侯爵夫人エデレイド
涼原みなと 著
没落貴族の娘エデレイドは、自活資金を稼ぐために赴いた競馬場で、青鹿毛の駿馬「黒旺号」に魅せられる。政略結婚の相手がその馬主だったことから、彼女は自ら騎手となりレースに挑む…
2011/10/25 刊行
九条菜月 著
元神様・春蘭は近づく雨期に焦りつつも、鄭家に居候中。真名盗人の情報収集の最中、山では妖がらみの事件が頻発していた。情報を握る仲望は捜索隊の一員として都を離れてしまい……。…
2011/10/25 刊行
あやめゆう 著
幽霊街を見つけてはいけない――幼い頃に聞かされた御伽噺さながらに無人となった村を発見した税務官イセリナ。村人たちを消し去ったのは呪いか犯罪か陰謀なのか。御伽噺シリーズ第二…
2011/10/25 刊行
負け弁・深町代言
大門剛明 著
深町が勤める負け組法律事務所に、ひき逃げ事件の容疑者が飛び込んできた。泥酔していたため記憶はないが、自分は運転しておらず無実だと訴える。相手は敏腕で知られる滝川検事。どう…
2011/10/25 刊行
警視庁失踪課・高城賢吾
堂場瞬一 著
厚労省高級官僚である六条舞の父親が失踪した。事件性はないと思われたが、1億円の身代金要求が届き様相は一変する。現金を用意して引き渡しに挑むものの、あえなく失敗に終わる。同…
2011/10/25 刊行
背水篇
富樫倫太郎 著
「九州で竹の花が咲いた」という奇妙な噂を耳にした吉左衛門は、自分の目で稲の様子を確かめるべく、西国へ旅に出る。そこで見たものは――。やがて訪れる享保の大飢饉をめぐる米相場…
2011/10/25 刊行
立志篇
富樫倫太郎 著
念願の米仲買人となった吉左改め吉左衛門は、自分と同じく20代で無敗の天才米相場師・寒河江屋宗右衛門の存在を知り、その大胆な取引に圧倒される。同じ頃、かつての奉公先・山代屋…
2011/10/25 刊行
宇野千代 著
著者自身と画家東郷青児との出会いから破局、その死にいたるまでの波瀾に満ちた恋物語を綴った表題作『或る男の断面』と、プリマドンナ三浦環の若き愛人が語った彼女の生き様を詳細に…
2011/10/25 刊行
今邑彩 著
荻原亮子は恋人の安東匠とともに彼の実家を訪れた。その旧家は二つの棟で卍形を構成する異形の館。住人も老婆を頂点とした二つの家族に分かれ、微妙な関係を保っていた。匠はこの家と…
2011/10/25 刊行
鈴木英治 著
甲州街道で何者かに狙撃された重兵衛。実家の興津家では、重兵衛の葬儀が行われる。遺体の損傷を理由に、中を改められずに埋葬された棺桶。なぜ、重兵衛は狙われたのか。重兵衛の手習…
2011/10/25 刊行