 刊行
権力はなぜ都市を必要とするか
藤田弘夫 著
現在、世界は未曾有の繁栄を享受する一方で、歴史上かつてない膨大な飢餓人口をかかえている。しかも、第一次産業への就業率の高い国ほど食糧事情が悪化し、都市化した国ほど飽食する…
2013/7/15 刊行
人はなぜ山に登るようになったのか
小泉武栄 著
古来ヨーロッパにおいて山は悪魔の棲家として忌み嫌われていた。一方、日本人にとっては聖地であり、信仰にもとづく登山は古くから行われていた。だが近代的登山が発祥したのは二百年…
2013/7/15 刊行
運転士が語る鉄道のしくみ
宇田賢吉 著
時速100キロ以上の速さで数百トンの列車を率いて走行し、時刻通りにホームの定位置にピタリと停める…。このような職人技をもつ運転士は、何を考え、どのように電車を運転している…
2013/7/15 刊行
宇宙像の革新史
桜井邦朋 著
ガリレオが自作の望遠鏡を天に向けたとき、近代天文学の幕が開いた。以来発展を続け、ケプラーは惑星運動の法則を発見、ニュートンは力学的宇宙論を、アインシュタインは相対論的宇宙…
2013/7/15 刊行
日本書紀が描いた王朝交替
遠山美都男 著
神武以来、連綿と続く万世一系の皇統の歴史を綴った書物として尊重されてきた『日本書紀』。戦後はそれに徹底的な批判が加えられ、王朝交替という、万世一系とは対立する古代史が提唱…
2013/7/15 刊行
ドル、ユーロ、人民元、そして円
小林正宏/中林伸一 著
"通貨が経済に与える影響は甚大だ。国家の財政、内外の金融、企業業績、そして人々の生活さえも為替の動向と無縁ではない。世界金融危機以後、不安定さを増した金融システムと経済の…
2013/7/15 刊行
幕府の命運を決した四日間
野口武彦 著
「歴史にイフはない」なんて誰が言ったのか-幕府の命運を決した慶応四年(一八六八)一月三日から六日にかけての四日間の戦いは、さまざまな偶然に満ちている。なぜ幕府歩兵隊の銃は…
2013/7/15 刊行
幕府瓦解への岐路
野口武彦 著
どんな戦争も後世へのメッセージを残している。長州戦争は徳川幕府の命取りとなった戦争である。勝利した長州藩は、後に『防長回天史』を編纂し、この戦争を明治維新への大きな一歩と…
2013/7/15 刊行
勝者のなかの敗者たち
一坂太郎 著
戊辰戦争に勝利し、明治国家の中核となった長州藩。しかし、その栄光の歴史の陰には、好むと好まざるとにかかわらず戦い、斃れていった多くの犠牲者が存在する。高杉晋作が創設し、勝…
2013/7/15 刊行
「終の住処」診療記
後藤文夫 著
高齢者施設に囲まれた高原の小さな病院。その院長である著者は、日々、多くの85歳以上の超高齢者を診療しているが、苦悩は深い。急速な高齢化により、介護施設の不足は深刻で家族は…
2013/7/15 刊行
儒教文化が育んだ民族の伝統
鄭大聲 著
朝鮮半島に由来する飲食物は、日本の外来食文化の中でも、今や最も普及しているもののひとつである。それほど身近で、今や「日本の食べもの」になったともいえるものだからこそ、それ…
2013/7/15 刊行
安富和男 著
四億年の歴史をもつ昆虫類は、環境へ巧みに適応し、姿形や生活様式をさまざまに進化させてきた。一見不可解なふるまいにも、生き残りをかけた驚くべき知恵が隠されている。殺虫剤を強…
2013/7/15 刊行
源頼朝から上杉謙信まで
松尾剛次 著
源頼朝に始まる鎌倉幕府が滅亡すると、鎌倉は急速に衰退しゴーストタウンとなったと考えられがちだが、実態は違っていた。京都室町に幕府が移った後も、鎌倉は東国を管轄する鎌倉府の…
2013/7/15 刊行
京から鎌倉へ、旅路の風景
榎原雅治 著
弘安三年(一二八〇)十一月、ひとりの貴族が馬に乗り、わずかな随伴者とともに東海道を京から鎌倉へと向かっていた――。中世の旅路は潮の干満など自然条件に大きく左右され、また、…
2013/7/15 刊行
節義に殉ず
冨谷至 著
人士に求められる節義とは何だろうか。蘇武、顔真卿、文天祥は、それぞれ漢、唐、南宋にあって、過酷な運命に身を置きながら己の節を貫き通した。匈奴に捕らわれ、二十年間、服従を拒…
2013/7/15 刊行
陣内秀信/福井憲彦 著
散策が楽しい路地の迷宮、居心地のよいカフェ。地上の楽園を再現したパティオ、人びとの情熱を今に伝えるモスクやカテドラル。地中海都市は共通する魅力を持つ。キリスト教文化とイス…
2013/7/15 刊行
大地は何を語るのか
寒川旭 著
日本の歴史は、地震の歴史だと言っても過言ではない。人の記憶になく、文書に記述がないからといって、地震が存在しなかったと速断するのは大きな間違いと言えるだろう。本書は、「地…
2013/7/15 刊行
“揺れ”の解明から耐震設計まで
武村雅之 著
"地震の""揺れ""は、さまざまな要素が絡み合う複雑な現象だが、近年、急速に解明されつつある。震源断層とは何か。地震波はどのように発生・伝播するのか。海溝型地震と内陸型地…
2013/7/15 刊行
日本精神の一系譜
梅原猛 著
日本人は、生の力を肯定する思想とともに、生の暗さを凝視する思想を愛した。この地獄の思想こそ、人間の苦悩への深い洞察と、生命への真摯な態度を教え、日本人の魂の深みを形成して…
2013/7/15 刊行
豊かさを問い直す
神野直彦 著
地方自治体は膨大な財政赤字を抱え、地方の都市は均一化して特色を失い、公共事業以外に雇用がない……。地域社会は生活の場としても労働の場としても魅力を失い荒廃している。本書で…
2013/7/15 刊行
日本語の場合、英語の場合
黒木登志夫 著
"40年にわたって論文執筆と審査に携わってきたがん研究者が、卒業論文から学会発表まで、説得力あるドキュメントと惹きつけるプレゼンテーションの極意を指南する。文系、理系を問…
2013/7/15 刊行
社員のニーズ、会社のメリット
佐藤博樹/武石恵美子 著
多くの企業では男性社員が子育てに携わることを想定してこなかった。しかし、結婚・出産後も仕事を継続する女性が増えた現在、男性も子育てに関わりたいと希望し、従来型の雇用や処遇…
2013/7/15 刊行
「戦後保守」とは何か
福永文夫 著
戦後、「保守本流」の道を歩み、外相・蔵相などを歴任、一九七八年に首相の座に就いた大平正芳。その風貌から「おとうちゃん」「鈍牛」と綽名された大平は、政界屈指の知性派であり、…
2013/7/15 刊行
幕府歩兵奉行、連戦連敗の勝者
星亮一 著
大鳥圭介は稀有な幕臣である。播磨に生まれ、蘭学を学び、幕府歩兵奉行として陸軍の指揮を任されるに至る。戊辰戦争では連戦連敗するが、「またも負けたか」と笑い飛ばし、五稜郭まで…
2013/7/15 刊行
学歴主義と平等神話の戦後史
苅谷剛彦 著
高い学歴を求める風潮と、それを可能にした豊かさに支えられ、戦後日本の教育は飛躍的な拡大をとげた。一方で、受験競争や学歴信仰への批判も根強くあるが、成績による序列化を忌避し…
2013/7/15 刊行
幕末日本人の西欧体験
芳賀徹 著
「西洋世界の挑戦に対してこの国が発した返答」の鮮やかなモデル・ケースとして、幕末日本のエリートの西欧文明に対するさまざまの知的・心理的・感性的反応と外国側の彼らに対する反…
2013/7/15 刊行
維新前夜の群像5
毛利敏彦 著
維新の志士には、夭折したものや暗殺されたもの、過剰な理想主義や正義感のため政府の主流から離れていった者が多い。大久保は一貫して政治の中心に位置し、破壊と建設と二つながらや…
2013/7/15 刊行
大学への挑戦
天野郁夫 著
日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。そのダイナミックな展開をつぶさに描く本書の下巻は、東京と京都の帝国大学との距離を縮めようとして、官立・私立ともに専…
2013/7/15 刊行
帝国大学の時代
天野郁夫 著
日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。本書は、その黎明期のダイナミックな展開を二巻にわたって、つぶさに描くものである。上巻では、明治一〇年の「東京大学」…
2013/7/15 刊行
四百年の歴史と展望
伊藤潔 著
一六二四年、大航海時代のオランダ支配に始まり、今日までの四百年に近い台湾の歴史は、「外来政権」による抑圧と住民の抵抗の記録である。外来政権はオランダ(スペイン)、鄭氏政権…
2013/7/15 刊行
小さな植物の知られざる生態
秋山弘之 著
庭の隅や道端にひっそりと息づく苔たちは、見るものに安らぎを与えてくれる。インテリアとしても人気があり、美しい苔を求めて寺院や庭園を訪れる人も少なくない。ふだん見慣れた苔だ…
2013/7/15 刊行
人類の生命記録
三木成夫 著
赤ん坊が、突然、何かに怯えて泣き出したり、何かを思い出したようににっこり笑ったりする。母の胎内で見残した夢の名残りを見ているのだという。私たちは、かつて胎児であった「十{…
2013/7/15 刊行
悲しむということ
小此木啓吾 著
肉親との死別・愛の喪失・転勤・浪人等々、日ごろ馴れ親しんだ対象を失ったとき、その悲しみをどう耐えるかは、人間にとって永遠の課題である。ところが現代社会はいつのまにか、悲し…
2013/7/15 刊行
児島襄 著
米軍の反攻が本格化し、日本軍の退勢が明らかになりはじめた昭和十八年以降・・日本軍将兵の勇戦敢闘に、米兵はタラワの恐怖に身震いし、硫黄島の砂を鮮血で染め、カミカゼの機影にお…
2013/7/15 刊行
児島襄 著
民族の興廃を賭け、二五〇万の尊い人命を失って敗れた太平洋戦争は、日本人にとってなんであったか。単なる回想や懴悔の対象であってよいであろうか。そのために著者は、何よりも戦争…
2013/7/15 刊行
鎮魂と救済の史書
松尾剛次 著
足利尊氏や新田義貞、楠木正成ら名だたる部将が活躍する『太平記』。しかしこの名高い戦記物がめざしたのは、英雄譚と言うよりも、南北朝動乱を生きた、名もなき人々への鎮魂と救済で…
2013/7/15 刊行
島泰三 著
ニホンザルにも孫がいる。しかし、サルのおばあさんは孫を特別な存在としてとくに意識することはない。だが、ヒトはちがう。孫と祖父母とのつながりには、単なる生物的な関係をはるか…
2013/7/15 刊行
KJ法の展開と応用
川喜田二郎 著
前著『発想法』で公開したKJ法の実技をさらに発展させ、加えて実例・応用例・図解等を豊富にとりいれた本書は、自己革新のために、会議運営の効率化のために、新製品開発のために、…
2013/7/15 刊行
山の木、里の木、都会の木
辻井達一 著
環境を守り、景観をつくり、生活に役立つ--経済成長の過程で伐採され、過疎化で見捨てられ、工業製品に押されてきた樹木の復権が進んでいる。街路樹、庭木はもとより、建築材料、手…
2013/7/15 刊行
上山春平 著
記紀の制作主体を藤原不比等とみる大胆な仮説をもとに、前著で考察の対象となった記紀神統譜の基本構造と不比等の政治的役割について、その照応関係を多面的に解明する。そして記紀神…
2013/7/15 刊行
近世酒田湊の事件簿
高橋義夫 著
庄内藩酒井家の所領である酒田は、蝦夷地や京・大坂を結ぶ海運の要地。大小様々な船の出入りで賑わい、豪商たちの蔵が建ち並ぶこの町の平穏は、本書の主人公、足軽目付たちによって守…
2013/7/15 刊行
儀礼と経済のあいだ
桜井英治 著
贈与は人間の営む社会・文化で常に見られるものだが、とりわけ日本は先進諸国の中でも贈答儀礼をよく保存している社会として研究者から注目を集めてきた。その歴史は中世までさかのぼ…
2013/7/15 刊行
古代中国の実存主義
福永光司 著
人間はだれでも自由でありたいと願う。昔から人類の教師とよばれ、哲人賢者とよばれる人びとは、人間の自由について多くのすぐれた思惟と叡智を示し、その教説をさまざまな著作に書き…
2013/7/15 刊行
教誨師花山信勝と死刑戦犯の記録
小林弘忠 著
敗戦直後、連合国軍によって巣鴨プリズンと名づけられた巣鴨拘置所に、数多くの人々が「戦争犯罪人」として収容された。ここの初代戦犯教誨師となった花山信勝は、彼らと接し、三四名…
2013/7/15 刊行
適応モデルで診断する
遠田雄志 著
どの組織にも、その組織特有の認識の枠組みがある。これが「組織の常識」で、意思決定や問題解決などはすべてこれが基礎となっている。しかし、この常識は古びたり現実とズレたりしが…
2013/7/15 刊行
ゲーム理論を実践する
梶井厚志 著
自分の利害が、自分の行動だけでなく、他人の行動によってどう左右されるか、という状態が戦略的環境である。その分析ツールがゲーム理論であり、ビジネス交渉はもちろん、恋人とのか…
2013/7/15 刊行
「北条の夢」と秀吉の天下統一
齋藤慎一 著
織田信長と友好関係を保ち、領地を拡大させてきた北条氏。しかし、本能寺の変によって、この状況は一変する。北条氏と佐竹・宇都宮氏など関東諸勢力との戦いは熾烈をきわめ、両陣営の…
2013/7/15 刊行
日本は〈過去〉から解き放たれるのか
小菅信子 著
第二次大戦が終わり六〇年が過ぎ、戦争を直接記憶している人も少なくなった。だがいまだに戦争についての歴史認識をめぐり、近隣諸国との軋轢は絶えない。日本はいつ〈戦争〉の呪縛か…
2013/7/15 刊行
自由と平等の視点から
猪木武徳 著
第二次大戦後の世界は、かつてない急激な変化を経験した。この六〇年を考える際、民主制と市場経済が重要なキーワードとなることは誰もが認めるところであろう。本書では、「市場化」…
2013/7/15 刊行
その理想主義とは何であったのか
原彬久 著
敗戦直後、日本社会党が誕生した。戦前の無産政党を糾合し、「社会主義国日本」を目指しての結党である。しかし以後半世紀、一度として単独政権を打ち樹てることなく、ついに崩落した…
2013/7/15 刊行
「クラシック」の黄昏
岡田暁生 著
一八世紀後半から二〇世紀前半にいたる西洋音楽史は、芸術音楽と娯楽音楽の分裂のプロセスであった。この時期の音楽が一般に「クラシック音楽」の歴史と呼ばれている。本書は、「クラ…
2013/7/15 刊行
西郷隆盛と日本最後の内戦
小川原正道 著
明治維新後、佐賀の乱、神風連の乱、萩の乱などに続く、不平士族による最後の反乱となった西南戦争。九州全土で八ヵ月間にわたり行われた近代日本最大の内戦である。それはまた誕生し…
2013/7/15 刊行
大清帝国最後の光芒
加藤徹 著
内憂外患にあえぐ落日の清朝にあって、ひときわ強い輝きを放った一代の女傑、西太后。わが子同治帝、甥の光緒帝の「帝母」として国政を左右し、死に際してなお、幼い溥儀を皇太子に指…
2013/7/15 刊行
世界を知るための豊かな物語
西山清 著
かつて、科学技術も情報処理も未発達だったころ、人々はどのようにして、自分の周囲の事象を受けとめ、その仕組みを理解しようとしたのだろうか。そんな時、最も有効で普及可能だった…
2013/7/15 刊行
犯罪は何を語るか
中谷陽二 著
異常な犯罪が起きるたびに話題になるのが精神鑑定。しかし、精神鑑定は期待されるように、出来事の真相を明らかにできるのだろうか。本書は、レーガン元米大統領暗殺未遂事件、多重人…
2013/7/15 刊行
自然はなぜアンバランスが好きか
黒田玲子 著
地球上の動物は、外観上、おおむね左右のバランスがとれているが、それをアミノ酸や核酸といった分子のレヴェルで見ると、そのバランスは完全に崩れているのである。このアンバランス…
2013/7/15 刊行
種類・威力・防御法
井上尚英 著
一九九四、九五年の松本サリン事件と東京地下鉄サリン事件、二〇〇一年の米国での炭疽菌事件は、世界各国の一般市民を震撼させた。生物兵器や化学兵器は小規模集団でも製造可能であり…
2013/7/15 刊行
産むことに自由はあるのか
金城清子 著
生殖行為は、人類の発生以来、長らく人的に操作できない神秘の過程であった。しかし、医療技術の進歩によって、体外受精が可能になり、さらに受精卵から細胞をとり出してその遺伝的特…
2013/7/15 刊行
少子・高齢化はどこまで解明されたか
河野稠果 著
二〇〇五年から始まった日本の人口減少。一〇〇年後には半減と予測されている。北・西ヨーロッパに端を発し、いまや世界人口の半分を覆った少子化は、なぜ進むのか――。急激な人口減…
2013/7/15 刊行
かくれたカリキュラム
恒吉僚子 著
多くの共通点をもち、互いに影響を与えながら、二つの国で「日本人」「アメリカ人」はどう形成されるのか。とりわけ摩擦の一因ともなっている“個と集団”への意識はなぜ異なるのか。…
2013/7/15 刊行
直立二足歩行の起原に迫る
島泰三 著
一本だけ離れて生えている太くて短い親指、ガラスさえ噛み砕くほど堅い歯。人類の手と口は、他の霊長類に例のない特異なものである。霊長類の調査を長年続けてきた著者は、サルの口と…
2013/7/15 刊行
上山春平 著
大和朝廷の支配を基礎づけた古事記と日本書紀は歴史の実相とどう対応していたのか―歴史と価値のかかわりを深層文化論の立場から追究する著者は、奈良時代前期の背景をなす公の価値体…
2013/7/15 刊行
「最後の武士」の実像
大石学 著
嘉永六年(一八五三)のペリー来航から明治二年(一八六九)の箱館五稜郭陥落までの幕末維新期、さまざまな国家構想が錯綜する中で政争や戦乱が展開された。こうした時代に生まれ、滅…
2013/7/15 刊行
日本経済はなぜ停滞しているのか
八代尚宏 著
「市場競争を煽って格差を拡大し、日本の伝統を破壊した」「世界金融危機を引き起こした元凶」-現在の日本において、新自由主義ほど批判される経済思想はない。だが、その見方は本当…
2013/7/15 刊行
地球化時代の日本の選択
入江昭 著
軍事はもとより政治にまして経済を優先させてきた戦後日本は、世界有数の貿易黒字国・債権国となったいま、「持てる国」として世界経済の不均衡を助長していると批判される。そして、…
2013/7/15 刊行
人間を理解するために
永田良昭 著
「髪をいじるのは会話が退屈だから?」…人の性格や本音を明らかにするのが心理学だとも言われるが、それは違う。心理学は、私たちがどのように世界を認識し意味を読み取り行動してい…
2013/7/15 刊行
生物学からの挑戦
木下清一郎 著
心はどのようにして誕生したのか。この難問を解くキーワードは「記憶」。記憶を持つことで過去と現在の照合が可能となり、それまで瞬間のみを生きてきた生物が時間と空間を獲得した、…
2013/7/15 刊行
部将たちの出世競争
谷口克広 著
武田・上杉・本願寺・毛利などの強敵と領土を接した織田信長は、一万を超える大軍団を柴田勝家・明智光秀・羽柴秀吉・滝川一益らに預け、四方の平定に当たらせた。この「方面軍」司令…
2013/7/15 刊行
戦国覇者の多彩な人材
谷口克広 著
強烈な個性で迅速果敢に中世的権威を否定し戦国乱世を勝ち抜いた信長には、戦場で本陣を固める馬廻や小姓といった強者たちのほかに、秘書や吏僚として治世や文化などの面で活躍する近…
2013/7/15 刊行
失脚・粛清・謀反
谷口克広 著
信長は天下統一の過程で多くの配下の者を粛清した。反逆が疑われる者は無論のこと、抜擢に応えられなかった者も容赦なく切り捨てた。なぜ信長は周囲の理解を超えた過酷な処分を行った…
2013/7/15 刊行
ニュートンとゲーテの流れを追って
大山正 著
色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加…
2013/7/15 刊行
桶狭間から本能寺まで
谷口克広 著
家督を継いだ十九の年より本能寺に没するまで、織田信長は四方の敵と戦い続けた。初期には、劣勢を覆した桶狭間の戦いのように少数精鋭の部隊を自ら率いて戦い、後には、浅井・朝倉氏…
2013/7/15 刊行
記憶を信じる、記憶を疑う
高木光太郎 著
人は嘘をつこうとしていないのに、体験していない出来事を見たり聞いたりしたと証言してしまうことがある。証言の聴き手が、それと気づかないうちに虚偽の証言や自白を生み出す手助け…
2013/7/15 刊行
新興国市場の可能性と不安
大泉啓一郎 著
中国の一人あたりGDPと上海をはじめとする大都市圏の繁栄ぶりとのギャップからわかるとおり、もはや国レベルの平均化された指標は意味を持たない。大都市圏ごとの新しい経済単位を…
2013/7/15 刊行
貨幣経済を刺激した田沼時代は商業の活性化に貢献したが、農村、都市双方に疲弊を招き、しかも浅間山爆発や大洪水という自然の脅威によりその政策は破綻、各地で百姓一揆や打ちこわし…
2013/7/15 刊行
永田鉄山の構想とその分岐
川田稔 著
昭和十年八月十二日、一人の軍人が執務室で斬殺された。陸軍軍務局長永田鉄山。中堅幕僚時代、陸軍は組織として政治を動かすべきだとして「一夕会」を結成した人物である。彼の抱いた…
2013/7/15 刊行
「理性の君主」の孤独
古川隆久 著
新時代の風を一身に浴び、民主的な立憲君主になろうとした昭和天皇。しかし、時代はそれを許さなかった-。本書は今まであまりふれられることのなかった青年期に至るまでの教育課程に…
2013/7/15 刊行
近代日本外交の体現者
片山慶隆 著
幕末に結んだ欧米列強との不平等条約の改正を目指し、一九〇〇年代に日英同盟、日露戦争、韓国併合を推進した外相・小村寿太郎。日向国飫肥藩の下級藩士に生まれた小村は、病弱で一五…
2013/7/15 刊行
「パトスの首相」は何を変えたのか
内山融 著
21世紀最初の4月、世論を背景に首相に就いた小泉純一郎。靖国参拝、北朝鮮訪問、郵政解散など、政権の5年5ヵ月は、受動的イメージだった日本の首相を、強いリーダーシップを発揮…
2013/7/15 刊行
辻ミチ子 著
開国か攘夷かをめぐり、幕末の政治の中心は江戸から朝廷のひざもと、京都へ移った。歴史は男たちの活躍する格好の大舞台を提供し、のちに多くの書物に取り扱われた。本書は、ともすれ…
2013/7/15 刊行
儒家・墨家・道家・法家・兵家
湯浅邦弘 著
春秋戦国時代、諸国をめぐって自らの主張を説いた思想家たち。彼らの思想は、その後の中国社会の根幹を形づくったのみならず、日本をはじめ東アジアにおいても大きな影響力を持った。…
2013/7/15 刊行
描かれた「奇跡」と「聖家族」
岡田温司 著
処女にしてキリストを宿したとされるマリア。処女懐胎はキリスト教の中心に横たわる奇跡であり、夥しい図像を生み出してきた。「無原罪」の「~がない」という否定形の図像化一つとっ…
2013/7/15 刊行
持続可能な未来への経済学
吉田文和 著
近年、「循環型社会」をめざしゴミ減量化とリサイクル推進の取り組みが始まっているが、そのどちらもあまり成果があがっていないのが現状である。自治体・業者・市民それぞれに手間と…
2013/7/15 刊行
竹中治堅 著
細川連立政権崩壊から一〇年以上が過ぎ、日本政治は再び自民党の長期政権の様相を呈している。しかしその内実は、かつての派閥による「支配」とは全く異なる。目の前にあるのは、一九…
2013/7/15 刊行
家族の失敗と国家の新しい機能
富永健一 著
高齢化、少子化、そして女性の社会進出によって、家族に揺らぎが生じている。失われた家族の機能を代行しうるものとしては、地域社会やNPOとともに、やはり国家が不可欠である。本…
2013/7/15 刊行
人と社会の学
富永健一 著
人間と社会を扱う社会学は、かつては比較的狭い領域の学問であったが、いまや専門化が進み、各々の分野で深化が試みられている。本書は、理論的研究、経験的研究、歴史的研究等多くの…
2013/7/15 刊行
システムからプロセスへ
竹沢尚一郎 著
「社会」という語は、どのような意味や役割を担わされてきたのか。十七世紀以降のヨーロッパで、それは初め、統治や富の増大を目的に国家が介入する空間として認識された。後に、貧困…
2013/7/15 刊行
「今、ここ」から始まる思想
茂木健一郎 著
IT技術一つとってみても、米国を震源とするグローバリズムは強大な力を持つ。66億以上に人間が暮らす広い地球といえども、やがてどこもかしこも同じようになってしまうのではない…
2013/7/15 刊行
持続可能な生態系のために
鷲谷いづみ 著
二十世紀後半、人類は多量の資源を消費し、廃棄物を自然界にまき散らすライフスタイルをエスカレートさせた。そのため自然の多様性は失われ、固有種の絶滅、異常気象の発生など、多大…
2013/7/15 刊行
日本の再軍備とアメリカ
増田弘 著
一九五四年に自衛隊が生まれて五〇年が経過したが、警察予備隊の発足から陸海空の三自衛隊として陣容が整うまでには、さまざまな曲折があった。旧陸海軍将校をどう活用するかなど、ア…
2013/7/15 刊行
なぜ事故に好かれてしまうのか
吉田信彌 著
事故は避けがたい。さまざまな対策をこらしても、神仏に祈っても悲惨な事故は起きてしまう。なぜ事故は起こってしまうのか。事故を起こしやすい人とはどんな人なのか。防ぐ方法はある…
2013/7/15 刊行
日本詩へのいざない
芳賀徹 著
一篇の詩が、苦境から脱出するきっかけになったり、人情の奥行きをかいま見せたりすることは、誰しも経験するだろう。そんな、心に働きかけてくる詩を知れば知るほど、人生は豊かにな…
2013/7/15 刊行
中国皇帝政治の檜舞台
寺田隆信 著
北京の紫禁城は明朝第三代の成祖永楽帝の命で、一四〇七年に着工され二〇年に完成した。翌年、成祖は北京に遷都し、一九一二年二月に清朝最後の宣統帝が退位するまで、紫禁城は明清両…
2013/7/15 刊行
ネットワークの科学を応用する
増田直紀 著
人は出会い、つながる。会社や友人関係、地域社会も、個人と個人が結びつきネットワークを作ることで成り立っている。それでは私たちはどのように他人とつながっているだろうか。私た…
2013/7/15 刊行
加賀乙彦 著
一九五四年、松沢病院の医師として一人の殺人犯を診察したときが、著者の死刑囚とのはじめての出会いであった。翌年、東京拘置所の精神科医官となってから、数多くの死刑囚と面接し、…
2013/7/15 刊行
新自由主義の光と影
根井雅弘 著
ベルリンの壁の崩壊後、世界を席巻した「市場主義」。だが、経済格差や環境破壊を引き起こすなど、欠陥を露呈している。本書では、市場主義の源流に位置するフリードマンの経済思想を…
2013/7/15 刊行
『赤い鳥』と「童心」の理想
河原和枝 著
子どもを無垢な存在と見なすロマン主義的な子ども観は、日本では明治末に興り、大正中期の「赤い鳥」を中心にした「童話・童謡」運動で確立した。このイメージは、基本的には現在まで…
2013/7/15 刊行
思考を鍛える50問
中山理 著
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使…
2013/7/15 刊行
入峰・修行・呪法
和歌森太郎 著
兜{と}巾{きん}、白衣の結{ゆい}袈{げ}裟{さ}、錫{しゃく}杖{じょう}をつき、笈を背に法{ほ}螺{ら}貝{がい}をふく、いまでも出羽三山、大峰山中に出没する山伏・…
2013/7/15 刊行
演義から正史、そして史実へ
渡邉義浩 著
日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の…
2013/7/15 刊行
見つけ方、たのしみ方
田中修 著
庭の片隅で、都会の歩道のコンクリートの隙間で、雑草はひっそりと生きている。名も知らない草も多いが、子孫を残そうと懸命に生きる戦略には驚かされるものも多い。ハハコグサとチチ…
2013/7/15 刊行
若い世代のアイデンティティ
福岡安則 著
さほど問題なく日本社会に適応しているかのようにいわれる在日韓国・朝鮮人の若者は、実際には、その多くが成長の過程で日本人側の偏見と差別にぶつかり、アイデンティティの葛藤を体…
2013/7/15 刊行
中国人の処世訓
湯浅邦弘 著
中国では長く厳しい乱世が多くの処世訓を生んだ。中でも最高傑作とされるのが、明末に著された『菜根譚』である。社会にあって身を処する世知と、世事を離れ人生を味わう心得の双方を…
2013/7/15 刊行
池内紀 著
居酒屋に人一倍したしむようになったのは、「二合半のおじさん」のせいである。三十代初めに出くわして三十年ちかくつき合った。そしていろんなことをおそわった――へんくつだが、心…
2013/7/15 刊行
日本はどこにいるのか
北岡伸一 著
国家を超える結束の場として構想された国連が誕生して六十年。冷戦とその後の激動を経て、その地位と役割は大きく変動した。国際社会でアメリカ中心のシステムが機能するなか、国連は…
2013/7/15 刊行
開発路線のゆくえ
本間義人 著
列島改造、田園都市構想など時々のコンセプトを掲げて国土を開発してきた「全国総合開発計画」は日本の現在の豊かさの原動力となった。反面、中央主導、公共投資重視によって環境破壊…
2013/7/15 刊行
世界平和への夢と挫折
篠原初枝 著
第一次世界大戦の悲劇を繰り返さないため、一九二〇年に史上初の普遍的国際組織として生まれた国際連盟。常任理事国、集団安全保障、一国一票原則など、その後の国際関係の枠組みを創…
2013/7/15 刊行
地球社会における人間と秩序
中西寛 著
人類のおかれた状況が混迷の度を深め、希望と苦悩が錯綜している今日ほど、断片的な情報ではなく、深い考察が求められている時代はない。本書はまず、国際政治の起源を近代ヨーロッパ…
2013/7/15 刊行
同時代史への羅針盤
中嶋嶺雄 著
戦争と革命の世紀、二〇世紀は轟音を響かせて転換しつつある。国家そのもののあり方とともに、国家間の関係もまた問われているのである。国際関係論という学問は、政治・経済・文化な…
2013/7/15 刊行
職業としての政治
林芳正/津村啓介 著
国会議員の仕事とはどのようなものだろうか。言うまでもなく、国会議員は私たち有権者が選挙で投票することによって存在している。では、私たちは彼らに何を期待し、何を託しているの…
2013/7/15 刊行
戦後日本の歴史問題
波多野澄雄 著
アジア・太平洋戦争の「清算」は一九五一年締結のサンフランシスコ講和を始めとする一連の条約で終えたはずだった。だが八〇年代以降、教科書、慰安婦、靖国神社、そして個人補償請求…
2013/7/15 刊行
あなたの薬と自己管理
塩之入洋 著
三十歳以上の三人に一人が高血圧である。高血圧を放置すると、突然、脳卒中や心筋梗塞など危険な合併症を引き起こすので「静かなる殺人者」とも呼ばれる。本書は、高血圧を予防し、合…
2013/7/15 刊行
感情に揺れる経済心理
依田高典 著
完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をする-これが経済学の仮定する経済人である。だが、現実にはこのような人間はいない。情報はあまりに多く、買い物をしたあとでもっと安…
2013/7/15 刊行
推論の認知心理学への招待
市川伸一 著
日常生活での思考は推論の連続といえる。その多くは論理形式に従うより、文脈情報に応じた知識を使ったり、心の中のモデルを操作してなされる。現実世界はまた、不確定要素に満ちてい…
2013/7/15 刊行
天皇家の近現代史
小田部雄次 著
古代より「天皇の血族」として存在した皇族。明治維新後、最も近親で天皇を支える階級として、軍人の義務と多くの特典を獲得し成立した。だが、自らの権威・特権を背景に、長老の皇族…
2013/7/15 刊行
雅俗融和の世界
中野三敏 著
江戸には江戸の文化を成熟させた先人がいた。その果実は、現代と全く異なる味わいがあるからこそおもしろい。著者は、江戸の文物を部品に一人乗りのタイム・マシーンを組み立てて江戸…
2013/7/15 刊行
徳川将軍の耳と目
深井雅海 著
徳川吉宗が八代将軍の座につくと、紀州藩士二〇五名を幕臣に編入、側近とした。その中に将軍の耳や目となり活動する隠密の一団があった。御庭番である。彼らは表向き、将軍やその家族…
2013/7/15 刊行
人物・方法・連環
田尻祐一郎 著
"荻生徂徠、安藤昌益、本居宣長、平田篤胤、吉田松陰-江戸時代は多くの著名な思想家を生み出した。だが、彼らの思想の中身を問われて答えられる人は多くないだろう。それでも、難解…
2013/7/15 刊行
泰平の世の旅人たち
板坂耀子 著
徳川の世は泰平。人びとはどこへでも旅ができる喜びを実感する。旅といえば辛く悲しいという中世以来の意識は劇的に変化し、「楽しい」「面白い」が紀行文の一つの型となり、さらに「…
2013/7/15 刊行
「悲劇の宰相」の実像
服部龍二 著
日露戦争後、職業外交官の道を歩み始め、欧米局長・駐ソ大使など要職を歴任した広田弘毅。満州事変以降、混迷を深める一九三〇年代の日本で、外相・首相として、欧米との協調、中国と…
2013/7/15 刊行
大江志乃夫 著
一九四一年十二月八日、日本はハワイ真珠湾の奇襲攻撃で対米英戦争を開始し、日本の対米英宣戦で第二次ヨーロッパ大戦は世界大戦に展開する。そして九一年は日米開戦の“満五十周年”…
2013/7/15 刊行
大名家を揺るがした権力闘争
福田千鶴 著
大名家の相続争いや君臣対立に端を発する御家騒動は、講談・歌舞伎などの格好の題材として庶民の関心を集めてきた。その影響力は甚大で、家中の内紛が幕府に露見すれば即、取り潰しと…
2013/7/15 刊行
南北朝動乱を彩った覇王
森茂暁 著
後醍醐天皇は、鎌倉幕府を倒し南北朝時代の幕を開けた動乱の立役者、天皇親政を復活させ全国支配の規範を示した専制君主、死後も怨霊として足利政権に影を落としつづけた存在と幾つも…
2013/7/15 刊行
土地制度と景観
金田章裕 著
古地図は過去の世界への扉である。日本では、世界にほとんど例のない古代の大縮尺の荘園図が現在まで伝わっている。そこに描かれた事象や記入事項を検討することは、開拓や農業経営、…
2013/7/15 刊行
幕末の旅日記から原風景を読む
関和彦 著
神々の集う国・出雲。いまでもそこかしこに神社が見られる。これらのなかには『出雲国風土記』の時代に起源を求められるものも多く、古代史を封じ込めたタイムカプセルとも言える。幕…
2013/7/15 刊行
新しい古代像をもとめて
工藤隆 著
古事記は、八世紀に編纂された日本最古の書物のひとつである。しかし古事記は突然出現したのではない。縄文・弥生期から連綿と続く、無文字時代の神話がその源にあった。著者は、無文…
2013/7/15 刊行
書き替えられる読みと意味
白石良夫 著
古語とは何か。「明治維新以前の言葉」ではない。江戸時代には『源氏物語』の言葉が、平安時代には『万葉集』の言葉が古語であったように、今後も書き換えが続いていくのである。江戸…
2013/7/15 刊行
企業と人の新しい関係
太田肇 著
日本の伝統的な組織とマネジメントに綻びが目立つようになった今日、企業とそこに生きる人々との間に新しい理念の構築が模索されている。全社的目標への貢献や緊密なチームワークを求…
2013/7/15 刊行
20世紀の20冊
熊野純彦 編
原典に還れ!としばしば言われる。だが、哲学書を咀嚼し自分のものにするには困難がつきまとう。このようなときに、良質なブックガイドが一冊そばにあれば、古典の扉を叩く手助けにな…
2013/7/15 刊行
脳と遺伝子の共生
佐倉統 著
環境問題はいまや世界的関心事であり、政治・経済・文化(倫理)・科学等の次元から論じられるが、〈自然対人間〉という二項対立を越える議論は数少ない。本書は「環境と人間は生物の…
2013/7/15 刊行
ケンブリッジ学派の系譜
伊藤宣広 著
「すべてはマーシャルにある」。ケインズに帰される革新的諸概念の多くは、マーシャル以来ケンブリッジでは共有財産となっていた。本書は、対立軸を設定しながら、マーシャル、ピグー…
2013/7/15 刊行
アメリカ人記者たちが見た広島・長崎
繁沢敦子 著
日本の敗戦直後、連合国側の記者たちは、原爆投下の「結果」を報じるため、広島・長崎をめざした。ある者は個人で、ある者は軍の力を借りて。彼らは新聞・通信社・ラジオなど大手メデ…
2013/7/15 刊行
小山慶太 著
犬は、人類ともっともつきあいの長い動物である。番犬や狩猟犬としてだけでなく、パートナーとしていまや人の生活に欠かせない存在である。人は犬とめぐりあい、一緒に走り、共に暮ら…
2013/7/15 刊行
人といのちの文化誌
黒木登志夫 著
糖尿病、心臓病、がん、感染症-生命を脅かす疾患の解明は進み、治療法も進歩した。しかし寿命には限界がある。いったい何が寿命を決めるのか。人はなぜ太り、歳をとり、病気になるの…
2013/7/15 刊行
アポロとスプートニクの軌跡
的川泰宣 著
宇宙開発競争をくりひろげた冷戦期の米ソは、それぞれ稀有な才能を擁していた。ソ連には、粛清で強制収容所に送られながら、後に共産党中央委員会を「恫喝」して世界初の人工衛星スプ…
2013/7/15 刊行
出血から心筋梗塞まで
青木延雄 著
けがなどで出血した場合、血は固まらなくては困る。だが、血管のなかで固まってしまうと、重大な障害に結びつく。現在、日本人の死亡率の第一位は悪性腫瘍だが、血栓によって引き起こ…
2013/7/15 刊行
21世紀の成長条件
佐藤百合 著
"リーマンショック後の二〇〇九年秋、欧米の格付け会社が、インドネシアの持続的成長能力と財政的安定を評価し、国債の格付けを引き上げた。以来、インドネシアの有望性は世界が注目…
2013/7/15 刊行
少子化と財政難を克服する条件
盛山和夫 著
日本社会全体に閉塞感が漂っている。経済は停滞し、年金や医療など社会保障問題も深刻化するばかりだ。大震災の復興財源もおぼつかない。経済成長こそが復活の鍵であるが、日本はもう…
2013/7/15 刊行
市民・企業・行政の新しい関係
山口義行 著
長く不況にあえいでいた日本経済にも、ようやく回復の兆しが見られるようになったという。しかしそれは一部の業界、大企業にとどまり、経済再生のカギを握る中小企業はあいかわらず苦…
2013/7/15 刊行
お金がない人を助けるには
大竹文雄 著
「お金がない人を助けるとき、どうやって助けるのですか?」小学5年生からの問いかけに、経済学者ならどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックのメダル獲…
2013/7/15 刊行
19世紀経済思想とラスキン
伊藤邦武 著
経済と環境保護。分裂し、対立するかのような両者が折り合う思想は可能なのか。このきわめて現代的な問題は、すでに19世紀に提起されていた。産業革命が隆盛を誇るロンドンで、哲学…
2013/7/15 刊行
〈情報〉が戦争を変える
中村好寿 著
ナポレオンによって大兵力の殲滅戦が開始されてから、戦争は火力による殺傷と破壊を意味するようになった。これ以降、工業化時代の戦争は、双方が国力全体を消耗しあう形態となったの…
2013/7/15 刊行
下剋上の世を生き抜く戦国大名の補佐役として、戦場の天候を占い、種々雑多なジンクスを統轄するなど、陰陽道をはじめさまざまな知識を駆使した軍師・参謀・・その実像はカリスマ性を…
2013/7/15 刊行
宇宙の始まりに迫る物理学と哲学
内井惣七 著
空間とは何か、時間とは何か。この最大級の謎の解明には物理学と哲学が取り組んできた。絶対空間と絶対時間を主張したニュートンと、それに対抗して「時空の関係説」を唱えたライプニ…
2013/7/15 刊行
デカルトからマルクスまでの24冊
熊野純彦 編
デカルト、カント、ヘーゲルなど、近代に活躍した哲学者は枚挙に暇がない。だが、この時代の哲学では何が問題だったのだろうか。「私」の発見や知識の確実性、道徳の起源など、さまざ…
2013/7/15 刊行
「大久保利通日記」から「富田メモ」まで
御厨貴 編著
歴史は史料に基づき描かれる-。「昭和天皇独白録」や「富田メモ」をはじめ、新たな史料の発掘は、歴史的事実の変更や確定をもたらす。なかでも「原敬日記」「高松宮日記」「真崎甚三…
2013/7/15 刊行
日本人のカンちがい
阿辻哲次 著
中国旅行では、たとえ会話はできなくても筆談すればなんとか通じると、多くの日本人は考える。しかし、現実はそんなに甘くない。日本人が習ってきた漢文と中国語とはまったく別の言葉…
2013/7/15 刊行
変わりゆくエリート学生文化
竹内洋 著
一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主…
2013/7/15 刊行
大衆教育社会はいかに生成したか
苅谷剛彦 著
戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。そのきわめて特異な背景には、戦前から…
2013/7/15 刊行
野崎昭弘 著
新趣向タイム・トラベル、ヘンペルのカラス、数学的保証つき(?)の絶対的中占い機、さまざまな無限機械、そして、ゼノン、カントール、ラッセルの本格的パラドックス……。先入観を…
2013/7/15 刊行
変転する人物像
田中彰 著
長州藩の兵学師範をつとめ、松下村塾を主宰して維新の俊傑たちを育てた吉田松陰は、安政の大獄を断行する幕府から政道批判を咎められ死罪となった。その思想的影響は没後も衰えること…
2013/7/15 刊行
歴史の虚実
高橋富雄 著
古く『平家物語』や『源平盛衰記』など、軍記物で形象化した義経は、室町時代の『義経記』にいたって物語化の頂点に達し、さらにそこから色とりどりの大小の物語が派生した。「判官物…
2013/7/15 刊行
日本古代史へのアプローチ
江上波夫 著
日本国家と日本民族の起源は東北アジア騎馬民族の日本征服にあるという説にたつ著者が、大陸と古代日本との比較・対照によって、その社会・政治・軍事・文化などのそれぞれの面で具体…
2013/7/15 刊行
構想の大きな会社とは
榊原清則 著
これまで一貫して高成長を持続してきた日本企業をとりまく経営環境は、いま大きく変わりつつある。まず、どのような領域を自社の存在領域として構想するか、という戦略決定が改めて問…
2013/7/15 刊行
大学・知識人・ジャーナリズム
竹内洋 著
戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、意外なことに、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな…
2013/7/15 刊行
不信と打算の現実主義
冨谷至 著
紀元前三世紀、韓の王族に生まれ、荀子に学んだ韓非は、国を憂えて韓王を諫めるも容れられず、憤慨して著述に向かう。その冷徹な思想は秦の始皇帝をも魅了し、「この人物に会えたら死…
2013/7/15 刊行
権力者の栄華と転落
池東旭 著
独立以来8人を数える韓国大統領のうち、1人は暗殺され、3人は任期途中で下野、2人は退任後、逮捕された。反日親米の国づくりを進めたものの、民衆の支持を失い亡命した李承晩、独…
2013/7/15 刊行
大統領たちの栄光と蹉跌
木村幹 著
一九四八年、日本の植民地から米国の占領を経て、建国した大韓民国。六〇年の間に、独裁国家から民主国家、途上国から先進国へと大きく変貌した。本書は、歴代大統領の「眼」と「体験…
2013/7/15 刊行
戦後日本人の隣国観
今日の日本人の韓国像は、一方に文化相対主義的理解があれば、他方に伝統的蔑視があり、イデオロギー的立場からの賞賛や沈黙の一方に、若い文化的関心層があって一様ではない。それで…
2013/7/15 刊行
日本語を豊かに
高橋睦郎 著
返り点と送り仮名の発明によって、日本人は、ほんらい外国の詩である漢詩を自らのものとした。その結果、それを鑑賞するにとどまらず、作詩にも通暁する人物が輩出した。本書は、中国…
2013/7/15 刊行
デモクラシーの友と敵
野口雅弘 著
多くの人が福祉社会を志向しているにもかかわらず、それを支えるはずの行政への不信が蔓延している。本書では、目まぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚制批判のさまざまな…
2013/7/15 刊行
高学歴兵士たちの憂鬱な日常
高田里惠子 著
戦前の日本で、旧制高校から帝国大学へと進む学生たちは、将来を約束されたひと握りのエリートであった。彼らはある時期まで、軍隊経験をもつ時でさえ、低学歴者にはない優位を与えら…
2013/7/15 刊行
理解とサポートのために
柘植雅義 著
計算は速いのに文章題になると意味をつかめない。英会話は得意なのに簡単なつづりの間違いを繰り返す……。知的には遅れがないのに、特定の学習に困難を示す子どもたちがいる。学習障…
2013/7/15 刊行
戸部良一 著
一九三八年七月、時の外相宇垣一成の私邸を八人の青年外交官が訪れ、所信を披瀝するとともに、彼らがリーダーと仰ぐ白鳥敏夫の外務次官起用を強く訴えた-ときに軍部以上の強硬論を吐…
2013/7/15 刊行
小林茂 著
明治初期から第二次世界大戦終結まで、日本がアジア・太平洋地域について作製した「外邦図」。陸軍が中心となり、戦争と植民地統治の「道具」として、朝鮮、中国、東南アジアと、進出…
2013/7/15 刊行
インターナショナル・スクールから民族学校まで
朴三石 著
日本には現在、二百校以上の外国人学校がある。多国籍の子どもを対象とするインターナショナル・スクール、駐在者の子弟が多いフランス人学校やドイツ人学校、アジア系の朝鮮学校や中…
2013/7/15 刊行
安野光雅 著
たとえば、天使がラッパを吹きながら空を舞う名画は、技術の蓄積だけでは描けなかった。目には見えないその姿を描く画家は、人体のデッサンに習熟し、想像力に助けられて、絵画という…
2013/7/15 刊行
米国海軍と海上自衛隊
阿川尚之 著
日本海軍は、戦場でまみえた相手であるアメリカ海軍に対して、意外なほどの尊敬と共感を抱いていた。それは、戦後の海上自衛隊にも脈々と受け継がれ、彼らの協働態勢が、日米同盟を基…
2013/7/15 刊行
アジアをどう考えるか
白石隆 著
「海のアジア」、それは外に広がる、交易ネットワークで結ばれたアジアだ。その中心は中国、英国、日本と移ったが、海で結ばれた有機的なシステムとして機能してきた。世界秩序が変貌…
2013/7/15 刊行
黒澤和子 著
世界的に有名な映画監督クロサワを父に持つことは、並大抵の苦労ではない。仕事上のトラブルや社会への憤懣から父の怒りに火がつけば、家族はたちまち嵐に巻き込まれる。ところが、ひ…
2013/7/15 刊行
戊辰戦争最大の悲劇
星亮一 著
慶應四年春、幕府軍は鳥羽伏見の戦いで敗れて瓦解した。江戸城無血開城を経て戦場は東北に移る。長岡での激戦、白河の攻防、日光口での戦い……、会津藩をはじめ奥羽越列藩同盟軍は各…
2013/7/15 刊行
チームワークがひらく発想の新次元
吉田新一郎 著
私たちの忙しさの一因は会議の多さにある。多いばかりか、費やす時間も増えている。「会議社会」に生きる現代人にとって、会議の意味と役割は重くなる一方である。しかし、効率的・効…
2013/7/15 刊行
近代日本貴族の虚像と実像
小田部雄次 著
明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。「皇室の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「…
2013/7/15 刊行
頼朝を生んだ武士本流
元木泰雄 著
十二世紀末、源頼朝は初の本格的武士政権である鎌倉幕府を樹立する。彼を出した河内源氏の名は武士の本流として後世まで崇敬を集めるが、祖・頼信から頼朝に至る一族の歴史は、京の政…
2013/7/15 刊行
戦闘的自由主義者の真実
松井慎一郎 著
人格の成長を第一と考える理想主義を提唱し、昭和期の学生必読書『学生に与う』を著した思想家・河合栄治郎。彼の生涯は闘いの連続であった。中学校でのいじめにはじまり、保身に走る…
2013/7/15 刊行
唱歌、校歌、うたごえ
渡辺裕 著
日本人の心の原風景として語られることの多い唱歌だが、納税や郵便貯金、梅雨時の衛生などの唱歌がさかんに作られた時期がある。これらは、ただひたすらに近代化をめざす政府から押し…
2013/7/15 刊行
証拠物件が語る犯罪の真相
瀬田季茂 著
探偵は一個の厳密な科学である、とはコナン・ドイルの言葉である。わずかな痕跡も見逃さずに事件の真相に迫ろうとする科学捜査は、その時々の難問を解決しながら発展してきた。本書は…
2013/7/15 刊行
小山慶太 著
科学の歴史を辿ると、偉大な発見は、地道な観察・研究だけでなく、偶然の結果から生まれたものも多い。そこには、自然の原理を解明しようと情熱を傾けた「科学者」たちの創意工夫と試…
2013/7/15 刊行
中国の試験地獄
宮崎市定 著
かつて中国では、官吏登用のことを選挙といい、その試験科目による選挙を「科挙」と呼んだ。官吏登用を夢みて、全国各地から秀才たちが続々と大試験場に集まってきた。浪人を続けてい…
2013/7/15 刊行
聴く型と趣味を語る言葉
岡田暁生 著
音楽の聴き方は、誰に言われるまでもなく全く自由だ。しかし、誰かからの影響や何らかの傾向なしに聴くこともまた不可能である。それならば、自分はどんな聴き方をしているのかについ…
2013/7/15 刊行
職人が案内する古建築の魅力
原田多加司 著
城郭や寺社を訪れるとき、まず目に入るのは屋根である。遠くからでもキラキラと光って目立つ屋根は、権威や崇高ささえ感じさせる。このような日本の屋根はどのようにして発達してきた…
2013/7/15 刊行
外間守善 著
沖縄は地理的に遠く、日本本土と趣きの異なる歴史と文化をもっているため、歴史を区切る概念も、文化を貫く美意識も、それらを表現する言語も、すべて本土的な尺度では計れない。本書…
2013/7/15 刊行
スペインとイギリスの探険帝国主義
山田篤美 著
コロンブスの新世界到達を契機として、ヨーロッパ人は南米へと進出した。黄金郷という見果てぬ夢を追い、己の全財産、全人生をかけて、彼らは探険を決行。その黄金にかける情熱は、や…
2013/7/15 刊行
慶応三年十二月九日の政変
井上勲 著
徳川幕府の政権奉還ののちも、岩倉具視や西郷隆盛らによる真の朝廷政権樹立の画策が進められた。慶応三年十二月八日、薩摩・土佐藩など五藩士は岩倉邸に集合、翌日のクーデター断行が…
2013/7/15 刊行
平泉の栄華百年
高橋崇 著
奥州藤原氏は平泉を拠点として平安末期の東北地方に君臨した。産金をもとに財をなし、京風の絢爛たる仏教文化を花開かせた。初代清衡から三代秀衡へ、支配権はどのように伸長したのか…
2013/7/15 刊行
東日本政府樹立の夢
星亮一 著
鳥羽伏見の戦いに敗れた会津藩救済を当初の目的とした列藩同盟は、いつしか明治天皇を奉戴する薩長閥政権に対抗して、輪王寺宮公現法親王を擁立する東日本政府樹立に向かって結束を固…
2013/7/15 刊行
あっぱれ、日本人の英語
斎藤兆史 著
「日本人は英語が苦手だ」という通念など、信じるに足らない。かつての日本には、驚嘆すべき英語の使い手がいた。日本にいながらにして、英米人も舌を巻くほどの英語力を身につけた〈…
2013/7/15 刊行
極めるための独習法指南
斎藤兆史 著
英語力は会話力にあらず。文法無視で、「ペラペラ」しゃべる癖がついてしまうと、そこで学習が頭打ちになる。何ごとも、基本をおろそかにした我流では伸びない。本書は、日本が誇る英…
2013/7/15 刊行
過去から未来への物語
寺澤盾 著
5世紀半ば、ブリテン島の一部でのみ使われていた英語は、現在、15億人が使う国際言語へと成長した。英語は8世紀以降、北欧語、ラテン語、フランス語といった「侵入者」たちから、…
2013/7/15 刊行
そこが知りたい100のQ&A
里中哲彦 著
英語学習には、躓きの石がごろごろ。ちょっとした疑問に引っかかって、前に進めなくなることも少なくありません。英語を学ぶ老若男女から寄せられた疑問・質問の中から、英語をマスタ…
2013/7/15 刊行
加藤幹郎 著
映画はいったいどこで見るべきものなのだろうか。ホームヴィデオの普及以降一般的になった、個人的な鑑賞は、はたして映画の本来的な姿から遠ざかってしまったものなのだろうか。本書…
2013/7/15 刊行
もう一つの戦後日本金融史
河村健吉 著
「影の銀行」は金融当局の規制や監視を受けない運用機関のことで、伝統的な銀行と手を組んで収益を拡大した。高度成長期の日本では、銀行は貸出先に事欠かなかったが、70年代以降は…
2013/7/15 刊行
安倍晴明と蘆屋道満
繁田信一 著
古くから説話や伝説に彩られてきた陰陽師。近年では小説や映画にも登場し、呪術により凄まじい力を発揮する。世界を滅ぼしかねない超人として描かれることも少なくない。では実在の陰…
2013/7/15 刊行
マネとモネ
吉川節子 著
華も艶もある色彩、柔らかなフォルム、具体的で親しみやすい画題。目にも心にも優しい印象派の作品だが、創作の根底にある「印象」とは何なのだろうか。ルネサンス以来の伝統に支配さ…
2013/7/15 刊行
小川鼎三 著
医学は人類の歴史とともに古い。呪術にたよっていた古代人の薬草発見を医学のあけぼのとすれば、ヨーロッパにおける大学の誕生と人体解剖こそ近代医学の第一歩である。東洋医学の伝統…
2013/7/15 刊行
知の政治家
瀧井一博 著
幕末維新期、若くして英国に留学、西洋文明の洗礼を受けた伊藤博文。明治維新後は、憲法を制定し、議会を開設、初代総理大臣として近代日本の骨格を創り上げた。だがその評価は、哲学…
2013/7/15 刊行
島泰三 著
一九六九年一月、全共闘と機動隊との間で東大安田講堂の攻防戦が繰り広げられた。その記憶はいまもなお鮮烈である。青年たちはなぜ戦ったのだろうか。必至の敗北とその後の人生におけ…
2013/7/15 刊行
日本型システムの行方
山岸俊男 著
リストラ、転職、キレる若者たち──日本はいま「安心社会」の解体に直面し、自分の将来に、また日本の社会と経済に大きな不安を感じている。集団主義的な「安心社会」の解体はわれわ…
2013/7/15 刊行
親鸞を裏切る『歎異抄』
山折哲雄 著
親鸞の教えと『歎異抄』の間には絶対的な距離がある。この距離の意味を考えない限り、日本における「根元悪」の問題も、「悪人」の救済という課題も解けはしない。中世以来、あまたの…
2013/7/15 刊行
アメリカン・エリートはどうつくられるか
越智道雄 著
十九世紀後半以降、アメリカへ流入するさまざまな民族や宗教から自らを差別化していった〈最古のアメリカ人〉たちは、自らの誇りをどう保ってきたのか。文化多元主義が主流となりゆく…
2013/7/15 刊行
銘醸地神話を超えて
麻井宇介 著
良質なワインは何に由来するのだろうか。かつては、ボルドーやブルゴーニュだけが永遠に偉大な産地だとする銘醸地信仰があった。第二次大戦後、醸造技術の進歩と品種の世界的拡散によ…
2013/7/15 刊行
復活した大国は何を目指すか
武田善憲 著
混乱を極めた一九九〇年代も今は昔。プーチンという強力なリーダーのもと、原油価格の高騰や国際情勢を追い風に、ロシアは復活した。国際社会と時に摩擦を起こすロシアは「脅威」なの…
2013/7/15 刊行
光はオリエントより
小川英雄 著
古代ローマ帝国は、オリエントの進んだ文化や技術を積極的に取り入れた。エジプトやシリアなどを起源とする諸宗教も、皇帝から奴隷まで多くの信者を獲得した。当時、ローマ古来の神々…
2013/7/15 刊行
知られざる笑いの源泉
小林標 著
古代ローマの喜劇作家、プラウトゥスとテレンティウスの作品は日本ではあまり知られていない。しかし「市井の人々の物語で客を笑わせ、かつ感動させる」という、喜劇作家にとっての永…
2013/7/15 刊行
いかにして「アメリカの偶像」となったか
村田晃嗣 著
「最も偉大なアメリカ人」に選ばれるほど、人々から敬愛されるレーガン。だが、家族の絆を説いた彼は「離婚歴を持つ唯一の大統領」であり、「保守派の希望の星」ながらソ連との和解、…
2013/7/15 刊行
服部正也 著
一九六五年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった-。本書は物理的条件の不利…
2013/7/15 刊行
貧困をなくす新たな取り組み
本田良一 著
現在、生活保護受給者は全国平均で八〇人に一人。雇用、教育、年金制度など社会のさまざまな矛盾が貧困の連鎖を生み、厳しさを増す地方財政がその困難な生活に拍車をかける。しかし今…
2013/7/15 刊行
アメリカに渡った東方ユダヤ人
鈴木輝二 著
苦難の歴史を生き抜いてきたユダヤ民族には、スペインを中心に広がったセファルディと中東欧に暮らしたアシュケナージの二系統がある。本書は、蔑視や差別をかいくぐりながら、知識人…
2013/7/15 刊行
外山滋比古 著
しゃれて気の利いたユーモアは、その場かぎりのものでなく、聞く人の記憶に長くとどまる。気まずい場の雰囲気をたちまち明るくし、ときに、厳しい追及をさらりと受け流すのにも役立つ…
2013/7/15 刊行
野と町の物語
小池滋 著
野の支配権をめぐり幾多の民族が戦った時代を経て、イギリス最古にして最大の町ロンドンは富と権力を集中していった。シェイクスピアも描いた名君、商才にたけた市長らの活躍の一方で…
2013/7/15 刊行
学校で、家庭で、職場で
藤本修 著
人のこころの健康は、些細なことで損なわれることがある。メンタルヘルスとは、そうした人間のこころを安らかに保つためのさまざまな方策である。本書は、特に問題が起きやすい、学校…
2013/7/15 刊行
翻弄される世界、内なる矛盾
読売新聞中国取材団 著
日本を抜き、GDP世界第二位となった中国。「世界の市場」として熱い視線を集め、外交・安全保障の分野でも存在感は増すばかりだ。しかし、国内では経済格差や環境汚染が深刻化し、…
2013/7/15 刊行
大陸移動の生き証人
中村方子 著
地球上に登場して四億年の歴史を有するミミズは、その分布から大陸移動の根拠を与えてくれる。また、ダーウィンの晩年の書物『ミミズと土』にあるように、ミミズは生態系の一端を担っ…
2013/7/15 刊行
養老孟司 著
今回は「あたりまえ」について考えてみよう。こういう話題ならできるだけ具体的なほうがいい――。養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮…
2013/7/15 刊行
川田順造 著
マグレブはアラビア語で“日の沈む国”を意味し、モロッコを中心に、ジブラルタル海峡を挟んでスペインと向いあったアフリカの一角である。ここはオリエント、オクシデント、アフリカ…
2013/7/15 刊行
火山の下で何が起きているか
鎌田浩毅 著
誕生してから四六億年たった今でも、地球の内部は冷たくなることなく、ドロドロに溶けた灼熱の世界である。マグマが地球の表面に押し出されるとき、地上には火山が形成される。登山、…
2013/7/15 刊行
エロスとアガペーの聖女
岡田温司 著
聖母マリアやエヴァと並んで、マグダラのマリアは、西洋世界で最もポピュラーな女性である。娼婦であった彼女は、悔悛して、キリストの磔刑、埋葬、復活に立ち会い、「使徒のなかの使…
2013/7/15 刊行
ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌
芝健介 著
ヒトラー政権下、ナチ・ドイツによって組織的に行われたユダヤ人大量殺戮=ホロコースト。「劣等民族」と規定されたユダヤ人は、第二次世界大戦中に六〇〇万人が虐殺される。だが、ヒ…
2013/7/15 刊行
養老孟司 著
「理性」に振り回される現代世界を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく…。養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。ホリエモン・村上ファンド騒動、…
2013/7/15 刊行
誤算と誤解の戦場
松岡完 著
1973年の米軍撤退完了から、長い時が経ち、ベトナム戦争は忘却の淵に沈みかけている。ベトナムでもアメリカでも、この戦争を知らない世代が増えてきた。だが一方で、その実像を明…
2013/7/15 刊行
工藤庸子 著
世紀末から一九二〇年代、パリの文壇にあった二人の作家は、政治思想や倫理道徳の価値基準とは無縁の世界を生き、書き綴った。それが過ぎ去った時代の証言としてたえず読み返されるの…
2013/7/15 刊行
フランドルの輝ける宝石
河原温 著
ブリュージュ、このフランドル地方の都市は、中世において商業や文化の中心地として、訪れた人々を驚かす活況を呈していた。市内に張りめぐらされた水路網を通じて各地から多彩な商品…
2013/7/15 刊行
野生の思考者たちの系譜
石井洋二郎 著
「理に合ったもの」だけをすくい上げ、正確な判断を得ようとする、デカルト起源の合理主義。自国の言語・歴史の普遍性に対する信頼から根を広げた普遍主義。両者こそフランス的思考の…
2013/7/15 刊行
英雄の時代から保革共存へ
渡邊啓貴 著
パリ解放とドゴールの凱旋によって出発したフランスの戦後には疲弊した経済の立て直し、植民地解放運動への対処等課題が山積していた。とりわけアルジェリア紛争は国内分裂を招きかね…
2013/7/15 刊行
なぜ「21世紀の主役」なのか
和田昌親 編著
「21世紀の勝ち組」と言われるブラジル。サッカーW杯、リオ五輪のダブル開催も決まった。長い間、政治的・経済的に不安定で、社会矛盾も根深かったが、ルラという希代の指導者のも…
2013/7/15 刊行
身近な緑の知恵と仕事
田中修 著
草花や樹木、野菜たちの生き方は、思いがけない知恵と工夫に満ちている。虹色を見分けるレタスの種子や、活性酸素と闘うカーネーションの花びら、病原菌やカビから身を守るサクラの葉…
2013/7/15 刊行
森本達雄 著
弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四…
2013/7/15 刊行
池内紀 著
ひとり旅が自由気ままと思うのは早計というもの。ハードな旅の「お伴」は、厳選された品々でなければならない。旅の名人はみな、独自のスタイルをもっている。山下清の下駄や寅さんの…
2013/7/15 刊行
神経内科からみた20世紀
小長谷正明 著
二〇世紀は戦争の世紀であり、一国の命運はしばしば独裁者の手に委ねられた。だが独裁者の多くが晩年「神経の病」に冒されて指導力を発揮できず、国民を絶望的状況へ導いたことはあま…
2013/7/15 刊行
青年運動から戦闘組織へ
平井正 著
ナチ党の黎明期、まだ党員になれない少年少女は「ヒトラー・ユーゲント」として認知された。一方ドイツには、帝政時代から独自の「青年運動」の流れがあった。それを受け継ぐ指導者シ…
2013/7/15 刊行
悲劇と誇りのモザイクの中で
矢口祐人 著
ハワイ――世界中の観光客を魅了する太平洋の美しい島々。十八世紀以来、欧米、そしてアジア諸国から多くの移民が来島し、定着・活動してきた。しかし、異人種、異文化との接触が、ネ…
2013/7/15 刊行
船津靖 著
パレスチナ紛争は、ユダヤ人国家の建国と占領に端を発し、中東地域と国際関係を不安定化する危険な要因だ。その歴史的背景に加え、超大国アメリカとイスラエルの結びつきによって特異…
2013/7/15 刊行
民謡を「発見」した辺境の作曲家
伊東信宏 著
二十世紀最大の作曲家の一人、バルトーク・ベーラ(一八八一-一九四五)は、ハンガリーをはじめとする各地の民俗音楽の収集でも名高い。しかしその活動は、ともすれば作曲の余技や下…
2013/7/15 刊行
日本海海戦までの航跡
大江志乃夫 著
内陸の帝国ロシアはバルト海のムルマンスク以外軍港に恵まれなかった。しかも極北の不凍港へは長い鉄道が必要だった。帝国はバルチック艦隊創設とともにシベリア政略を推進、極東への…
2013/7/15 刊行
地中海都市の歴史と文化
岡部明子 著
ガウディ、ピカソ、カザルスら多くの芸術家を育んだバルセロナ。地中海貿易で繁栄したこの都市は、一六世紀以降、マドリッドの中央政府から抑圧を受ける。だが一九世紀、産業が発展、…
2013/7/15 刊行
ルイ十四世が創った世界都市
三宅理一 著
フランスが世界に誇る「花の都」パリ、そしてヴェルサイユ宮殿。これらを形作ったのは、ルイ十四世の治世に花開いた「グランド・デザイン」の思想だった。当時のフランスは、世界を席…
2013/7/15 刊行
自然科学三賞でたどる科学史
馬場錬成 著
ノーベル賞は、1901年に、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の五分野で始まったが、中でも自然科学の三分野の受賞者とその業績は、20世紀の科学の歴史そのものである。こ…
2013/7/15 刊行
作家たちと歩く歴史と文化
上岡伸雄 著
資本主義の首都ニューヨークには、最先端の現象が露出しつづけてきた。その素顔を捉えることは容易ではないが、この都市を舞台とする文学作品は格好の導き手となってくれるだろう。メ…
2013/7/15 刊行
村井則夫 著
ある日「永劫回帰」の思想がニーチェを襲う。この着想をもとに一気呵成に書き上げられた『ツァラトゥストラはこう語った』は、二〇世紀の文学者・哲学者の多くを惹きつけ、現代思想に…
2013/7/15 刊行
加藤秀俊 著
日本語はむずかしいという。漢字を正確に書けなければいけない、敬語が使えないと一人前ではない……。だが、小学校から高校まで12年間も「国語」をまなんでも、「日本語」はうまく…
2013/7/15 刊行
向一陽/向晶子 著
「定年記念にヒマラヤのトレッキングに行こうよ」。妻のひとことがきっかけで、かつてヒマラヤ登山を夢みた夫婦はネパールへと向かう。数々の名峰を眺めながら歩む「エベレスト街道」…
2013/7/15 刊行
小島剛一 著
言語学者である著者はトルコ共和国を一九七〇年に訪れて以来、その地の人々と諸言語の魅力にとりつかれ、十数年にわたり一年の半分をトルコでの野外調査に費す日々が続いた。調査中に…
2013/7/15 刊行
ネットで出会うアメリカの女と男
吉原真里 著
「オンライン・デーティング」とは、インターネットのサイトを使ってデート相手を探すことである。年齢・職業・人種・地域を超え、今や、アメリカ主流文化の一部となっている。新しい…
2013/7/15 刊行
池内紀 著
ドイツの町には、おどろくほど個性がある。通りや建物、広場から、民家の屋根や壁の色、窓のつくりにいたるまで、土地ごとに様式があり、みごとな造形美を生み出している。長らく領邦…
2013/7/15 刊行
加藤朗 著
国際社会への暴力的な示威・脅迫行為である現代テロは、1968年のイスラエル航空機ハイジャック事件によって幕を開けた。冷戦時代は東西の代理戦争的側面も持っていたテロだが、冷…
2013/7/15 刊行
ネット世代はなぜリア充を求めるのか
小川克彦 著
物心つくころからネットが日常にある「ネット世代」。彼らの心情や行動は、前の世代と比べて大きく変わった。ツイッターで「夕飯食べよう」とつぶやけば、場所や時間はもとより、相手…
2013/7/15 刊行
ことばのない彼らが語ること
中村美知夫 著
道具を使い、社会的駆け引きをすることから「賢い」と思われているチンパンジー。しかし、例えば動物園で飼育される場合とは異なり、野生では、賢さ以外のさまざまな姿も見られるよう…
2013/7/15 刊行
“蒼き狼”の実像
白石典之 著
一二〇六年、モンゴル高原の諸部族はチンギス・カンのもとに統一された。強力な騎馬軍団と豊富な鉄製武器を誇る「大モンゴル国」は、西夏や金、ホラズムなどの強国を攻略し、ユーラシ…
2013/7/15 刊行
近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石
武田尚子 著
カカオは原産地の中米では飲み物であると同時に薬品であり、貨幣にもなった。ヨーロッパに到来したときも、この珍貴な実の食用について激論が交わされたが、一九世紀にはココアパウダ…
2013/7/15 刊行
作品・人名・商品のなまえ学
佐々木健一 著
絵画や彫刻の展覧会で、作品のかたわらには必ずネームプレートが寄り添っている。音楽、小説、詩、戯曲…。いずれにもなんらかのタイトルが付されている(なかには「無題」というタイ…
2013/7/15 刊行
孤立から絆へ
稲葉陽二 著
東日本大震災のさい、人々は互いに譲り合い、整然と行動した。自分を犠牲にしてでも弱い者を救った。これは、決して見返りを期待しての行動ではなく、絆や他者への信頼、思いやりの表…
2013/7/15 刊行
サイズの生物学
本川達雄 著
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あた…
2013/7/15 刊行
池田健二 著
イベリア半島では、レコンキスタの進展に伴い次々と教会や修道院が建てられた。中世最大の巡礼地サンティヤゴをめざす街道が作られたことも、ヨーロッパ各地の職人や様式の粋が流れ込…
2013/7/15 刊行
終わりなき革命
酒井健 著
シュルレアリスム(超現実主義)は、第一次世界大戦後のパリで生まれ、世界に広まった文化運動である。若い詩人、文筆家、画家が導いた。戦争、共産主義、ファシズム、無意識、エロス…
2013/7/15 刊行
粘土板に刻まれた最古のロマン
岡田明子/小林登志子 著
いまから五千年前にティグリス、ユーフラテス河畔に栄えた人類最古の都市文明シュメル。粘土板には多くの神話が残され、ギルガメシュ叙事詩や大洪水伝説など、後世に伝えられたものも…
2013/7/15 刊行
小林登志子 著
五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やはんこ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族である。本書…
2013/7/15 刊行
十九世紀末ウィーンに生まれ、ユダヤ系資産家の両親を持ち、華やかな文学的交流の中心に位置していたツヴァイク。第一次大戦勃発に際し、ロマン・ロランを先達として平和主義運動に邁…
2013/7/15 刊行
歴史を動かした「貧者のパン」
伊藤章治 著
南米生まれのジャガイモは、インカ帝国滅亡のころ、スペインに渡った。その後、フランスやドイツの啓蒙君主たちも普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。赤道直下から北…
2013/7/15 刊行
池上俊一 著
シエナ、この世界にもまれな美しい都市はどのようにして誕生したのか。中世のシエナは、北ヨーロッパとローマを結ぶ街道の要衝を占め、経済的繁栄を謳歌する。蓄積された富は、白鳥の…
2013/7/15 刊行
台頭するイスラーム少数派
桜井啓子 著
イスラーム教の二大宗派の一つだが、信者は全体の一割に過ぎないシーア派。しかし、イラン、イラク、レバノンなどでは多数を占め、挑発的な指導層や武装組織が力を誇示し、テロリズム…
2013/7/15 刊行
潜在的人間観のゆくえ
下條信輔 著
人は自分で考えているほど、自分の心の動きをわかっていない。人はしばしば自覚がないままに意志決定をし、自分のとった行動の本当の理由には気づかないでいるのだ。人間科学の研究が…
2013/7/15 刊行
信頼される企業経営のために
浜辺陽一郎 著
企業の不祥事があとを絶たない。しかも、同様の過ちがくり返されているところに、問題の深刻さがある。人間が介在する以上、事故や犯罪は必然的に生じるが、それを想定して対策を講じ…
2013/7/15 刊行
養老孟司 著
コンビニ、スーパー、パチンコ、ファミレス……。これらを見れば、日本中どこも同じに見える。だが虫捕りにいけば、その土地によって虫は異なる。虫も人も実にさまざま。日本は広い。…
2013/7/15 刊行
生への構え、死への構え
山折哲雄 著
こころが定まらない――。こうした思いを抱きながら、わたしたちは日々を送っている。日本人のこころに衰えが兆しているのではないか。他者と共感する力。人間の背後に隠されている〈…
2013/7/15 刊行
近代市民社会の黒い血液
臼井隆一郎 著
東アフリカ原産の豆を原料とし、イスラームの宗教的観念を背景に誕生したコーヒーは、近東にコーヒーの家を作り出す。ロンドンに渡りコーヒー・ハウスとなって近代市民社会の諸制度を…
2013/7/15 刊行
「他界」への旅と冒険
田中仁彦 著
古代ヨーロッパを支配していたケルト人は、文字こそ持たなかったものの、口承によって多くの神話や民話を伝えていた。なかでも、地底や海のかなたの彼岸の世界へと旅する物語群は、キ…
2013/7/15 刊行
土田宏 著
一九六一年、四三歳で米大統領に就任し、三年後、凶弾に倒れたジョン・F.ケネディ。名家に生まれ、海軍士官、下・上院議員として活躍し、一気に頂点に登り詰めた彼は、理想を追い求…
2013/7/15 刊行
脱原発と温暖化対策の経済学
吉田文和 著
震災後のいま、原発依存からの脱却、経済の復興と発展、地球温暖化対策が大きな課題となっている。「自然エネルギーは原発の代替にならない」「これ以上の省エネの余地はない」「温暖…
2013/7/15 刊行
血と肉と愛の傷
岡田温司 著
キリスト教にとって大切なのは、身体ではなく精神、肉体ではなく霊魂ではなかったか。しかし、キリストの身体をめぐるイメージこそが、この宗教の根幹にあるのだ。それは、西洋の人々…
2013/7/15 刊行
人間の深奥を見る
丹下和彦 著
後世に残されたギリシア悲劇は、三三篇のみで、しかも、そのすべてが紀元前五世紀に創作・上演されたものである。宗教性、文芸性、社会性、いずれの面からしても、当時のポリス・アテ…
2013/7/15 刊行
神々と英雄に出会う
西村賀子 著
数多い英雄たちの複雑な関係、神々も介在する入り組んだ物語、重複や矛盾に満ちた展開…。アポロンやアテナなどの名前は身近であるものの、実は読みこなしにくいギリシア神話だが、古…
2013/7/15 刊行
山室信一 著
一九三二年三月、中国東北地方に忽然と出現し、わずか一三年五ヵ月後に姿を消した国家、満洲国。今日なおその影を色濃く残す満洲国とは何だったのか。在満蒙各民族の楽土を目指すユー…
2013/7/15 刊行
がん解明の同時代史
黒木登志夫 著
80年代になってがん研究は様変わりした。原因別のメカニズムがあると考えられていたがんは、今やがん遺伝子という共通のメカニズムで説明できるようになった。生命にとって大事な遺…
2013/7/15 刊行
竹内正浩 著
2013/7/15 刊行
「玉手箱」は開かれた
川口淳一郎 著
地球の引力圏を離れて宇宙を航行し、他の天体に着陸してサンプルを採取し、地球に帰ってくる-人類初の偉業を成し遂げた「はやぶさ」は、どんな発想で生まれたのか。そして打ち上げか…
2013/7/15 刊行
増沢武弘 著
富士山をはじめとする日本の高山には、厳しい自然のなかで可憐に花ひらく植物たちが生きている。また、アンデスやヒマラヤ、南米の砂漠、北極圏や南極大陸などの過酷な環境にも、個性…
2013/7/15 刊行
高野潤 著
インカ帝国が未来にのこした世界遺産マチュピチュ。太陽、虹、霧、風に包まれた永遠の聖殿は、いまなお謎とともに眠る。人々は断崖上の都市でどのように暮らし、何に向かって祈ってい…
2013/7/15 刊行
池田健二 著
十一~十二世紀にヨーロッパ各地で一斉に開花したロマネスク芸術。その神秘的な美は、千年を経た今も人々を魅了してやまない。本書ではフランスの八地方に残る二十四の教会を選び出し…
2013/7/15 刊行
野村哲也 著
パタゴニアは、南米大陸の南緯40度以南、アンデス山脈が南氷洋に沈むホーン岬までを含む広大な地だ。豊かな森と輝く湖水が美しい北部、天を突き破らんばかりの奇峰がそびえ、蒼き氷…
2013/7/15 刊行
塚谷裕一 著
クリームのような甘く濃厚な味といい馥郁たる香りといい、ドリアンこそ果物の王である。しかし、「鼻が曲がるほど臭い」「ビールと一緒に食べると死ぬ」等々、これほど誤解されている…
2013/7/15 刊行
中塚裕 著
旅人の心をとらえて離さない壮麗な山並み、そこかしこに咲きこぼれる色鮮やかな花々――。山の国スイスは、美しい花の国でもある。自然への配慮を尽くして敷かれた登山鉄道と5万キロ…
2013/7/15 刊行
萩野矢慶記 著
ギリシャの美しさは他に類を見ない。美しい浜辺や海岸線に縁どられた紺碧の海。岩がちな、あるいは緑鮮やかな、変化に富む地形。ヨーロッパ文明発祥の地として、文化史上でも輝かしい…
2013/7/15 刊行
池田健二 著
華やかなルネサンスの舞台として語られることの多いイタリアは、豊饒なロマネスクの地でもある。白い大理石に包まれたピサやルッカ、黄金のモザイクが輝くムラーノ、ローマ帝国と中世…
2013/7/15 刊行
松井正文 著
「最近カエルの声を聞かないね」という声を耳にするようになって久しい。この、間の抜けて愛嬌のある身近な生きものについては、よく知っているようで知らないことが多い。そこでまず…
2013/7/15 刊行
「時代の意志」を読む
田澤耕 著
アントニ・ガウディが活躍した十九世紀のバルセロナとはどんな都市だったのか。奴隷貿易が生んだ「黒い金」を元手にガウディのパトロンとなった新興富裕層、チャンスをもたらした建築…
2013/7/15 刊行
「鎖国」日本に語られた「世界」
松方冬子 著
日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界情勢を知るほぼ唯一の情報源だった。幕府はキリスト教禁令徹底のため、後には迫り来る「西洋近代」に立ち向か…
2013/7/15 刊行
十九世紀を魅了した「一夜の夢」
岡田暁生 著
オペラ――この総合芸術は特定の時代、地域、社会階層、そしてそれらが醸し出す特有の雰囲気ときわめて密接に結びついている。オペラはどのように勃興し、隆盛をきわめ、そして衰退し…
2013/7/15 刊行
マックス・ウェーバーとドイツの講和
牧野雅彦 著
第一次世界大戦は、アメリカの参戦とドイツ帝国の崩壊を経て休戦が成立し、パリ講和会議が開かれる。だが、「十四箇条」に基づく「公正な講和」を求めるドイツ、「国際連盟」による世…
2013/7/15 刊行
大英帝国の“戦う女王”
君塚直隆 著
植民地を世界各地に築き、「太陽の沈まない帝国」と呼ばれた19世紀イギリス。18歳で即位し、この繁栄期に64年間王位にあったのがヴィクトリアである。後に「君臨すれども統治せ…
2013/7/15 刊行
多民族国家という宿命
水本達也 著
インドネシアでは、三〇〇の民族集団から構成される二億の国民が、四〇〇の母語を使用して生活している。一見平和な風景からは、穏健で寛容な秩序が保たれているように見えるが、多様…
2013/7/15 刊行
「不可能な国家」の原点
阿部重夫 著
サッダーム・フセインを放逐し、イラクに救済者として降り立ったアメリカは、民主主義という福音がこれほど無力とは思っていなかったろう。なぜ戦後復興は泥沼に陥ったのか。宗派や民…
2013/7/15 刊行
「美しい国」の旅人たち
河村英和 著
今も昔もイタリアが人気の旅行地であることに変わりはないが、旅の目的は時代によって大きく変化してきた。古代ローマ芸術への礼賛からローマやナポリが人気だった18世紀。理想風景…
2013/7/15 刊行
なぜテロに走るのか
藤原和彦 著
イスラム過激派が話題になるのは戦争やテロの際に限られているため、彼らは無謀な狂信者集団だと思われている。しかし現実には、彼らは独自の革命思想のもとに組織化され、各々の論理…
2013/7/15 刊行
エピソードで綴る激動のトルコ
松谷浩尚 著
アジアとヨーロッパとを隔てるボスポラス海峡の両岸にまたがる国際都市イスタンブール。ここにさまざまな目的で滞在した日本人を含む一二人の人物の行動と記録を通して、オスマン帝国…
2013/7/15 刊行
教室の問題、社会の問題
森田洋司 著
一九八〇年代にいじめが「発見」されて以来、三度にわたる「いじめの波」が日本社会を襲った。なぜ自殺者が出るような悲劇が、繰り返されるのか。いじめをその定義から考察し、国際比…
2013/7/15 刊行
自己主張とがまんの教育学
佐藤淑子 著
優しい子に育ってほしいけれど、自分の意見を言えないようでは困る。自分の意志を持ってほしいけれど、わがままなのはだめ。子どもが育つとき、自己主張と自己抑制が共にできることが…
2013/7/15 刊行
留学準備から就職まで
吉原真里 著
これからアメリカの大学院に留学を考えている方々に、具体的なヒントを与えることが本書の目的である。アメリカの大学院はどんなところで、学生には何が期待されているのか。体系化・…
2013/7/15 刊行
1890年~1945年
有賀夏紀 著
一九世紀末、アメリカは急速な工業化に起因する社会の混乱を克服し、政府・企業・研究機関の三者が協力する体制を確立した。このシステムの下で経済発展は加速し、未曾有の大恐慌と二…
2013/7/15 刊行
1945年~2000年
有賀夏紀 著
第二次世界大戦後、「パックス・アメリカーナ」は危機を迎える。ソ連との対立、ベトナム戦争の泥沼化でアメリカの国際的地位は著しく低下した。他方、国内では公民権運動、マイノリテ…
2013/7/15 刊行
保守化と政治化のゆくえ
堀内一史 著
アメリカは、二億人を超えるキリスト教徒を抱え、その八割が「天地創造」を信じ、教会出席率・回心体験でも群を抜く保守的な宗教大国である。一九七〇年代以降、宗教右派が政治に参入…
2013/7/15 刊行
論理と作法
古郡廷治 著
世界中の企業が、従業員に求めるものの第1位は、エフェクティブ・コミュニケーション(効率よく考えを伝え、よい効果を生み出す能力)だという。コミュニケーションの原義は、「共有…
2013/7/15 刊行
『道徳感情論』と『国富論』の世界
堂目卓生 著
政府による市場の規制を撤廃し、競争を促進することによって経済成長率を高め、豊かで強い国を作るべきだ-「経済学の祖」アダム・スミスの『国富論』は、このようなメッセージをもつ…
2013/7/15 刊行
下斗米伸夫 著
アジアの近代は、国民国家の成立を待たずに帝国主義の支配に従い、次いでただちに社会主義の洗礼を受けた。このため、ヨーロッパでの東西対立のような国家関係が存在しなかった。こう…
2013/7/15 刊行
開発独裁から市民社会へ
岩崎育夫 著
二〇世紀後半のアジア諸国の政治を眺めると、七〇年代に始まる開発独裁の時代と、民主化運動の爆発や民主的政権交替が起こった八〇、九〇年代との対照が際立つ。なぜ、アジアに開発独…
2013/7/15 刊行
神秘の城を求めて
加藤恭子 著
円卓の騎士団の武勇伝。王妃と騎士の恋物語。異界との交流・・。恋と冒険、現実と神秘の織りなす華麗な伝説に秘められた遠い過去の記憶と未知の世界の魅惑に誘われて、著者はイギリス…
2013/7/15 刊行
サラリーマンとOLのパワーゲーム
小笠原祐子 著
先進諸国の中で職場の女性の地位が日本ほど低い国はないと指摘されている。しかし、男性が女性一般職に対し奇妙に遠慮がちなのに対し、女性が男性をからかったり仕事の優先順位を勝手…
2013/7/15 刊行
日本に何ができるか
渡辺利夫/三浦有史 著
ODA(政府開発援助)は、日本の対外援助の主力として、一九九三年以降世界最大規模の支出額を誇ったが、国民の不信と批判にさらされ、大幅な削減を余儀なくされている。一方、欧米…
2013/7/15 刊行
かくされた裏面
西條勉 著
『古事記』は明治神宮のようなものである。見た目は古いが、作られた時代は、実は新しい。『古事記』の神話も、古来のものをそのまま採録したのではなく、新しく誕生した国家=「日本…
2013/7/15 刊行
東アジアの1945年
加藤聖文 著
「大日本帝国」とは何だったのか。本書は、日本、朝鮮、台湾、満洲、樺太、南洋群島といった帝国の「版図」が、一九四五年八月一五日、どのように敗戦を迎えたのかを追うことによって…
2013/7/15 刊行
世代・教養・イデオロギー
福間良明 著
アジア・太平洋戦争下、三〇〇万人以上犠牲者を出した日本。この「戦争体験」は、悲劇として語られ、現在では反戦・平和と結びつくことが多い。だが、戦後六〇年のなかでそれは、実は…
2013/7/15 刊行
帝国日本と国語学者たち
安田敏朗 著
明治維新後、日本は近代的な統一国家を目指し、ことばの地域差・階層差を解消するため「国語」を創始する。「国語」は国民統合の名の下に方言を抑圧し、帝国日本の膨張とともに植民地…
2013/7/15 刊行
清算されなかったドイツの過去
木佐芳男 著
一九九五年にドイツ各地で開かれた「国防軍の犯罪」展は激しい抗議運動を引き起こした。ナチスばかりでなく正規軍である国防軍も残虐な行為を行っていた事実に光が当てられたためであ…
2013/7/15 刊行
村松秀 著
科学の殿堂・ベル研究所の、若きカリスマ、ヘンドリック・シェーン。彼は超電導の分野でノーベル賞に最も近いといわれた。しかし2002年、論文捏造が発覚。『サイエンス』『ネイチ…
2013/7/15 刊行
寿命遺伝子の発見
白澤卓二 著
人類の夢「不老長寿」が本当に実現する日が近づいている。科学の進歩により、これまでわからなかった寿命決定のメカニズムが解明されつつあるのだ。染色体の末端で細胞分裂の回数をカ…
2013/7/15 刊行
昭和篇/太平洋戦争期
半藤一利/横山恵一/秦郁彦/原剛 著
「海軍の父」勝海舟、初代大将西郷従道。山本権兵衛や東郷平八郎など日露戦争の立役者たち。加藤友三郎、山下源太郎ほか大海軍をめざした将軍の群像。鈴木貫太郎、岡田啓介など条約派…
2013/7/15 刊行
昭和篇/満州事変・支那事変期
半藤一利/横山恵一/秦郁彦/原剛 著
陸軍大将全員の人物像と事績を4人の歴史家が洩らさず紹介した、リーダブルな陸軍史の決定版。本書は西郷・山県・児玉・乃木など、明治期の大将31人を扱い、その実像を伝える。
2013/7/15 刊行
大正篇
半藤一利/横山恵一/秦郁彦/原剛 著
世界大戦と日独戦争、シベリア出兵、そして吹き荒れる軍縮の嵐。激動する大正期の日本陸軍の姿を、大将41人の事績とともに詳細に記す。写真、資料も充実。明治篇に続く陸軍史一大巨…
2013/7/15 刊行
明治篇
半藤一利/横山恵一/秦郁彦/原剛 著
金融恐慌や二・二六事件などで国内の動乱が激化し、国外では中国大陸に戦火が広がる時代の大将全36人を俎上に論じる。内外の難局に彼らはどう対処したのか。人気シリーズ第3弾。
2013/7/15 刊行
半藤一利/秦郁彦/横山恵一/戸高一成 著
日本陸軍の最後の日々を26人の大将の事績とともに記したシリーズ完結作。建軍以来の陸軍史をひもとき、大将の座に着くことなく軍歴を終えた軍人も併せて論じた。リーダーの器量とは…
2013/7/15 刊行
"USTREAM,twitterは何を変えたのか"
牧村憲一/津田大介 著
CDが売れない音楽業界、ライブ・フェスの盛況、双方向のコミュニケーションで生まれる音楽など、多岐にわたり徹底討論。アーティストが自由に発信できる時代の、音楽のあり方とは?…
2013/7/15 刊行
藤本健二 著
"北朝鮮で金正日の専属料理人となった著者には、「将軍の子どもたちの遊び相手」という重大な任務もあった。間近に接した""次期指導者""はいかなる人物だったのか。すべてを明ら…
2013/7/15 刊行
現代景観論
五十嵐太郎 著
日本橋上の首都高移設が検討されたり、景観法が制定されるなど、「美しい国」をつくる動きが強まっている。しかし、計画的で新しい街並みが「美」で、雑然として古い街並みが「醜」と…
2013/7/15 刊行
茂木健一郎 著
なにげない心の動きや振る舞いから浮かび上がるものの中に、脳の凄みは隠されている。脳科学の知見をもとに人々の営みをみつめてきた著者が、この最強の相棒とあそぶ喜びを案内する。
2013/7/15 刊行
茂木健一郎 著
「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)「プロフェッショナル」(NHK)などのテレビ番組でも人気沸騰の脳科学者が、最新の研究成果を元に“人生の愛で方”を特別講義します。「“…
2013/7/15 刊行
齋藤孝/斎藤兆史 著
朗読、暗誦の復権を唱える「日本語の達人」齋藤孝。近代日本の偉人の勉強法を研究する「英語の達人」斎藤兆史――普遍的な「上達の法則」を知る二人は、ともに口語表現重視の教育改革…
2013/7/15 刊行
橋本武の超スロー・リーディング
黒岩祐治 著
橋本武の伝説の授業は、中勘助『銀の匙』一冊を中学3年間かけて読み込む。遠藤周作、東大総長、多くの医師などを育て、灘校の「東大合格日本一」に貢献。教え子が教育の本質を問う。
2013/7/15 刊行
ソーシャルメディアは何を変えたのか
津田大介 著
あなたは、この革命を体感しているか?ソーシャルメディアはかつてない「動員」の力を発揮している。「アラブの春」、震災復興からビジネス、報道の世界まで、インターネットの枠を越…
2013/7/15 刊行
多極化する世界で生きるヒント
茂木健一郎/加藤徹 著
脳科学者と中国文学者が東洋・西洋の普遍について縦横無尽に論じ合う。テーマは「漢字の凝縮力」「見える世界、見えない世界」等。多極化する世界における思考のエクササイズが一冊に…
2013/7/15 刊行
水戸岡鋭治 著
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機…
2013/7/15 刊行
橋本治 著
もはや読書と出版の復権はありえないのか。「思想性ゼロの国」日本でいま起きている日本人の魂のドラマを描き、「本を読む」人間をここに取り戻すための方法を深く考察した、硬骨の力…
2013/7/15 刊行
櫻田大造 著
大学教員になるための秘訣・裏ワザを一挙公開。新学部設置、採用人事に関わり、業界の内部事情に通じた現役教員が、採る側の論理を明かす。給与、昇進、派閥、コネ、雑務などの実態も…
2013/7/15 刊行
早坂隆 著
ジョークの世界から真の日本人像を描いたベストセラーに待望の続篇!新作ジョークには「アソウ」「マツザカ」など新たな登場人物も参戦。滅入りがちな我が国に、今こそ質の良い笑いを…
2013/7/15 刊行
早坂隆 著
地政学的にもイデオロギー的にも揺るぎない超大国アメリカ。しかし、イラク攻撃の口実だった大量破壊兵器は存在しないことが確実、パレスチナ問題での露骨なイスラエル寄りの政策など…
2013/7/15 刊行
早坂隆 著
紛争、圧政、貧困の地で生まれる無数の悲劇。そこで民衆の心を絶望、怒り、憎しみから解放してきたのは、笑いだった。援助物資や深遠な哲学よりも、一つのジョークの方が民衆の力にな…
2013/7/15 刊行
早坂隆 著
世界から憧憬の眼差しが注がれる経済大国? それとも、物真似上手のエコノミック・アニマル? 地球各地で収集したジョークの数々を紹介しながら、適材適所に付された解説により、異…
2013/7/15 刊行
徳田克己/水野智美 著
お父さん、お母さん、追い詰められないで-次々と流れる子育てのあやまったフレーズ。長年、親子の相談を受けている著者がその誤解を解き、自信を持って子育てするための指針を示す。
2013/7/15 刊行
20代からの「就・妊・婚」講座
白河桃子/常見陽平 著
その「憧れ就職」「専業主婦ニート願望」にイエローカードです! 「手遅れになる前に、教えてほしかった……」という後悔を、女子学生や若手社会人から根絶すべく、「婚活・妊活の提…
2013/7/15 刊行
「ええ人生やった」と言うために
中村伸一 著
自宅で逝くためには何が必要か。家がもつ不思議な力とは。住民の日常に寄り添う医療を展開する総合医が在宅での看取りを綴る。自宅で見事な大往生を遂げた人々のエピソードも多数収録…
2013/7/15 刊行
増補版「核」論
武田徹 著
豊かさを求めて「原発大国」を選んだ唯一の被爆国・日本。核の傘の下で平和憲法を制定した日本。このねじれを政財官の動き、映画等の文化を題材に検証。2013年論を加え、電子版に…
2013/7/15 刊行
福嶋隆史 著
国語力とは論理的思考力である。しかし、学校では感性の授業ばかり。一方、進学塾の模試やセンター試験は読解偏重、難解複雑信仰、長文速読主義で弊害が多い。カリスマ教師が、国語教…
2013/7/15 刊行
胃と心にやさしい94皿
野澤幸代 著
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機…
2013/7/15 刊行
中野雅至 著
役所仕事で身に付いたノウハウは、必ず人生設計に活かせる。(1)公務員こそ、あえて出世をめざせ、(2)「ゴマすり力」を磨け、(3)「外部」と頻繁に接触しよう、(4)大学教授…
2013/7/15 刊行
「作家の視点」で国をつくる
猪瀬直樹 著
国難の今こそ、政・官の言葉を検証し、自ら思想を鍛え、ヴィジョンを示せ。東京都が進める「言語力再生」の目的とメソッドを紹介。グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力とは…
2013/7/15 刊行
政治と検察のあいだで
渡邉文幸 著
検察権力のトップ、検事総長-戦後25代の総長、その時代と素顔、在任中の主な事件を描く。検察誕生から、造船疑獄、ロッキード事件、裁判員制度まで。戦後検察史の光と陰。関連年表…
2013/7/15 刊行
大阪都構想のゆくえ
吉富有治 著
財政破綻寸前の「貧困都市」を再建すべく、橋下徹は府と市を解体し、巨大都市「大阪都」を作ろうとしている。大阪の病巣は何か?橋下政治のメスで再生するのか?光と影を活写する。
2013/7/15 刊行
玄田有史 編著
東京大学が、希望探求のプロジェクトを開始! 「希望学」とは、<希望とは何か? 希望はどこから来てどこへ行くのか?>をテーマとし、希望と社会の関係を探っていく研究です。その…
2013/7/15 刊行
杉山幸丸 著
「定員割れ」を恐れ学生確保に躍起となる経営陣、専門学校に「進学」する学生、引きこもり学生の家庭訪問をする教師…。全体の3分の2以上を占める「E・Fランク校」に焦点を当て、…
2013/7/15 刊行
さまよえる官僚たち
西村健 著
ノンキャリの悲哀、技官の恩讐、エース官僚の逃亡……。外務省や鈴木宗男問題等、官腐敗の底流に潜む“身分差別”人事の実態。著者は旧労働省技官の異色小説家。在職中に味わった「労…
2013/7/15 刊行
市川力 著
著者はのべ13年間、1000人の「帰国子女」を指導する過程で、発音はぺらぺらでも授業を理解する英語力を身に付けられなかったり、日本語を喪失してしまったりする悲劇を目の当た…
2013/7/15 刊行
レポート・論文の書き方
樋口裕一 著
アイデアの出し方、分析の加え方、わかりやすい文章構成の秘訣とは。レポート・論文は単なる報告ではない。分析、意見を加えるための適切な方法を知っていれば、見違えるほど評価の高…
2013/7/15 刊行
困った「純ジャパ」との闘いの日々
サンドラ・ヘフェリン 著
ハーフは皆「かわいい」「バイリンガル」「お金持ち」と思っているあなた。それは妄想です。実際には、不美人・日本語しか話せない・貧乏なハーフも大勢いる。日・独ハーフ(三十路、…
2013/7/15 刊行
学力論争を超えて
苅谷剛彦 著
「ゆとり」か「詰め込み」か――いつまで二項対立の愚を繰り返すのか? いつまで「左右対立」の図式に乗るのか? 学力低下論争の渦中で、いち早く不平等社会化に警鐘を鳴らしつつ、…
2013/7/15 刊行
「苦情を言う人」との交渉術
関根眞一 著
苦情処理のプロが、1300件以上を対応した体験とそこから得た知見から、相手心理の奥底まで読んで交渉する術を一挙に伝授する。次々登場するクレーマーとのバトル例が実にリアルだ…
2013/7/15 刊行
茂木健一郎 著
「脳の中の私」と「私の中の脳」。現代を生きる我々は、脳内にいかにその光景を映し出せばよいのか。脳科学を普段使いして謎に迫るべく、蒙を啓く著者。脳のたくらみと言い分に耳を傾…
2013/7/15 刊行
茂木健一郎 著
「アハ!体験」「偶有性」など、脳科学研究で世界の最前線をひた走り、テレビ出演等も多数、まさに現代日本のルネッサンス人として八面六臂の活躍を続ける著者。氏の、日本という狭い…
2013/7/15 刊行
小宮良之 著
長谷部、本田、香川らは移籍先で主力となったが、逆にほとんど出場機会を与えられず日本に戻る選手も少なくない。何が海外移籍の成否を決めるのか。スペインに留学し、欧州選手権、W…
2013/7/15 刊行
読売新聞大阪本社 著
『読売新聞』の医療記事を新書化。一般患者の立場に立って必須情報を示し、併せて現代医療が直面する諸問題を一冊にまとめた。全139項目+用語集。
2013/7/15 刊行
「伝わらない日本語」見本帳
飯間浩明 著
「ムショクですか」は無職か、無色か?「部長も絵はお上手ですね!」は出世できない言い方?「ことばから誤解が生まれるのは避けられない」と語る日本語学者が、そのしくみを徹底分析…
2013/7/15 刊行
諏訪哲二 著
かつての「ワル」は、対等をめざして大人に挑戦してきた。しかし、「新しい子どもたち」は、端から自分と大人は対等だと思っている。彼ら・彼女らは、他者との比較を意に介さない。自…
2013/7/15 刊行
茂木健一郎 著
脳が跳躍する瞬間。その羽ばたきの余韻の中で、私たちは生きていく。脳との対話を続ける著者が、日々の営みから、想い出の風景から、衝撃の出会いから得た「あ、そうか」の数々を綴る…
2013/7/15 刊行
大村大次郎 著
飲み代も、レジャー費もかる~くOK! 家も車も会社に買ってもらおう!? 経理部も知らない「経費のカラクリ」をわかりやすく解説。元国税調査官が明かす、話題騒然の実践的会計テ…
2013/7/15 刊行
早坂隆 著
今こそ平成の笑いの力を! 腹の底から笑って、不安な気持ちを吹き飛ばそう。累計100万部突破のジョーク・シリーズ。6冊の中から、珠玉のジョークをセレクト。笑いは社会の潤滑油…
2013/7/15 刊行
金子哲雄 著
経済をわかりやすい語り口で語る著者が、「激安」商品を俎上にのせ、安さのからくりをズバリ指摘。コストを徹底的に減らせたワケは。コラムも充実した、賢い消費者になるための必読書…
2013/7/15 刊行